みなもにうかぶ
みなもにうかぶ
りょうてをひろげ
あしをひろげ
だいのじになって
みなもにうかぶ
ただただ
みなもにうかぶ
まぶたをとじ
ぜんしんのちからをぬいて
ただひたすらに
みずにうかぶことだけをかんがえる
いや
なにもかんがえずに
ただ、みずにみをまかせる
あたまをからにして
こころをむにして
みなもにうかぶ
みずがほどよくつめたくて
きもちいい
ほおをなでるやわらかなかぜが
ここちよい
みずやかぜやしぜんのおとに
みみとこころをかたむける
しぜんと、いったいになる
するとほら
こころがかるくなる
かれていたしんしんが
うるおっていく
よどんでいたたいないが
じょうかされる
みなもにうかぶ
なにもかんがえずに
みなもにみをまかせる
こころをじょうかしかるくする
ひみつのいめーじ