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リベリオン アゲインスト フェイト  作者: じゃじゃ馬太郎


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ファイ・ヴァイタル(13話

「俺の魔力『五芒星(ファイ・ヴァイタル)』は俺の魔力を含めて5つの魔力を持つことができる。

まあ、もう終わらせるし、いっか。」

片腕を無くし、ただこちらを鋭い目で見つめる

セイビアに対し、サティスは楽しく自身の魔力を説明していた。

「並行して使えるからこそ俺の戦いは何通りにも分かれて、面白くなるんだ。」

そう言いながら、『無の剣(ザ・ソード)』を使い、剣を生み出してから、衝撃(インパクト)を使い、その剣をセイビアに向かって吹き飛ばした。

それはセイビアの魔力によって守られたがサティスは気にせず話を続ける。

「やろうと思えばお前の魔力だって奪うことが出来るわけだ。」

「そうかい、でも、そうなるくらいなら僕は自死を選ぶね。僕の魔力は殺傷力が高すぎるしね。」

 そう言いながら、片腕を失ったセイビアは一生懸命に体を動かし、戦う事を選んだ。

「もう、捕まえる策はない。だから、『殺す』事に集中する。ただ、これだけだ。」

その思いを胸に迷いなく殺す選択を決め、サティスに向かっていった。

「!?さっきより断然速い!」

先ほどまでとは違い、殺すという感情が自分に向かってきていると気づいた。

『やっと』殺す気になったと。

セイビアの白い球から、数えきれないほどの鋭い剣が飛んでくる。

流石にサティスも避けきれず、何個かの剣が自分を傷つける。

「やべぇな。でも、これだけ飛んできてるのにまだ終わらない。なんでだ。」

自分が傷つく中、必死に避けながらも考える。

「まさか!」

答えにたどり着いた時、サティスは首を後ろに向けた。

そこには黒い球があった。

「白い球から出た剣を黒い球で回収を繰り返してやがる。はっ、なるほど。」

そして、身体中から衝撃(インパクト)を放ち、剣を吹き飛ばす。

二つの剣がセイビアの近くに落ちたため、彼は一つだけ拾った。

この戦いが楽しい。そう思うサティス。

「そーだ。これが殺し合いだよ。互いに『こいつを殺す』って感情が戦い会う。何が起きるかわからね〜から最高で、満足できる。でも、()()()()。」

そう言いながら、サティスは衝撃(インパクト)を使い移動し、その中で無の剣(ザ・ソード)を使い、追ってくる2つの球を避けながら、木をどんどん伐採していく。

「お前の脳みそは右腕に詰まっちまったのかよって思うぜセイビア。右腕を失ったくせに、何で守りを無くした。お前を守れるのはもう片腕しかね〜ぞ。」

そうして、セイビアに向かって様々な方向から、木が落ちてくる。

セイビアもそれに気づき、黒い球を自身に向かわせる。

「だから言ったじゃん。もう遅いって。」

上から木が落ちてくる中、サティスは地面に体を近づける。

それほどの低空飛行をしながら、セイビアにすぐさま近づく。

そして、セイビアは上に黒い球を移動させ木からの攻撃を守る。それと同時に持っている剣でサティスを攻撃しようとする。さらに、近くに落ちている剣を蹴り、サティスに当てようとしていた。

 だか、遅かった。

それはなぜか。

なぜなら、剣を振った頃には衝撃(インパクト)にやって一瞬の内に吹き飛ばされていたからだ。

なぜなら、セイビアが蹴ろうとした頃にはもうすでにセイビアの動かす足はなかったからだ。

「腕が2つあったら、多少は俺に攻撃できたかも知れない。しかも、お前の魔力はサービスで最強武器が2つもついてるもんだ。なんで、腕が片方無い状態で2つとも俺に攻撃させた?最初にそうして、あとから守ったり攻めたりで分ける。それで良かったと俺は思うぜ。」


