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古代竜討伐(笑)

 古代混沌竜(エンシェントカオスドラゴン)

 全ステータス10000を誇る化け物だ。


 今そんなのが目の前にいる。


「それじゃ、クロリアさん作戦通りにいきますよ」

 

 詠唱は部屋の外でしてきたから後は発動だけだ。

 僕は隣にいるクロリアさんの手を掴んだ。体の中に膨大な魔力が流れ込んでくる。


 僕は魔法を発動させる。


「『アナイアレイト』」


 突き出した手の前に球体が出現し、そのままドラゴンの方へ向かっていく。そしてそのままドラゴンの体を貫いた。


「グゥルァァァオ!!」


 ドラゴンは断末魔の叫びをあげてその場に倒れこんだ。

 地面に倒れたドラゴンの体のが光に包まれそのまま消滅する。


「ん?何か落ちてる」


 落ちていたのは、2本の刀、爪、牙、鱗だった。


 ああ、これはドロップアイテムか。


「勝手に解体してくれるって結構便利だね」


「こういう風になるのはダンションのボス魔物だけですよ」


 他の魔物は自分で解体しないといけないんだね。

 よし、早速ドロップアイテムを鑑定してみよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黒淵

種類:刀

レア度:創造級


切りつけた相手の体力と魔力を吸いとる。

魔法切断。

破壊不可能。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

白光

種類:刀

レア度:創造級


空間切断。

精神切断。

破壊不可能。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

古代混沌竜の爪

レア度:伝説級


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

古代混沌竜の牙

レア度:伝説級


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

古代混沌竜の鱗

レア度:伝説級


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 レア度の基準がよく分かんないけど多分相当レアなんだろうね。


「この武器どうしよっか」


「この刀は両方仁さんが使えばいいと思いますよ」


「クロリアさんは武器要らないの?」


「私は魔法戦闘系なので」


 それなら有り難く貰っておこっと。


「魔力が空っぽになってしまったので次の部屋で休みませんか」


「そうだね、僕も動くのがやっとだよ」


「じゃあ早く行きましょうか」


 入り口のと同じデザインの扉が反対側にあったのでそれを開いて奥へと進む。


 そしてそこにあったのは………

「えっ、何これ封印か何か?」


 結晶の様な物のなかに女の子がいた。


「あっ、ちょっと仁さん下手に触らないほうがいいですって」


 そういうことは触る前に言って欲しかったよ。


 僕の手が触れると結晶に亀裂が走っていった。そしてパリッという音と共に粉々に砕け散った。


「クロリアさんこの子どうする?」

「一先ず目が覚めるまでゆっくり休憩しましょう」

「そうだね」


◇◇◇


「う…んん……」


「あ、目が覚めたみたいだね」


 少女は目を擦りながら体を起こした。


「ここ、何処」


「ここは混沌の迷宮最終階層で、君はここで封印されていたからそれを解除したんだよ」


 少女は一旦首をかしげた後何か思い出したのか「あっ!」と声をだした。


「封印解いてくれて、ありがとう」


「いいよお礼なんて。それより君はなんでこんなところに?」


「私、魔王の娘だから皆から狙われてた。だからお父さんが誰にも見つからないように私をここに封印したの」


 ま、魔王の娘!……ステータスはと

 ん?あれ、種族が人間になってる。でも年齢は1014歳になってる。14の時に封印されたのかな、見た目からして。


「でも、種族が人間になってるよ」


「それは私が偽装の魔法をかけたから。見た目も元から人間と似てるからほとんどバレない」


 結構便利な魔法だなぁ


「クロリアさんそこの魔法陣から出られるみたいだけど。この子はどうするの?」


「ここに残していくは可哀想なので連れていってあげましょう」


「そうだね。魔王の娘といっても敵対するつもりはないみたいだし。君もそれでいい?」


「いいよ。それと君じゃなくシノ」


「わかったよ、シノ」


 3人で魔法円に入る。すると徐々に青白い光に包まれて…


 目を開けるとそこは森の中だった。

古代混沌竜、仁君に瞬殺されてたから弱く見えたけど一応魔王を越える強さ持ってるからね。


後1~2話書いた後でクラスメイトサイドも書く予定です。

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