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盗みのはずなのに

金持ちってのは大事なものを金庫にしまうが建物一つが金庫ってのは驚いた、一体なにが入ってるんだろうと、想像してたら中から人が出てきた。

「金庫のなかはどうなってるんだ?」

「ただの臆病者だったりして。」とサキいやいやそれはないでないといえいえからでないだろう。

「絶対お宝はある」俺は確信した。

「ザックさんどこから入るきですか出入口意外なにもありませんよ。」

ダイヤルもめっちゃおおきいし俺達だけじや回せそうにない。

「主に人質になってもらうしかないか。」

「それじゃ強盗になりませんか?」

「ぐぬぬ。」サキに痛いところをつかれたしかし開ける術は主しかしらないので主を待つことにした。

ほどなくして主は帰ってきた。

「待ってたぜ主さんよ!」

「さっさとお宝を渡しなさい!」

「お宝?そんなものあったかな?」

「とぼけるんじゃないでないとこんな厳重な金庫に住まないだろう。」

「ああこれね、少し待ってなさい。」

扉を開けるとびっくりテーブルや椅子その他もろもろの家具が金や宝石でできていた。

「んなあほな、いくらブルジョア街といってもこれは!」

「いやぁこの辺りを掘れば金だの宝石だのがごろごろ出てくるんですよ。」

「ま、まさか!」試しにあを掘ってみると金がでるでる!

「このまちはどうかしてるぜ。」

「他は見に行かなかったのかいもっとすごいものもあるよ。」

「いや金庫でできたこの家が目立ってはい。」なにかしこまってるんだ俺は!

「欲しいものがあれば何でも持って行きなさい。」

「えー!」サキと俺は変な声で叫んでしまった。

「いやそりゃ悪いっすから代金は払わせていただきます。」

「そりゃご丁寧にどうも。」代金を払って少しの家具とサキの欲しがってたものを持ってその家をあとにした

「俺達怪盗だよな!盗むんだよな!」

「そうですがなにか?」

「何でその怪盗が代金払って物を売ってもらってるんだよ!」

「たまには良いんじゃないですか?他に回せばお金になりますよ。」

「そりゃそうだけど。」

「私の万華鏡は売りませんからね!」「わかってるって、一番お金にならそうなのに。」

今日はなにをしてるのか解らない1日だった。

「泥棒が盗み入って買い物してどうすんだよー!」

俺は叫んだが虚しく声が響くだけだった。

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