始動(17話
今回で2日連載は終了となります!
続きも書くつもりですので、ここまで見てくださった方はブックマークや評価などを付けて待ってくださると幸いです!
「私の負けか。」
針が刺さりながらノロクに話す。
致命傷は避けているらしい。
「ああ、これからお前には聞きたいことがある。」
「話すことはない。私だけの作業ではないからな。私達が作業を終えた時、初めて私は報われる。そのためにもな。」
「そうか。まあいい、もう一人あてがあるからな」
そう言い、レイトアに縛らせるようノロクは言った。
「なんだこれは?」
木の近くには一つの眼球が取り付けられていた。
気持ち悪いと思い蹴り潰した時、違和感に気づく。
ノロクはイークトの元へと急ぐ。
イークトの心臓部には穴が綺麗に空いており、もう手遅れだった。その近くにはまた眼球があった。
「くそ、やられたな。・・・やっぱり、話してもらおうかな。」
イークトを引き連れ、レイトア達のいる場所へ戻ることにしたが、ラボータは話すはずもなく、結局拘束した後、家に行き寝ることにした。
あれから夜は明け、フィクスは訓練をしていた。
「かかってこい、フィクス。」
闇で作られた剣を持ち相手をしているノロク。
「ああ、いくぜ!肉体強化!」
炎魔法、肉体強化。フィクスはその力を使い、ノロクに向かって思い切り走り、さらには灼熱の拳を使い、ノロクに攻撃する。
ノロクはそれを剣で受け止めようとする。
しかし、剣は壊れてしまった。
その瞬間にノロクの足がフィクスの腹へと動く。
「えっ」
その言葉と共にフィクスは蹴り飛ばされた。
「あ、すまない。つい勢いで。だが、想像以上だ。」
「まあな。あいつの魔力とは相性が悪かったせいでダメだったけど、俺はちゃんと強いからな。」
「ああ、さらにフィクスの魔素量と、そして、成長性はまだまだあるがな。」
「そうなのか?俺はもう完成してると思うけど。」
そう首を傾げ疑問を持つフィクス。
「まず魔素量だが、一般的な肉体強化よりもはるかに強化度合いを上回っている。炎もだ。それは多くの魔素量があるからこそ一度に込めれる魔素が大きくなるからだ。そこに関しては俺を超えていると思うぞ。」
よくわかっていないが「やったー」と喜ぶフィクス。
「そこでだ、フィクスにとっておきの魔法がもう二つある。それは、基本魔法の二つ、『魔力探知』と『魔力操作』だ。」
二つとも聞いたことがあり、魔力探知に関してはセイビアに教えてもらうのを忘れていたことを思い出す。
「でも、基本魔法ってなんだ?」
「俺は魔力の影響で使えないが、簡単に言うと得意属性が何だろうと使える魔法だ。」
「そうなのか。でも、ノロクが使えないのなら教えれないんじゃないか?」
「ああ、だから今からレイトアを呼ぶ。」
少し席を外し、ノロクはレイトアを呼びに行く。
「レイトア、訓練中悪いがフィクスに基本魔法を教えてくれないか。」
レイトアは剣を振り、魔力を使っては剣を振り、と訓練をしていた。
「もちろんです。友人が来るまでの間して欲しいと頼んだの俺達はなので。」
「ちょうど暇だったしな」と言葉を掛け、二人でフィクスの元へと戻った。
「この魔法陣が魔力探知で、この魔法陣が魔力操作だ。魔力操作は基本的に魔法と一緒に使のが基本だ。でも、残念ながら俺も得意ではなくてな。セイビアとヴェルトがいればよかったが・・・」
レイトアは申し訳なくそう言った。
「魔法は才能が強いところもあるからな。フィクスはとあえず使ってみろ。」
そうノロクに言われたので、レイトアに見せてもらって覚えた基本魔法を使ってみた。
魔力操作は魔法で出した炎を操ろうとするが、まったく思い通りないかず、諦める。
そして、今度は魔力探知を使ってみる。
「魔力探知はあの家ぐらいまでわかる気がするぞ。
魔力操作は、いつもと変わらん気がする。」
