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オカワリ

ホラーは終わった

しかしこれどうするか・・・

放置されている自分の足を持ち上げて揺らすと、ぼたぼたと血が垂れる。

持って帰って捨てるにしてもどう処理したらいいんだ? 家庭ごみで捨てようにもそのまま捨てたら殺人とかに間違われそうだし、かといって自分の家で解体するのもそれはそれでいやだ。風呂場とかシンクとか血だらけになったもの掃除したくないし、しばらく匂いも落ちなさそうだ。

ここに放置しておいても適当なところで捨てても後日誰かに見つかって騒ぎになるだろうし・・・そうだ。


「ねぇ、早川。この足なんだけど・・・」


「無理よ」


いや、まだ何も言ってないのだけど?


「どうせそれの処分でしょ。そんなの普通の女子高生ができるわけないじゃない」


常識でしょ? とでも言いたげな不機嫌な顔を見せる。


「どこの世界に拳銃ぶっ放して細剣振り回す女子高生がいるか」


ここ日本だよ? 外国でも両方を持ち歩くような奴はそういないと思う。

ほら、宮崎も同意するようにうなずいてるし。


「エアーガンとペーパーナイフよ」


「「嘘つけ!」」


「どこの世界にコンクリートに穴開けるエアーガンがあるんだよ!」


「改造したら行けるわよ」


「さっきあのババアにばっちり効いてたよね!?」


「塩でできた弾だったからきっと効いたのよ」


こいつ、ここまで来てまだしらばっくれるつもりか!

異能力者じゃないにせよ絶対エクソシストとかバンパイアハンターとかそういう感じの武器だったよねあれ!? さすがに隠すのへたくそすぎるだろ!


足曾木婆に足持ってかれるのも困るけど、実物が残るのも処理に困る。

・・・もういっそのことそこのごみ箱の中に捨ててしまうか。多分ゴミ袋に入れて混ぜておけば誰もわからないだろう。さて、いい感じのごみ袋はあるかなっと・・・。


ゴミ箱を開けると中から腐敗した二人の女性らしき――バタン!


「「「・・・」」」


思わずゴミ箱のふたを閉めてしまった。


SANチェック0/1D3

SAN(59)→(58) -1成功


oh・・・またSAN値減ったよ。1日で10以上減ったら発狂でもするのかこれ。


周りから聞こえていたコンビニの音や通りかけていたはずの車の音が突然消える。

いや、まって。確か足曾木婆の噂を信じるとすると鍵を壊して開けることが条件のはずだ。もしかして早川が一緒にのぞき込んでるのがまずかった? それとも足を捨てようとしていたのがまずかった?


「アシハイランカネ」


道路のほうから声が聞こえ、振り返ると案の定そこには足曾木婆が例の車椅子を押してそこに立っていた。


「どうすんのよこれ・・・」


「やらかしたわね・・・」


これ俺のせい!?



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