インタビュー語録 ② 2
「キースの歌は、素晴らしい。ライブで歌わないのはもったいないと感じている。俺はやっぱり、ライブが好きだ」
「作品の出来には満足している。俺が曲作りをしているんだ。当然だろ?」
「俺は実験のつもりはない。ライブでは出来ないとキースは言っているけど、やってやれないことはないと思っている。ただ、俺もこの作品は家で聴いていたい」
「作品作りに飽きることはないな。けれどやっぱり、ライブが恋しい。俺たちが大人しくしている間に、多くのバンドが世に出ている。クソみたいなバンドも多いが、中にはいいバンドもいるな。俺はよくライブに足を運んでいるんだ。若い連中のライブは、刺激的だな」
「歴史を変える力を持った作品が生まれた。それは確かだな。けれどまだ、終わりじゃない。これで満足なんて出来ない」
「ようやく実家に帰った気分だよ。楽しいライブになりそうだ」
「これからはもっと楽しい作品が生まれるだろうな。俺としては、ライブ作品なんてのも考えている」
「こういう事件が待っているとは、予想出来なかった。これからいったいどうすればいい?」
「ライブをしていても、なにも感じない。こんな感覚は、初めてだ」
「俺は一時、本気で辞めてしまおうかと考えた。そうすれば楽になれる」
「不思議なものだな。ライブを重ねていくと、楽しさが蘇る」
「俺はキースと一緒にいるのが楽しい。それだけなんだよ」
「僕はどうでもいいと思っている。ライブをするのもしないのも、自由だ」
「僕は正直、今のバンドには不満を感じている。いい作品を生み出してはいるけど、僕の趣味とはズレている。僕にはミックのようなギターが弾けない」
「最高の作品ではあるけれど、僕はほとんど参加していないんだ。ほとんどのギターはミックが弾いている。中にはキースが弾いている曲もあるくらいだ」
「やっぱり、ライブをするのは嬉しいね」
「この現実は、意味がわからない」
「僕の影が薄くなるのを感じているよ。僕はバンドをここまで大きくするつもりはなかった。キースたちと楽しくしていればそれでよかった。プレッシャーに耐えるのは、大変だ」
「キースとミックは、素晴らしすぎるんだ。俺なんかがいなくても、バンドは成り立つ。ファンのみんなもそう感じているんだろ?」
「俺はキースに惚れている。キースの行動についていくだけだよ」
「俺だって作品には貢献している。俺のベースは、最高だろ?」
「事件が起きることは、誰にだって想像できなかった。俺たちは、大事な仲間を亡くしている。死んでしまったけれど、俺は犯人を許さない」
「それでも時代は流れていく。俺は流れるままにしか生きていけない」
「俺たちは今、バンドとして頂点にいるのかもしれないな」
「なにをしていても、完璧なんだ。こんな感覚は、珍しい。俺は全てのべースを、アドリブで演奏している」
「僕はいつでも冷静にドラムを叩いている。それが僕の人生なんだ」
「作品の善し悪しには興味がないよ。僕はキースの背中でドラムを叩くのが好きなだけだ。つまらない音楽だとしても、喜んで叩き続けるよ」
「僕の代わり? それは確かに難しいだろうね。僕だけじゃないよ。五人のメンバー、誰一人として代わりを見つけることは難しい」
「死んでしまった者は、どうにもならない。残念だけど、これが現実だよ」
「彼の変わりは、難しいだろうね。彼は音楽をよく知っていた」
「キースが決めたことだ。逆らう理由はないね」
「このままずっと続くなんては思わない。けれど僕は、それを望んでいる」