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夢の町

夢って何なのだろう?

ドリームタウン、一度入るともう出たくなくなる何でも夢がかなう町。その中心にある塔に鎮座するオーロラパール今回のターゲットはこれだ。

「って、入ってからなにふにゃふにゃななってるんだよサキ!」

「だって何でも思い通りになるんだよ何もしなくて良いんじゃない?」

パチン!サキのほっぺたを叩く、我にかえるサキ。

「あれ?私は何を?」

「夢見てふにゃふにゃにまってたんだよ気を付けろ」

という俺もジークに尻をつねらせてる、はっきりいって痛い。

「私も覚えてませんが周囲の人々はみんなふにゃふにゃなってますね。」

気のせいか部外者が入ってるのに誰も気にしないのもおかしいどうなってるんだ?警察もニヤニヤしながら

敬礼する。

「ケッペリンより気持ち悪いな。」

「ぶぇーックション、!」

ダイヤの警備をしているケッペリンがくしゃみをする。

「まただれかがわたしに惚れたな」幸せな人である。


この町はどんなけひろいのだろうか、結構歩いたが塔すら見えない。

「ここさっき通りましたよ。」

「何!ほんとうか?サキ。」鬼族の勘かな?

「ほらあの警官」「あっ!」

相変わらずへらへらしてるがなにか違う

「殺気だ!気をつけろ!」

急にへらへらした警官が発砲してきた!

「逃げるぞサキ!」「はい!」

「ジーク地図!」「リョウカイ」

地図では真っ直ぐ進んでるのだが風景がぐるぐる回っている。

「なんじゃこりゃ」

驚いてる中周囲の人々が変化する

「やめてくれー。」

「殺してやるー!」

包丁を持ち出したりくわやらナイフなど武器を持ち出し襲ってきた。

「どうします、焼き払いますか?」

「試しに一人狙ってくれ!」

「えーい鬼火の術!」

燃えた、が燃えながら追いかけてきた寒気がする。

なんなんだよ夢の町ってこれじゃ悪夢じゃないか?

「逃げの一手かくそ!」

「パール、オーロラパールから邪気が感じられます!」

「えぇ今度のお宝はそんなにヤバイものなのか?!」

「モウスグダ、ザック!」

やっと見つけたオーロラパール確かに美しいが見ていると頭がぼんやりとしてきた「危ない!」ペチン!

サキに叩かれ目が覚めた。

「こんなのお宝じゃねぇ!」銃を構える

「やめろー」

「やめてくれー」

後ろ髪を引かれる思いがしたが思いきって

バンバン  パリーン

「ぎゃぁー」断末魔のあと辺りが静かになる

「きゃあ!」サキが叫ぶ

周囲を囲んでいた人々はみな骸になっていた。

「夢だけでは人間は生きていけないってことだ、今日皆目を覚ましたんだ。」

「夢ってなんなのでしょうね。」

静かになった町をあとに俺達は次のお宝を目指し足を進めた。

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