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サープラーイズ♪

あの後席まで運ばれ、お礼と一緒にパンチをお見舞いしたが奇麗によけられてしまった。

羞恥プレイのしかえしなんだからしっかりと受け取ってほしいものだ。


今までは男子を含めて唯一翔君と仲良かったせいかクラスの何人かの女子ににらまれていたけれど、今日一日で学校のいたるところでにらまれるようになった。多分生徒会長と風紀委員長のファンクラブの人たちだと思うんだけれど、男同士なんだからそんな睨まなくていいのに。

あとついでに腐海の女性たちの餌になった気もするけれど、あれは触れない限りは基本無害な生き物たちだ。イケメンズが嫌がらない限りはこっちも止めに行かない。


それはともかく。生徒会長にくぎを刺された以上サボったりなんてしない。そもそもお姫様抱っこで運ばれなくっても逃げたりはしなかったんだけどね。あの時のは勢いというか、ノリみたいなものでそういう伊豆はなかったんだけどね?

と、また話がそれた。授業の準備、準備っと・・・。


「ん?」


鞄からノートを取り出そうとすると鞄がないことに気が付く。そのことにパニックに・・・はならず、またかとため息をついてしまう。

いやな慣れであるが物がなくなるのはもうこれで5度目、鞄が直接なくなるのは初めてだけどノートや教科書がなくなるのは経験済みだ。

教科書に関しては隣の席(教室に来たところを見たところがない誰か)の机の中に放置されたの物を借りればいいし、こんなこともあろうと教室にノートと筆記用具の予備は隠してある。

席を立ちあがると後ろにある掃除用具入れに向かう。その様子が気になったのか、翔君と早川がこっちを見る。


「何してるんだ?」


「ノート取りに行く」


「どんな所に置いてるのよ・・・」


共用の物を私物化しているのは問題かもしれないけど、隠すところないし下手にわかりやすいとそれも処分されそうだからね。

掃除用具入れを開こうとした時、ドアの取っ手部分のあたりに糸のようなものが挟まっていた。

色は黄色というか金色というか紐のように束になっているわけではなく、かといって箒の先端にしてはかなり柔らかい。


「・・・」


これどう見ても誰か入ってるな。

うちの学校は基本髪の色は自由だ。しかし、うちのクラスにこんな色の髪をした生徒はいないはず・・・。


「どうしたのよ?」


開けるかどうかためらっていると気になったのか早川と翔君が後ろからのぞき込む。

ええい! 南無三! ・・・いや、ゆっくり開けるけどね?


恐る恐ると扉を開けると掃除用具入れの中に徐々に光が差し込んでいき中に潜む何かの正体がわかる。

金の長い髪に不自然なほどきれいに整った顔の造形、クマやで着物などは不自然なほどきれいになく、生気がまったく感じられないどこを向いているかわからない瞳。その服装は真っ黒な喪服のようにも見える人間とは思えない少女で・・・


そこまで確認して扉を閉めた。

メアリー何でここにいるの? 警備が薄いとはいえ金髪にゴスロリ少女が学校で歩いていたらさすがに止められるはずだ。きっと気のせいだろ。

もう一度開けるのが怖くてノートをあきらめて踵を返す。


「「待って今何かいた(だろ)」」


が、後ろにいた二人がそうはさせてくれなかった。

そして偶然見てしまったのか2,3人ほど固まっている。


「どうしたの何かあった?」


「さすがにスルーするには無理があるぞ!今だれか中にいただろ!」


「そんなことない気のせい気のせい」


「気のせいなことあるわけないでしょ!」


早川はどこから出したのか手に銀色の十字架を握ると俺を押しのけて掃除用具入れを勢い良く開く。

しかし、そこにあったのは使い込まれた掃除用具だけでメアリーの姿はなかった。

そして反動で倒れてきた箒の連撃が見事早川にヒットし、すっころんでぱんつを披露する羽目になった。


・・・その年で猫さんパンツはどうかと思いながら理不尽にグーパンをもらうのだった。


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