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シオデモマイトク?

やばい、まさか昨日のヒトコロスイッチの大事件がここで響いてくるとは。

学校内なら全く接点がなくても会いに行けるけれど、入院中の患者に面会に行こうと思うとそれなりの理由が必要になる。

俺が以前入院していた場所は不審者などが病室に行かないように家族でも身分証明書が必要になっていた。そもそも引っ越したばかりで知り合いもほとんどいなかったのでやってきたのはフットワークが軽い兄と先生と生徒会長くらいで・・・ん?


いや、先生に関してはあの時受け止めてくれた張本人だし、うちの担任だから分かる。

生徒会長はどうやって入ってきたの?


「ねぇ、生徒会長。入院してた時お見舞い来てくれたよね」


「仁也おまえ・・・」


うわ、風紀委員長がすごく冷ややかな目で見てる。いつもの丁寧な言葉づかいもなくなってるし。

多分面会とか行かないように言われて・・・いや、そもそも入学してすぐだったから知り合いでも何でもないはずなのにお見舞いに来るなんてとんでもないな。


「なに、入学前に困らないように簡単なオリエンテーションとでも思ってね」


ああ、確かに学校のことパンフレットと一緒に説明してくれてたね。

先生のほうは勉強に遅れが出ないようつきっきりで勉強みてくれてたし、二人のおかげで勉強面とか学校のあれこれについて遅れることがなくって良かった。


「ちなみに君の彼氏って言ったら入れてもらえた」


「嘘でしょ!?」


不審者対策してると思ったら完全にざるじゃん!


「うん、嘘」


あ、よかったさすがに犯罪率が異常な町なのに普通の警備もざるだったらどうしようかと思った。

いや、もしかすると警察組織がこの町で適当だから犯罪が多い? うーん・・・。


「院長が僕のおじさんでね、生徒会の仕事だと言ったら部屋を教えてくれたよ」


うわ、すごいコネ使いまくってる。 知り合いだから信用されて通ったのに実は完全に私用で個人に会いに来てるってやっぱりざるだったか。


「でだ、四方山さん。田島沙也加たじまさやかさんは入院しているわけなんだが・・・」


あーはいはい俺もつれてけってわけね? 


「別にいいんですけど、生徒会の仕事とかは・・・」


「午前中に全部終わらしてるよ」


さすが生徒会長しっかりしていらっしゃる。


この人何気なく好奇心旺盛だな。

昨日の怪異のこととか考えると危ないかとは考えた。けど、顔パスで病室まで行けるならぜひとも手を借りたい。それに病院に行くだけなら特に危険はないだろう。ないのかなぁ?


「風紀委員長も一緒に行きます?」


「いや、二人だけ「ああ、ぜひとも行かしてもらいましょう」」


生徒会長が拒絶しようとしてくるのにかぶせるように言ってくる。


「圭吾、デートを邪魔しようなんて無粋じゃないかい?」


男同士でデート? さすがにジョークでしょう。風紀委員長もまじめに受け止めなくっても。


「君のこと信用できると思いますか?」


「圭吾は僕のことなんだと思っているんだい」


「ストーカー」


「冗談きついね。僕がいつそんなことしたって?」


「盗撮、盗聴、押しかけ」


「スリーアウトじゃん」


「?」


あ、これ本人まったく自覚してないやつ。

周りの環境と運と本人の努力の才能が全部悪い方向に行ってる。実害出てないけれど通報しておいたほうが本人のためかもしれない。



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