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ザックの子守唄

サーカスというものを見たいとサキからねだられた。

俺は裏の事情を知ってるからあまり好きではない、

一見華やか裏では人さらいなどをしてメンバーに入れてるとか入れてないとか、空中ブランコにカーゴバイク、綱渡り見てて楽しいがかなりの努力をしてきたんだろうなあ。俺も生きるために泥棒家業を極めるのに相当苦労して今の俺がいる。火の輪くぐりの

芸に、でてきたモンスターが火を怖がって動かない。「火を恐れているのでしょうか?」とサキ

「だろうなあ、しかしあれどこからつれてきたんだ?」

おれも遺跡に仕事にいくときはたまにモンスターにあう、あの殺人熊なんて可愛いもんだ。

「かわいそう。」サキが泣きそうになる

「盗ってきてやろうか?」

「ぜひお願いします!」

よっしゃきょうの獲物は決まった、ただ扱いが難しい俺たちになついてくらるかどうか夜になるサーカスの裏に忍び込む、「ガオー」「わんわん!」げっ他の獣が吠え出した!

「誰だ、侵入者だつかまえろ、!」

さすがに鍛えられた、は他の警備員とは違い身軽だ。

「ジークフラッシュだ!」カッ!辺りをジークのフラッシュが照らす!皆目を押さえ苦しんでいる。仕方無い予告状だけでもだしておくか。

団長はシサーギと言う名前らしい情報屋から手に入れた情報からするとかなり悪どい団長らしい珍しいものがあれば何でも見せ物にするらしい

「あのモンスターも珍しいものなのか?」

「器用なモンスターでね人やることはだいたいやってのけ言葉まで話すらしい。渡りモンスターだが一人迷子になったのを捕まえたんじゃないか?」

「母親親は激怒してるだろうなぁ。」

「サキ、事情がわかった必ず盗んでやるからな。」

「はぃ、私も手伝います!」

まずは母親探しだがすぐに見つかった。


「ガァー、ブォー」町外れに一頭大暴れしているのがいた。「これじゃ話にならないな。」少し大人しくしてもらうかとジークのきつーい一発をお見舞いした。

こちらに気がついたモンスターは俺たちを追いかけてきた。町から離れると「話がある聞いてくれ!」

おもいっきり大声で話しかけた。

「なんだぁ頭殴っておいて話だと!」

ラッキー人語を理解できるモンスターだった。

「お前さんの息子絶対取り返してやるから暴れるのはやめてくれ!」

「大きく出たな話を聞こうではないか!」

サーカス場は俺の予告状で大騒ぎ。

「くっ、あれはだれにも渡さんぞ!」

ズーン、ガシャーン「私の息子をかえせー。」

「げっ親がかえってきた、みんな対処しろー!」

これで仕事がやり易くなったな俺達はサーカスの裏側

から入っていった。

「ほれ皆にげろー」動物や獣人たちをおりから解放していった。こうなったら団員だけじゃ止められない。

だが一人おりで震えてる者がいた。あの母親の息子である。

「ほら母ちゃんが迎えに来てるぞ!」

「お母さん?」

「そうよあなたのお母さんよ。」

モンスターはサキの手をとったちょっと嫉妬した。

「さてトンズラするか。」

「待てい!」

サーギだ!

「そのモンスターをおいていくんだ!」

サキは急に怒りを露にした、昔を思い出したのだろう

「あなたはここで罰せられるのです!」

「ナンだ小娘死にたいか!」

ピストルをこちらに向ける

「雷の術!!」ドドーンカミナリが落ちた。

「さっいくぞ!」母親のところへ一緒にかけていった。

母親を見るとブワッとなきだして「お母さん!」

「ヨーム!」

モンスターでも親子愛ってのがあるんだなぁ。

「今回の獲物は盗めても持って帰れなかったな。」

「ザックさん有難うわたし嬉しいです!」

急に抱きついたとおもったら疲れたのかそのままねむってしまった何だか照れくさくなってきたので子守唄でも唄いながら帰ることにした。

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