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ミテルヨ

今回長いです。

まぁ総集編みたいなもので、キャラ紹介は章が終わったらでも書きます。

マスク情報が多すぎて章初めにかけないんですよね・・・

どうも、四方山優太(よもやまゆうた)です。

なんで今更自己紹介をと思うかもしれないけれど同じ部活にいる同級生にも名前覚えてもらえてなかったからなんとなく?


さてさて今までのあらすじとして語らしていただきますとゴールデンウィーク直前のある日のこと。

突然風紀委員長に連れられオカルト研究会にやって来た宮崎優子(みやざきゆうこ)


数日前、彼女に『メリーさん』を名乗る謎の相手から連日電話が掛かって来るようになり、手元に人形の頭部の部品が届く。


その部品はどれだけ捨てようとしても当たり前のように手元に戻ってき、そして傷付けた相手にその痛みを返す呪いの品。

そんな代物を5日で集めてほしいという。


全くのノーヒントのハードモードになるはずだったが、俺が最初の1つの部品を見つけ出したことと怪異『コックリサン』の協力により部品のありかの判明。


そしてそれを皮切りに次々に部品によるパニックと怪異や幽霊による妨害が起こり続け・・・いやこれ案外怪異と幽霊も被害者側だな。

一旦そこは置いておこう。


最終日前日あまりにも順調にすべての部品の場所がわかり、この学校にそろったわけだ。


「さて、次は登場人物に焦点を当てていこうか」


「登場人物とはまた小説みたいに言うじゃないか」


「天才小説作家だからね」


それ関係ある? まあいいか。


と言っても登場人物の大半は省いていいと思うんだ。


「というと?」


リアルの生活でここ一週間でであってきた何人がこの事件に関係あるかなんて誰もわからないってこと。


「まぁそこは4人で話し合えばいいかな?」


「そうだね、なんせ文武両道のナンバーワンとツーの生徒会長と風紀委員長がいるわけだしね」


うん、それに加えてナンバースリーの部長もいるわけだから最強だね。

ならなおさらなんで俺が語り部をしているのかが不明なんだけれど。


「読者は主人公に最強無敵の万能超人より平坦なものを求めるものだよ」


それはどうかな? 最近のなろう小説は『天才のやらかし』を見たくて主人公を強くする傾向が強いし、少年誌は落ちこぼれや一芸特化からの成長物語を描いていくのが定番だと思うよ?


「いやいや、それはファンタジーやスポーツの話。人を最もひきつけるのは共感性の強い主人公、劣等感と『自分も同じ立場ならそうなる』という不安感、同じ失敗の経験など負のベクトルによる共感性が大事なのさ」


それだったら俺主人公失格じゃない?

まぁいいか。


まずは今回の中心人物から。


1.宮崎裕子(みやざきゆうこ)

『メリーさん』に呪われ部品を探すことになった女子生徒。

何もかも流されるように生きてきて友達付き合いもそれなり。危機管理能力はかなり低い。


「いや、オカケンみたいに順応能力高くないと無理だから」


「そうですね。「私メリーさん」なんて電話が来ても普通いたずら電話としか思わないからね」


そうかな? そうかも。

そのせいでスタートが二日も遅れて二手に分かれて毎日捜索したわけだからね

でも圭吾先輩のことが好きでお近づきになるだしとして相談してくれたのが九死に一生だったと思う。


「いやいや、そもそもこれが危ないものだって保証はまだないんじゃないか?」


「それが合っちゃうんだよね・・・」


を? 生徒会長に貸してたあれちゃんと鑑定結果出た?


「その話はおいおいするよ。続けて」


2.怪異『メリーさん』

都市伝説メリーさんから生まれたと思われる怪異? 


