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未来との勝負

今日はぼーっとしていたが急にぞわっと何かの気配を感じた。

「ザック大丈夫?」

「ああ、ありがとうサキ、時計を見てたら悪寒がね。これ壊れたかな?」

「ちょっと不便ですね、先にある時計街で見てもらいましょう。」

「時計街か、」

なにがあるか考え込む、そうだデジャヴ男爵だ!

「なにか良い事がありました?」サキが不思議がる。

「この街でもお宝が!未来が見える眼鏡!」

「未来が見える眼鏡ですか、それは凄い代物ですね。」

「こいつのおかけで男爵は一財産築いたんだ!」

「予告状でも送ってやろうか。」

男爵の家に忍び込み予告状を投げ込もうとすると「待っていたよザック君。」

な、噂は本当だった、未来が見えるんだ!

「さぁその予告状を渡したまえ、いつ挑戦しに来るか楽しみだ。」

ん?なにがあるか引っかかるなあ、そうか「いつ」って言ってたよなそこまでさきのことは見えないんだ。

むーん、アジト(仮)で悩んでいるどうしたらあの眼鏡を盗れるかどうか。

「あんまり無理して考えても仕方がないですよ、それにとけいは修理したんですか?」

あ、まだだったこれじゃ今何時かもわからない直しにいくか。

古びた時計屋へ入る「おやっさんこれたのめるかな?」「あいよ!」

「お客さんいい時計をお持ちで。」

「骨董品だからね、気をつけていじってくれよ。」

「ほいほい。」

「お代は2000万ね。」ぶっ!

「それどこかから盗ってきたもんだろう子供が持てる代物じやないねぇ」

「蜂蜜様々だ。」「蜂蜜?」「いやこっちの話んじゃ2000万ね。」店を出る、店主は驚いて腰を抜かしていた。

ふむ、時間か

「そうだ、眼鏡の予知より速く動けば!」

サキを入れてこちらは三人男爵が眠っていれば簡単なんだが予告状を出しちゃったからなぁ。


夜が来る、デジャヴ男爵は眠っているか天窓から様子を見る。センサーの類いは無しっと中に入る。

「ようこそ我が家へザック君!」

ですよねー、あとから二人が入ってくる。何故か

男爵が焦ったように見えた。

「行くぞ男爵!」見事に動きが読まれて避けられた。

後ろからサキが近づく焦って避ける男爵、ははーん

読めた。「それ、見えてる物しか予知できないんだろう!」

「ぐぐ!」

みんな行くぞ!男爵はキョロキョロしながらこちらの攻撃を避けている。そのうち三人で囲む形になった。

冷や汗を流す男爵、「いまだ!」俺とジークが飛びかかる!

「ん!足がうごかな、あぁ!」男爵の足元が凍っていた。

「氷結の術です、極りましたね。」サキは得意げに話す。

「よし、いただき!」

「ああ!私の眼鏡!」

「予告通りこいつは頂いていくぜ」

「私の負けか、ふっ持って行くが良い眼鏡を手に入れて初めて負けた。」

「じゃあな男爵!」

俺達はお宝を手に夜の闇へ消えていくのだった。


翌日眼鏡をかけて街へ出向いてみた、歩いている人をみると先にあるバナナのかわでこけるのがみえた。

アイスを買った子供を見たら落として泣いている姿が見えた。

面白い眼鏡だがこれでどうやって財産を築いたんだ?

飽きたのでその辺の川へ投げ捨てた。

「ポイ捨てはいけませんよザック!」

「いけね。」反省。

「私なら一財産築けましたけどね。」

「なに!いったいどうやるんだ!」

「それは秘密です。」

さて皆さんはどうやって一財産築き上げますか?

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