二十四章 人殺しの末路
口から血が溢れていた。
王道の放った剣は、彼の命を奪うべく放たれたものだ。急所を貫き臓器に対して、致命的なダメージを与える代物であり、体の回復もかなりの時間がかかる。
体内の蘇生まで終わっていないのか、腹部の激痛に彼は顔を険しくゆがめていた。時折咳き込み、血と一緒に空気を吐き出している。
本当ならあそこで、王道に対してフォローを入れるべき、そういまさらながらに重いながら、彼は一つだけ自覚しなくてはいけない事があった。
その事を考えると、どうしても冷静でいられるわけが無い。妹は、間違いなく。
「あの頃より強くなってるのか」
それはわかっていただろうに、再確認して体が震えた。
吐いた血で染まった赤い手を気にもせず、身を縮ませるようにぎゅっと髪を掴みながら、王道の見えなくなった庭で、大理石の柱を背に彼は身を丸めていた。
剣の強さじゃない、生物的な破壊力を意味する部分でもない。人の尊厳を破滅させるその部分が、更なる成長を遂げていた。
かつてであるのなら、言葉を使ってだった筈、だが今はそれすらない。
ただ人を動かした、王道の分りやすいぐらいに実直な性根を見て理解していたそれはは全く違う行為。どうあっても彼女がするはずのない事をしてしまった事実に、妹の影響力の恐ろしさを感じずに入られなかった。
あそこまで来ると、もはや彼女自身が呪われているような錯覚にさえ覚える。
「化け物、あいつが本当の化け物だろう」
一般的な常識をわきまえた人間が、勝手に自分にとって都合の悪い事をやってくれれば、それは人間が腐るだけだ。
彼女の為にと、進んで人が破滅していく。彼だってわかっていることだ、彼女には自覚がない事を、なにより妹という存在が、まともな感性を持っている事だって知っている。そういう当たり前の穢れの無さこそが、彼女が変わらない証明だ。
どれだけ周りを汚しても変わらない普遍性に、歯噛みをしながらも思うのは、嫉妬だ。なんでだと、人を信念すら屈辱にすえる様な侮辱の極みを行なわせておいて、自分が何一つ変わらないなどと言う。
不公平な事が許されていいのかと、ましてその力は、以前のものではない。さらに強大な力を持っている。
「命を削って俺は、ようやくここで。あいつは、勝手に動いて、笑顔のままあそこだ。卑怯すぎるだろう」
恐くて仕方が無い、あいつまた以前のように、センセイと言う存在を精神ごと陵辱し尽くすのではないかと思うと、はたして自分が今彼女に呪われていないのか、もしかするともう当たり前のように、心が支配されているんじゃないかと、考えるだけで恐ろしくなる。
自分が自分で無くなる、そんな恐怖に耐えられるほど人間の精神は強くない。それを一度でも経験し、その対象になりやすい、そんなそんな座位が自分であると認識したのなら。
人は容易く追い詰められる、その中で抗いを見せるよりは、全てを捨てて自殺する方が、救いがあるのかもしれない。
人の都合で生きていくのなら、ましてそれが自分の意思でないのなら、人が生きていく価値などのこの世界に存在しない。それこそ人形で事足りる話だ、彼女が生きていく限り人間の数名はそうなる。
「こっちもそんなに長くないっていうのに、あいつはどんどん強くなっていく。冗談じゃないぞ」
彼が行なった転化、それは魔法を使えなくなるだけじゃない。致死にわたる蘇生を行い、体を痛めつけるだけ痛めつけて彼はここにいる。どこまで行っても不完全な魔法、その結末は一つの代償を用意するのだ。
早世と言う、人の再生限度すら上回る復元に近い蘇生行為。致死に至るほどの傷すらも完治したそれは、彼の体のいたる部分に欠陥を生じさせる。
この世界に完全などと言う回復魔法は存在しないのだから。うまく行ったように見えたとしても、蘇生という行為で既に、体は何かの欠陥を抱えている。
彼はその末路とも言うべき状態を晒している。この世界において、剣士を目指すものは多く存在しているが、転化を行っていると言うものが少ないのもそこにある。あの王道さえも、行なっていない技術であるのだから、代償が分りやすいかもしれない。
妹にズタズタにされた臓器、先ほどの王道の一撃、どちらもが致命傷だった。
致死の傷を治す、死を克服したが故に起きる代償だ。これ以外にも彼は練磨の果てに、傷を負ってそのたびに欠陥を抱えているのだろう。
いつもなら治ってもおかしくない腹の痛みですら、消える事も無く残り続ける。蘇生の限界すら近い、と言うよりも腕を切り落としたりと、自分の体を痛めつけすぎた彼の体が、蘇生の限界に来ているのだろう。