「何故疑問形?」


いやぁそこらへん線引きが面倒で、怪異と都市伝説と幽霊と妖怪と呪具と異形とこの町あまりにも謎なものが多すぎて何が何だか・・・。


「まぁ、今回は怪異と定義しようじゃないか」


OK怪異ね。 以降もここらを一辺全部まとめて怪異ってことにするよ


メリーさんの都市伝説については【ep.6 コンナハナシヲキイタコトアルダロウカ】を読んでね。


「いや、何の話?」


「まぁ彼の特殊技能みたいなものさ。この議事録を見てもらえばいい(ぺらっ)」


「うわぁ・・・あの時言った一字一句間違わずに記録されてる・・・」


とりあえず宮崎さんが人形に何かしたせいで呪われ相談する羽目になった。

この子の部品が厄介で捨てても最後の持ち主の元に戻ってくる。傷つけた相手にその破損部位と同じ場所に怪我をさせるという厄介物。


「いやぁ、あれが本物の呪物だって確信させるために十分な証拠になったね」


先輩が興味本位で胸部分にざっくり行ったときはびっくりしたよ。


「何やってるんだ・・・」


ついでだからこの部品の被害者もまとめるね。


2.1.田島沙也加(たじまさやか)

髪の部品を持ち、部品により二次被害で大怪我。父親が職を失った上に社会復帰不可能状態。三次被害で家延焼


2.2.菜緒子(なおこ)

部品により水攻めにあった


2.3.香織(かおり)

同上


2.4.生徒会副会長

荷物検査時にうっかり傷をつけてしまい入院


「こう見ると田島さんはいたたまれないね・・・」


もうオーバーキルなんてものじゃないよね


「元凶がよく言うねぇ」


「なんて?」


いやいやこっちの話。


3.キーパーソンの二人

3.1.オカルト研究部部長 宮北優子(みやきたゆうこ)

オカルト知識が豊富で謎の便利アイテムを提供してくれる先輩。

その反面かなりまじめであらかじめ禁止区域の立ち入り許可やお供え物などの下準備を行ってくれる。


3.2.生徒会長 中川 仁也(なかがわじんや)

生徒についての情報やその家族構成まで調べつくしてくれた現実側の情報屋。

各地にコネがあり、人形についての情報も調べてくれた。


「ところで勇太君。そろそろ僕の事名前で呼んでくれてもいいんじゃないかな?」


心から愛してくれたらいいですよ?


「ああ、誰よりも愛してるよ(顎クイ)」


圭吾先輩のほうが愛してくれてるから結構です。

まぁ、秘密が多いのでそこらへんは知ってもらってから考え直してください。


4.オカルト研究会(協力者)

4.1顧問 松町英明(まつまちひであき)

怪異にビビらない、素手で撃退するなどとんでもないフィジカルモンスター


4.2副会長 早川京(はやかわみやこ)

ドジっ子部員。悪魔についての知識豊富で話をややこしくした一人


4.3書記 四方山勇太

自分説明不要


「はいストーップ」


何ですか先輩? 俺の情報なんて今更でしょ?


「そこもだけれど、なに『自分はモブです』的な雰囲気だしてるのかね? 四方山後輩こそキーパーソンの一人だろう?」


えー? イケメンモテの呪を受けた異能力男子高生なのでモブ同然では?


「君がモブって言うのは無理があるかな?」


「そうだね。君の友好関係とか特にそうだし」


そうかな? この事件に関しては除外したほうがいいかもしれないけど・・・。


「四方山後輩の説明通りならそうなるが、俯瞰的な視点で見るとそうもいかない」


「そうだね。俯瞰的とまでいかなくても僕ら三人から見た君はこうだ(スッ)」


『複数の怪異に愛されるいじめられっ子』


・・・まぁ先輩たちの意見が一致してるならいいですが一旦人物まとめますね?


5.そのほかの人物

5.1九条兄弟

弟のほうが人形の部品を持っていた人物の一人。別の呪を受けていたため今回の件から除外


5.2リア

病院の看護師。田島さんを異界から救出するために動いていただけでこっちの事情を知らなかったので除外


5.3喫茶店のマスター(名前不明)

喫茶店『月華』のマスター。怪異などに詳しそうに見えたが、あの人の『怪異』とこっちの『怪異』では別物だと判明。


まぁひとまず人物に関してはこんなものかな?


「違うよね?」


違う?


「四方山後輩が隠している協力者の事さ」


・・・ああ、まぁ隠していたと言えばそうなんだけれど、あれも結構イレギュラーなんじゃないかなっておもいまして。


「いいからその情報も『もしかしたら』の材料になるからそれも話すように」


わかりました。でも長いのでいったんここで休憩入れます。




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