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放浪

作者: タマネギ

もう、ずいぶん前のことになるけれど、

読んでいますと言われて、

理屈抜きに嬉しかったことがあった。


言ってくれたその人も、色々と書く人で、

素直な自然体の文章が、

いまも心地良くぼくの胸に残っている。


ぼくは、そんなに上手に書けないと、

ずっと感じていたものだから、

その人に読んでいますと言われて、

ほんとに嬉しかった。


書いているとき、辛いことがあって、

嬉しい思い出を思い出したくなると、

そのことを思うようになっている。


気持ちが折れても、頭がふやけても、

期待されて、誉められて、嬉しいと

思えるんなら、大丈夫だと思う。


だけど、生きていたら、

色々と気難しいことが多い。

苦しいからと、自分が言いたいことを

言っているうちは、伝わらない。


いつまでも、どこまでも、

嬉しいことが、ぼくには何よりも貴重だ。

その貴重なことでさえ、

相手が聞きたいことにしたとき、

やっと伝えられる。

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― 新着の感想 ―
[一言] 私は書くことで、自分の気持ちが解放出来ます。 自分が自分らしくいられる場所は人によって違うと思います。 音楽だったり、絵を描くことだったり。 無理に書かなくてもいいと思います。 だっ…
2019/09/06 21:31 退会済み
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