無理に無理を重ねた結果だ。試合前までには、どうにかなるだろうが次の闘い。
下手をすれば蘇生すらままならないかもしれないと、自分の憧れに無傷で勝利する以外、次は無いとさえ考えてしまう。
あらゆる意味で体は限界だ、自分がここで眠ってしまえば、そのまま自分は目を覚まさないのじゃないだろうかと考える程度には、追い込まれている。
「止めだ止め、いまさら考えたところでもう、逃げるなんて言葉はない」
首をぶんぶんと振る、悩みつくしたところで何一つ変わりはしない。
変化など起きる筈も無いのだから、後悔を踏みにじるわけには行かない。引き連れて歩むと決めた彼は、自分の寿命も、妹の呪いも、全部背負うしかない代物なのだろう。
「なにより、人殺しの末路には上等な部類だろこれは」
あらゆる人の人生を奪ったのだ。惨殺を望んでいる彼にとっては、随分と救われた結末だ、蘇生すらままならず、いつ体を腐らせるのだろう。無理にと自分の体を治すそれが、きっと脳を焼き尽くすような痛みで苦しめてくれるのだ。
腐った部分から蛆が沸き、壊死した部分を食らい殺してくれるだろう。そんな彼らが生えになって、また自分の体に卵を植え付け、また新たな蛆が自分の体に沸く。
治る事の無い体を無理に体が治そうと、そのままの状態を自分の魔力が尽きるまで行なってくれるのだろう。そして自分はまた苦しめられて惨めに呻き声を上げる。
父母がくれた類稀なる才覚が、自分を死ぬまで苦しめてくれる。
「人殺しだ、無様にわめいて、死にたくないと叫び散らすべきなんだろう」
きっと自分は笑顔のままだと確信が出来ていた。こうやって死ぬと考えた時の彼は、まるで花の顔だ。
元々が整った顔をしている彼だ、見るものが見れば、ただその笑顔だけで魅了されてしまうかもしれない。その内容を知らなければの話だが、いつもなら自分を卑下した歪みきった凶相だが、今回だけは違っていた。
ここまで自分の死を望みながら、行き足掻く彼も破滅しているだろうが、彼はそれだけの事をしてきているのだろう。
それをなにより後悔している。それもまた事実なのだろうが、一言で済ます事が、出来ないくらいには、重ねすぎているのだ彼は、犠牲という名の言葉を、何度も何度も積み上げて、その重さに潰されかけている。
しかしまだそうやって足掻く、おびえて身を丸くして自分を必死に守ろうとする。ああ素晴らしいほど惨めだと、分かっていた事を何度も反芻して立ち上がる。また痛む腹部に少しばかり表情が歪んでしまうが、随分とここに来て自分も強くなったと思えるほど、彼は易く立ち上がった。
まだ内蔵が完治していない所為で口から血を吐きながらと言う。異常な光景ではあったが、自分は一日前より前を向いていると確信が出来た。
そしていつもの日常の様に剣に手をやる。鍛錬を止め事など彼は出来ないだから当然の話だ。件を振るぐらいしか彼には出来ないのだから、それだけは欠かしてはいけない。
かたわの剣が完成するまで、自分が憧れた存在へ、自分が殺した全てへ、無様を許す事など彼が許さないのは、もはや当たり前の話なのだ。
そう思って彼は剣を取る、だが同時に顔をしかめるのだから、先ほどの決意はどこに言ったともうだろう。
「これは、どうする」
自分の剣とは、自身の失態によって砕いた剣だけだった。
王道より貰い受けた剣、名剣と言って差し支えのない剣だろう。あまりそちらの方に詳しくない彼でも、八詩篇と言えば剣士であるなら、誰もが欲しがる代物だ。
そんな名剣だというのに、彼はあまり嬉しいとは思わない。魔法剣とは名の通り、魔法を持って作られた剣であり、特殊な効果を持つ剣が多い。
「無駄に重過ぎる。使えないなこれは」
その効果こそが彼にとっては余分なものなのだ。
折れず曲がらず、そして斬れるなら十二分、無用に効果を付与した剣はそれだけ、自分と言う使い手の剣を鈍らせる重石であるとすら思っていた。
もし彼に剣を渡した王道がそこに居れば、激昂しただろうが、同時に納得もしただろう。彼の剣は全てを斬る事に持っていく、だから荒天であるのなら暴風吹き荒れる剣であり、そんな物は鋭さを失わせる無用な存在となる。
多分今絶望している王道に、これやっぱり必要ないなどと、流石に空気を読めない彼でも言う事は出来ない。なにより神童相手に、そんな無駄なものを使う余裕などは無い、そして使う意味もない。
ここでそんなものをみせれば、神童の逆鱗に触れるだろう。彼の望みも随分と、正気のものではないとはいえ、本質は求道者のそれだ。故に剣と剣での決着を望んでいるのは間違いない。
