アーク1 - チャプター0:プロローグ
瓦礫の向こうには静寂が広がっていた。
砂丘に焼け焦げた死体がむき出しになり、生命も息も形を成さなかった。果てしない地平線の彼方、わずかな領域に、地獄の炎が満ちた致命的な空気が吹き荒れていた。
触覚と味覚は失われ、聴覚と嗅覚は破壊された。生命も失われ、灰の中から魂も魂も蘇ることはなかった。
—ドスンという音が一回聞こえた—
ドスンという音からノック音、ノックからまたドスンという音、そして大きな音が鳴り響いた。そして、音は止んだ。
猛烈な轟音が金属シャフトを宙へと突き上げた。吹き荒れる風の音をかき消しながら、シャフトは一緒に飛んできた他の金属片の中に落ちた。無数の砂粒を跳ね上げながら、シャフトは丘を転がり落ちていった。
金属の残骸の中から、一人の男が出てきた。運に縛られた男、地獄をくぐり抜けた男、そして助けを必要とする人々を救った男。
そして、人間の想像を絶する恐怖に悩まされる男。
彼は兵士だったのか?英雄だったのか?人間だったのか?
炎に包まれた混沌を一瞥しながら、彼は果てしない地平線に目を留めた。見渡す限りの砂、砂。彼は真正面から立ち向かうのだろうか?
もしそうなら、どうやって?
—ただの運の悪さ…
普通の人間なら、同じ穀物ばかりが並んでいるのを見ただけで、孤独感や絶望感を覚えるだろう。そして、こんな状況ではパニックに陥るだろう。では、なぜ彼はパニックに陥らないのだろうか?
なぜなら、困難にもかかわらず、彼には目的があったからです。
――こんな感じで始まるんですね…
彼は歩いた。
もし歩くことしかできないのなら、歩くことしかできない。燃える砂の中を、彼には目標があった。創造を始める道が。
—何があっても、私はみんなを救います。
彼は押すだろう。
地獄でも、煉獄でも、天国でも、彼は地上を歩き続けるだろう。
彼が息をする彼は死なない。足が踏み続ける限り、彼はひざまずかない。彼は兵士なのか?英雄なのか? 一体何者なのか?
—私は勝つ、なぜなら私は…
—その男は二度と姿を現さなかった—