「怯えていたのかも知らないね。自分が傷つくことに。僕、痛いの嫌いだし。」

その状態でも、冷静に自分を分析し、そう言ったセイビア。

「なら、お前はもっとイカれてるよ。今、お前は最大級の痛みを味わっているのに、負けたのに、冷静だ。おかしいぜ。」

「負けた、か、そうだね。僕の負けだよ・・・。

だから、今から、()()()()にするよ。逃げるなら、今逃げろ。」

は?とサティスが呟いた瞬間だった。

セイビアの後ろにあった2つの球が動き出した。

「僕の敗北条件は2つ。魔力を奪われること。そして、満足させること。奴は殺した時、満足するとも言っていた。なら、それを阻止する。」

その考えのもと、球は合体した。

最強の盾であり矛。その二つを持つ球同士が合体するとどうなるのか。それは、()()を起こす。

「やりすぎるとおそらくこの星はなくなる。

だから、最小限に抑える。」

セイビアはそう考えながら球を0.001ミリほど合体させた。

すると、その0.001ミリは暗黒へと成り、そしてその場にある物全てを引き寄せ始めた。


その名も、超小型超重力空間(ブラックホール)


「君と会えて良かったよ。正直、レイトアを良い気持ちで送り出せなかった。でも、今は違う。君と戦って、生存意味(リーベンス)、君たちは快感のために人を殺す。1人のために大勢の人が犠牲になるのは許されないことだ。その人達は楽しい人生を送れず死ぬでしまうなんて駄目に決まってる。」

「そうか、でも俺たちが殺す理由はみんな別だし、まあ俺は今人生を楽しんでるぜ。」

「そうかい、でも、レイトア達がすることは変わらないと思うね。じゃあ、ご冥福をお祈りします。」

セイビアは残された左腕を空へと掲げ、そのまま自身の魔力内へと消えていった。


「おいおい、あいつ、とんでもないもん残しやがって。」

サティスの前には超少量超重力空間(ブラックホール)が今も現在も地面を、木をを飲み込んでいる魔力がある。   

そのうち、彼が踏む地面と共に彼自身も引き込まれる。しかし、彼は怯えてなどいなかった。

「魔力は注ぎ続けない限り5分で消えるはず。

なら、いけるな。」

そう考え、彼は飛び交う地面の土を掴んだ。

「そういや、これ見せてなかったな〜セイビア。」

もうこの世には存在しない彼に向けてそう言った。

「魔力、固定(ピン)。この土をこの場に固定する。」

その瞬間、彼が持っていた土はピタッと動かなくなり、それを掴む彼も完全に動かなくなったわけではないが、引き込まれる事を回避した事になる。

 魔力が完全に消える5分の間、木や石なども飛んで来たが、できるだけ避け、そして5分後、ついにセイビアの魔力は完全に消滅した。

「殺し合いにおいては俺の勝ちだよ。セイビア。

だが、俺は1つの目的を達成できてない。俺が求めていたのは、魔力じゃねえ、お前の『記憶』だよ。お前の魔力は俺には使えねぇ〜し。強いやつは強いやつを知っている、俺の魔力の一つ『記憶(メモリアル)』でお前の記憶を調べるつもりだった。だから、そこに関しては俺の負けだよ。ははっ。」


そして、彼は帰ることにした。

「さ〜て、そろそろ帰るか、うっ」

彼は魔力を使おうとすると、頭痛を感じた。

「ったく、帰って寝るか。」

そうして、頭痛を感じながらもサティスは歩いて帰っていった。

サティスと会わなければ無双してたと思われるセイビア。というか最初から殺す覚悟持って本気で戦ってたら勝てそうですけどね。

まあ、今回の話でわかるように普通に人死ぬのでよろしくお願いします。

そういえば最後のブラックホールですが、我々が住む地球ではバグで出来る事はありません!安心してください。(笑)

ブラックホールになる前に超新星爆発起こすか迷いましたが長くなりそうなのでやめました。

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