神童が憧れたのもまた彼の剣であるのは言うまでも無い事だろう。
「しかしこの剣を造った鍛冶、本当に剣を知ってる者じゃないだろう。これがかの有名な八詩篇と思うと、魔法剣がどれだけ無様なものか良く分るな。
こんな事を言うと、技導院から殺されてしまいそうだけが、実際そんな感じしかしない」
確かに力の無いものたちには有用なだろう。
だが彼のようにある程度を超えた使い手には、無用な武器であると断じる事が出来てしまう。
なにより彼の基準は常に妹である。こんな無駄があっては妹には通用しないと、突き詰めて研ぎ澄ましてきた彼だからこそ、あまりにその剣が無駄に見えてしまう。
「やっぱりこいつでいった方がよさそうなんだが」
そう言って見るのは、彼が持っていた剣の破片、その中でも皹などが入っていない部分だが、斬れるというだけで、流石に使うと言う意味では、無茶苦茶なのだが、まだ体に馴染む分、ましだと思ってしまう。
何かに使えればいい程度の、携帯武器だが、彼はそれを人差し指と中指でゆっくり挟むと、手を動かして大理石の石柱を切りつけてみる。存在が斬る事に対する集合体のような男だ、容易く切り飛ばしてしまうが、流石にこれじゃ無いと枯れた笑いしかでない。
「流石に無いな」
本来なら反則の一人に数えられる剣の腕は、衰えなしといいたいが、これからの相手に流石に無茶だと言う事ぐらいは、流石に分っているだろう。
どうしたものかと思考を繰り返して見せるが、剣としては役立たずの魔法剣か、それとも剣のかけらで行くべきか、などというありえない二択に彼は首を傾げてしまう。
「ふむ確かに、いや流石、ありゃ僕には分んなくなって来たや」
「…………魔人殿」
少しばかり驚いたのか、彼は目は丸くなっているが、流石に二度目と言う事もあり、なにより自分が集中しすぎると周りの見えなくなる癖が、悪癖である事を再確認させられて、ため息を吐くしかない。
それで動揺を体内から吐き出すと、赤毛の少女が楽しげに手を振っているところが見えた。こんなに軽い人物だったのかと、流石に驚くしかないが、西方は傭兵部族である魔族の取り仕切る地だ。
元々も辺境部族たちが王に従っているというだけの規則も何もかもが緩い土地柄だ。
その魔族全てを取り仕切る傭兵王こそ西方の魔人ザインザイツなのだが、流石は鎖の無い土地の王だと言うべきだろう。
人に踏み込むのにためらいが無い。
「おうともさ、しかし敗残殿は随分と思い切った事を平然とやるね。噂が有り得ないと思って、治療中にあわてて探してしまったよ。僕はもう驚いて仕方が無いさね。
よくも腕を切ろうとなんて思ったものだよ。軍神にそれで届くのかな、君の刃は神を切り裂けるのかな。あの方を殺す事が出来るのかい、かたわ程度の欠陥品が」
「この国の女性たちは、なんでいきなり現れる事を心情としてのか教えて欲しい。それにかたわ等と、失礼な。かたわであろうと無かろうと、するべき事に変わりは無い、なすべき事に欠け等無い」
「吼えるね、随分と君は自信過剰なんじゃないかい。どこか内蔵やってるんだろう、治ったとしても、随分とえげつない業を受けてるじゃないか。王道か病捻りなんて、その腹の痛み、どうあったとしても消えないよ」
口から吐き出していたちの後を見ていたのだろう。
それを彼がとめることが出来ないのも、呼吸を行なう生物なら仕方が無い。口元を血塗れにして、腹の傷跡部分を見て彼女は王道の放った技を理解する。
「それはね、魔法剣を操る複合技術さ。再生魔法や回復魔法などといった技術を乱して散らしてしまう、性質を使って、相手の蘇生を妨害するって言う技術で、ねじりは固定を意味するからね。魔法と剣の複合一種の呪いだよ」
「なるほど再生の限界に来てるのかと思ったけど、大分話が違うようだが、その辺りは大丈夫だ、その程度の呪いこの髄にまで行き渡る転化の呪いの比べれば、言うまでも無い事だろう」
転化の言葉は中々に珍しい。早死にしたい人間の為だけにあるような技術、そういわれている程度には、剣士の間では有名な代物だ。
手っ取り早く力を手に入れるには最適、そして才能が無いものの最後の手段とさえされているのだから。だが確かにそれならと彼女は思う。
転化とは魔力の運用法を固定化させ、自動でその全てを行なう技術だ。なにより波長の合う魔力と外部からの強制干渉では、多少の阻害しか出来ないだろうと納得するしかない。
「そこまで正気じゃなかったか、いや一本取られたよ。僕にはそこまで出来ない」