そう50メートルほど先の家に指を指した。
「50メートルか、大体の人が20メートルが限界だ。十分すぎるな。できるものは確実に伸ばしていくのがいい。とりあえず、魔力操作は諦めて、魔素の限界までずっと魔力探知をしておいてくれ。」
フィクスは「わかった」と言い、そのまま再びノロクと模擬戦をして力をつけることにした。
レイトアは特訓に戻った。
夕方の頃、フィクスは疲れて倒れていた。
「魔力なしなら惜しいぐらいにはいけるようになったぜ。」
にこりと笑いながら立っているノロクにそう自慢するように言った。
「ああ、フィクスは成長が早いから見ているこっちも楽しいぞ。」
「そうだろ、でも、魔力探知ずっと使ってるけどこれ意味あるのか?特に意味なかった気がするけど」
そう疑問に思っていたことを質問した。
「そうだな。魔力探知はあくまで諜報用だからな。戦闘用は魔力操作と肉体強化を使うつもりだったからな。」
そう軽く説明するノロクだったが、フィクスは納得をしていなかった。
「なんで諜報用?俺が使う時とかあるのか?そういうのは頭がいいやつがするべきじゃないのか?」
「その情報全部伝えれば後はレイトアに任せればいい。何でかは、お前のその力だ。レイトアから聞いたぞ、昨日の戦い、お前一度全身潰されんだってな。それでも生きてるとなると、お前はもはや『不死』だ。」
フィクスは一瞬同様したが何もなかったように話の続きを聞く。
「諜報員は相手の魔力が何かを知るため、目的など色々知られないようにするため早いうちに殺しておきたい存在だ。」
そこでフィクスが気づく。
「そうか!結局俺は殺さないから、諜報員にぴったりなのか!」
「拘束されたら意味がないけどな」と言う言葉をノロクが補正してフィクスに話した。
「あと、魔力操作は灼熱の拳を見るに魔素を無駄にしすぎてる。もっと拳に力を集中させるんだ。もっと強くなれるはずだ。」
なるほど、とフィクスは言った時、一羽の伝書鳩が一通の手紙を咥え、やってくる。
そうして、一度家に戻ろうとした頃、そこにはレイトアとフラウが話し合っており、レイトアの腕が少しづつだが治っていた。
「あっ、久しぶり!元気だった?」
「もちろん、元気だったぜ!」
「こんなに仲よかったっけ」と思うレイトアだったが、気にしないようにした。
「レイトア、今回の報告が届いた。まず、今回襲われた村は5村。そのうち残った村は2村。他は全崩壊。正直、これでも十分な成果と言えるな。」
フラウとフィクスは驚き、生存意義の強さを再認識した。
「レイトア、昨日の戦いは相手も知っている。おそらく、これから追手が次々と殺しにくるぞ。気をつけて行けよ。」
レイトアは「はい、理解しています」と言い、そろそろ動こうとした頃、フィクスがノロクに聞いてみた。
「なあノロク、一緒に戦ってくれないか?レイトアとも良さそうだったし。」
「すまない、こいつらを運んでいくのも兼ねて、一度ギルドマスターに戻ってこいと手紙に書いている。俺の友達に行きたいと思う奴がいたら声をかけておく。」
ノロクは拘束ている2人を運んでいった。
「俺達もそろそろ行くか。フィクス、フラウ、改めてよろしく頼む。」
2人は「もちろん」と言い、生存意義を探すため動き出した。
と、いう訳で、こちらで2日連載終了となります!
続きが見たいという方はぜひブックマークを!
最後の方は事故が多発してしまいました。
申し訳ないです。
現在、今度こそ毎日連載できるかなと信じて書いているのですが、話数が少なければまた2日連載にするかもです。
次の連載で1章の最後まで書こうと思っていますのでお楽しみを!
それでは、またいつか会える日まで!さようなら〜
(体調を崩しながら最終チェックしたので訂正できてない部分あるかもです。良ければ言っていただけるとありがたいです。)




