悪魔の芸術
スチームパンクシティ、蒸気と歯車の男のロマン溢れる街てある。 「うわ!これどうやって動いてるんだ?」ザックも童心にかえってあっちへ行ったりこっちへいったり。」
「ザックさんも意外に子供なんですね」サキはクスクス笑っている。
「サキには分からないのかこの歯車の動きとか。」
「私はザックさんに助けられるまで里とおりのなかの記憶しかありませんわ。」サキはすこし寂しそうな顔をした。確かに今までの冒険の記憶しかない、物の価値観というのがまだわからないかもしれない。ジークには永久的エネルギー源のブルーサファイアを仕込んだが、今回の獲物は動力源のない永久機関である。
美術館に到着いろいろな工芸品がありどれもが大金になりそうなものばかり、サキも興味を持ったのか工芸品をみだした
「おっ、サキもなにか気に入ったのか?」
「はぃこれなんて里の水車そっくりです。」そっくりってお前、鬼の里っておれ逹の文明をはるかにこえていたんじやないか?それで国が、邪推はよそう。
「ザックさんこれほしい!」鳥の水のみ人形だった。
振り子みたいに動くこれも獲物は機関か?
そろそお目当てのものが展示されてる部屋だな。
「何か看板に書いてあるわよ。」
「何々この作品を見る時は死を覚悟してください、なんだこりゃ。」少しきになったが展示されてる永久機関を見る。歯車が回ってたりクランクが上下したりしてるが動力源が無い。
「確かに不思議だなぁ。」
「見てて飽きませんね。」
一時間二時間時間を忘れ見いった。
「ザック!」ボカ!
「いってーなんだよジーク!」
「マワリヲヨクミルンダ!」
「あん?周り?」言われて見るとゾッとした、その辺に骸がゴロゴロと、
「これはいったい?」
「ミンナ何モカモ忘レテコレヲ見テイタ結果ダヨ。」
悪寒がはしった。サキも俺がジークに殴られたのに気がついていない。
「サキ!」ペチンと軽く叩く。
「あれ?私はいったい何を、きゃあ!」
骸を見て驚くサキ。
「どうしようこれ盗むかどうか」
「アジトで骸になるのは嫌よ。「袋かにかないれるとか」
「盗む意味あるんですか?」
「予告状だけでもだしとくか盗むかはそのとか決めよう。」
そして予告状を見た
博物館館長は大慌てで警察を呼んだ。
「ザックの予告状かきただとぅ!」ケッペリン警部とその部下逹がぞろぞろ集まってきた。
「でなにが狙われたのですか?」
「それがあまりみいらないでくださいよ。」
「?なんですと、」
「これがその狙われた作品永久機関です」
「ほほう、これが。」
「皆見いってしまいましたね。」
「こう見ると悪魔の発明だな。」
「サキあれ盗んでやるから今回は我慢してくれ。」
「ザックありがとう!」
「ちょっと待ってろ」石ころをおもいっきりケッペリンにぶん投げた。
ゴツン!「いってー!」
「ザック?こらー何ぼーっとしとるか!」
ケッペリンの一喝で皆正気にもどったががザックはもういなかった。
アジトへ帰るとサキが嬉しそうに水のみ人形をまじまじと眺めていた。