拍手をしながら賞賛を送る彼女は、流石は軍神を越そうと言うだけあると、何度もうなずいて見せた。
「別に狂って無いなんて言ったつもりは無いんだが」
「普通の感性していたら、自分の隣にいる人間が狂ってるなんて思わないもんだよ。そこまでの剣鬼っぷり、見たのは正直初めてだ。ちなみに時点は神童だよ。その次が魔剣かな、けどねその二人ですら転化をしなかったんだよ。
二人してしなかった理由は剣を極める時間が、短いと言う理由だったから、ろくでもないといえばそうだけど」
その二人して行なわなかったそれを、この男は十代に入ったか入ってないか程度の年で、行なっているのだ。
そこまでして寿命を縮めて、何をしたかったんだと彼女は思う。
「なるほど結論はそこか、一つしかないに決まってるだろう。終着点はそこなんだ、軍神を殺したいただそれだけだ」
「そのためなら死んでもいいか、本来軍神であるあの方が、そこまで恨まれる理由は無い気もするけど。世界の全てが彼女を気に入るわけでもないもんね。それでもさ敗残、軍神と同じ地方の出身とはいえ、流石に逆恨みが過ぎるんじゃいかな」
彼女もまた軍神に、望外なる忠誠を抱く一人だ。
だからこそ、彼にゆっくりと敵意を向けた。彼女がそんな事をするわけが無いと思っているのだろう。
今の彼女の姿を見る事が出来たのなら、人々はきっとこう思うだろう。あの真っ赤な長い髪は、人の血によって塗り固められたものだと。それほどの鬼気を持って彼を睨みつけていた。
これが戦場の申し子の一人、傭兵王、西方の魔人ザインザイツという少女の姿なのだろう。
「逆恨みなら、その方が良かった気もするけどな。むしろそうであったほうが嬉しい、だがあいつがいたから俺がこうなったと言うぐらいには、あの素晴らしき愛しい妹様は俺の全てを奪ってくれたぞ」
だが彼の言葉は彼女の呼吸すら奪う。
王道と家族ぐらいしか知らない事実だ。と言うよりも知っている存在達の全てが口を塞いでしまう事実。
死んだとされている、軍神の兄。彼女に対していつも優しかったと聞いている。たった一人軍神が、無防備に信頼を傾ける事の出来る存在。
「いや、まて、今兄と言ったのか君は、彼女の、軍神の兄と、どういう事だ。彼女の兄はもう死んでるというのに」
「ああそうだ、あいつに聞いて見るといい。あらゆる物を奪うしかなかった、人殺しが軍神にとってどう言う存在か」
しかしだ、そこにいるのは悪意の象徴。何よりも光に挫折をし続けた存在だ。
赤が何だと言うだろう、それすら塗り固めて見せると彼なら言う。赤い剣気を彼女が纏うと言うのなら、彼は漆黒を纏うだけの話だ。
なによりも悪意を、その純化しすぎた感情を持って彼は告げるだけだ。
「この俺が、剣聖という名の父を殺し、覇王と言う名の母を嬲り者にし、妹を殺すと息巻くかたわの男が、一体どういう存在か。聞いて見るといいだろう、あの化け物に聞けばいい。
きっと可愛らしくはにかんでお兄様と言ってくれるだろう。聞きたくも無い言葉だが、きっとあの化け物はそう答えてくれるだろう」
「そこまで君は終わっているのか。何が起きたか知らないけれど、流石に終わりすぎてるだろう」
それは図らずも王道が思った言葉。そして覆された言葉でもある。
寿命を削って、心を削って、必死になって妹を殺そうと企む男は、彼女が大事にしてきた血縁の一人である兄なのだ。
この王都御前試合の結末を想像すると、魔人と呼ばれた彼女ですら背筋が冷たくなる。
「僕はそれを認めるわけにはいかないよ」
だってそれは、それは、よりにもよって誰もが望まない事だ。
あの純真無垢なる我らの姫君が、肉親殺しという穢れを手にする事になるのだから。だから彼女は知らず知らずの内に、剣を抜いていた。
理由は一つだ、たった一つだけの事だ。
そんな事をすれば、軍神である彼女のが穢れるから。ここでこの男は死ぬべきだと、誰がそう呟いた。
きっと彼が殺した誰かの言葉なのだろう。人殺しなんていう存在は、願いすらも許されず、ただ死ぬだけの価値しか存在しない。
少なくともセンセイと言う男はそう信じている。しかしだ妹の為に死んではやれないのだ。いつか惨たらしく殺される事があったとしても、妹の為にだけは死ねない。
「好きにしてくれ。抗うだけだからさ」
しかしそれでも彼は少しだけ嬉しそうに笑って見せるのだろう。
何一つ果たせず死ぬ事も、きっと彼にとっては喜ぶべき一つの終わりなのだから。
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