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Astleyer fantasy ーMMOの世界が現実になった時ー  作者: 秋本速斗
2 魔都バルディウム
31/68

2章 登場人物紹介

2章に出てくる主な登場人物です。

先に見てしまうとネタバレになります。

1章と被っているところや、ちょっとした変化などあります。

*スティグママスターの名前を入れ忘れていたので、追加しました。2017.08.05

一宮蒼士(いちみやそうし) 19歳

通称 ソウ

現代から自分のプレイしていたゲーム『Astleyer fantasy』に異世界転移する。

渡り人(わたりびと)』かと思いきやまさかの『還り人(かえりびと)』。

神道師系列癒術師(キュア)


くせ毛でねこっ毛。朝起きると大抵ボンバーしている。

母に似ている女顔が好きではないので、転移前は前髪で顔を隠していた。少しでも顔を隠したい悪あがきのため、目は悪くはないがメガネ着用。

少し太めの眉、ぱっちりとしたたれ目気味の二重。

覚醒前→黒髪に黒目 覚醒後→真紅の髪に天上の蒼といわれる澄んだ明るい青い瞳


甘いものが大好き。ギルドランクは3級。



レイ=スタン 18歳

通称 レイ

魔族の青年。2m近い身長と、がっちりした体つき。ソウ曰く『いかにも前衛やってます、という身体つき』。

ゲーム『Astleyer fantasy』でのプレイヤー立ち位置。未来から、崩壊するアストレイヤを救うために過去へとタイムリープ。記憶喪失だったが、覚醒とともに過去を思い出す。

剣士系列剣闘士(ソーディアン)、主に槍を使う。


さらさらの銀髪。生え際は淡い菫色で、グラデーションになっている。戦闘時邪魔にならないように大抵後ろでひっつめている。赤みがかった濃い紫苑の瞳。

すっと通った眉、切れ長の瞳。なぜかいつもしかめ面で眉根が寄っているので、ガンつけているように見えてめちゃくちゃ怖い。

普通にしていればかなりのイケメン。


どちらかというと肉系がっつりごはんが好き。ギルドランクは3級。



シルバー 年齢不詳

灰銀の毛並み、濃いアイスブルーの瞳。1章時よりも体が大きくなり、大型犬ほどの体躯に。

まだ子供だが、成体となると人化するらしい。相変わらずふわふわの手触りのいい毛並みだが、だいぶ柔らかい子供の毛が抜け替わり、しっかりしたさわり心地になった。

当初ウルフの希少種(レア)かと思われていたが、ウルフの王となるべく生まれた個体だったらしい。

賢く人の言葉を理解する。


耳の横を撫でられるのが好きらしい。

ソウと同じ味覚で、甘いものが好き。



ヴェル 年齢不詳

年齢、本名ともに不明。イスハルの穏やかな森の小屋に住んでいる。

占い師らしいが、調薬や料理などでも生計を立てている。ヴェルの作る薬は効能がよく、一般人によく売れているようだ。

アストレイヤについて詳しい。


ローブで隠れているがアッシュブロンドで、翠の瞳をしている。

見た目は60歳ぐらい。美老人。



ユスティエル 年齢不詳

通称 ユス

イスハルの墓場奥に幽閉されている覚醒人。ヴェルの占いの師。

いつもは半分眠っている状態で、めったに目を開けることがないらしい。

過去を意識を媒して体験させることができるほかにも予言めいたこともできる。

見た目汚らしい姿だが、そういう意味でなく圧倒される雰囲気がある。


バサバサの白髪、白っぽいグレーの瞳。



ミーシャ 20歳

本名ではないらしい。

魔族、魔都バルディウム『銀の猫』を経営している一人。

宿は副業で、バルディウム総合ギルドの情報屋をメインに稼いでいる。ランクは2級。

斥候系列影士(シャドウ)、短剣2刀。毒を刃に塗って使い分ける。


深い藍色のショートカット。右前髪部分を細かいたくさんの編み込みで後ろへ撫でつけている。

オレンジっぽい茶色の釣り目。目は切れ長でその静かな身ごなしから『猫』と呼ばれることもある。

スレンダーで長身。ソウより少し低い程度。ハスキーヴォイス。



ドーリィ 18歳

本名ではないらしい。

魔族、魔都バルディウム『銀の猫』を経営している一人。

普段は表に出てこない。主に裏の仕事を担当している。

非常にマイペースで、自分のペースを崩さない。あまり笑わないことと、その美しさで『人形』と呼ばれることがある。


背中までの淡いピンクブロンド。毛先だけくるくるとしている。

ふたえでまつ毛は長く大きな目はいつも眠そうだが、ラピスラズリのように深く鮮やかな青い瞳。

背は低めで鈴を鳴らすようなきれいな声をしている。スタイル抜群。



ロクスバ 23歳

総合ギルドの受付担当。

それなりにまじめな仕事ぶりで有能なので、総括の秘書のようなこともやっている。

おっとりした性格で荒事は苦手。魔都ネームドの案件から、ソウたちパーティの専属担当となる。


こげ茶のパッツンおかっぱ、瞳は深緑色でたれ目気味。優しそうな風貌。

一言でいうと『ひょろ長い』。



ヴィダル 46歳

総合ギルドの総括。

豪快なおっさんといった感じで、えらいのにえらそうに見えない。

適当な軽装で仕事しているが、実は昔はランク1級の猛者。書類仕事は苦手らしい。

若手の育成に力を入れていて、よく現場に現れる。


つるつる頭のお鬚顔。眉毛は濃くりりしい。こげ茶の瞳は眼光鋭く、戦闘時にはその威圧感で敵は一瞬ひるむほど。

筋肉で分厚い体は、そんなに長身ではないが立ち上がるとまるで岩のように見える。



ライフニル 26歳

調薬ギルドマスター。

日々人の全く来ない調薬ギルドで、奥の部屋を自分の研究用として使用しておりめったに表には出てこない。暇なギルドなので、メンバーはおらずライフニル一人きりやりたい放題。

興奮したり想定外のことが起こるとすごいテンションになる。

調薬に関しては超一流で、魔族では類を見ない天才らしい。


淡い金髪はぼさぼさで、常に爆発している。そのぼさぼさの髪に隠されたひとみはアイスブルーで、鋭い目つきらしい。

ほっそりした体形で、常に白衣を着ている。



フェイリン 28歳

スティグママスター。

スティグマを施術する職人を統括していて、どんな魔族にも施術できる腕を持つ。魔結晶のエネルギーを感じる力が強い。

妖艶な大人の魅力を持つ美しい女性。スリットの入った体の線が出るロングドレスを好んで着る。


ゆるくウェーブかかった長い髪は、漆黒の濡れたような輝きで、シャープな顔立ちを引き立てている。

目じりにいくにつれ長いまつげで、赤みの強い茶色の瞳。




クシバル 35歳

魔都騎士団フェンリルの牙の団長。

白銀の鎧をまとっている。ヴィダルのような筋肉質でがっちりした体形。騎士団をまとめているだけあり信頼されているようだ。ヴィダルとは昔パーティメンバーだったらしい。



お読みいただきありがとうございます。

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