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初めての武器製作②

毎回短くてすいません

 何時間もの奮闘の末なんとか満足するものに仕上げられた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

常闇乃短剣(トゥルーダーク)

種類:短剣

ランク:幻想級


【切った相手の魔力を分解する】

【光属性魔法を吸収する】

【透明化】

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 エンチャントもなかなかのものがついていてシノの戦闘スタイルにもあったものが作れたと思う。

 


 さてと、次はクロリアさんの杖だけどこれは錬成のスキルを使っていこう。


 えっと使い方だけど、たしか錬成したい物に魔力を流し込んでスキルを発動させるんだったかな?


「まあ、とりあえずやってみよっか」


 …魔力を世界樹の枝に流しこんでスキルを発動っと。


 すると、世界樹の枝がグニャグニャに歪んでその後杖の形になっていった。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

元素乃杖(エレメンタルロッド)

種類:杖

ランク:幻想級


【元素系統魔法の威力を3倍にする】

【回復系統魔法の効果を3倍にする】

【大気中のマナを吸収し魔力に変換する】

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 こちらも申し分ない出来になっていると思う。

 やはりランクは幻想級…更に上の物を作るにはまだ材料と魔力が足りないということかな?

 まあ、それは今後の課題としておこう。


 さて、早速二人に渡しにいこう。


◇◇◇

 二人は部屋で紅茶を飲んでいたのですぐに見つかった。


「二人とも武器が完成したよ」


 出来た武器をそれぞれに手渡した。


「本当ですか。……これは中々のものですね」


「うん、毛に馴染む感じがする」


 どうやら気に入ってくれたようだ。

 喜んでもらえると作った甲斐がある。


「喜んでもらえてうれしいよ。じゃあ僕はまだ作業があるから」


 何だか装備作りが楽しくなってきたな。


◇◇◇


 仁が去った部屋。クロリアは一冊の分厚い本を読んでいた。


「…クロリアなに読んでるの」


 気になったシノが後ろから覗きこみ問い掛ける。


「ああ、これですか。この世界の神話について書かれた本ですよ」


「神話?」


 シノが首をかしげる。


「はい、最高神と初代竜神の戦いについてかかれたものです」


 その本の内容はこうだった――


 遥か昔まだ魔法が存在していなかったとき、竜達は世界中で暴れまわり人々は徐々に数を減らしていった。

 それを見ていた一柱の神が下界へと降り立った、それが竜神だ。

 竜神が現れたことにより暴れていた竜達は鎮まり人々を襲わなくなったのだが…数百年後、魔法という竜への対抗手段を手に入れた人間は武器や防具の素材にするため竜を狩ろうとし始めた。

 それに怒った竜神は怒りで理性を無くし次々と人間の国を襲っていった。

 このままでは人間が滅んでしまうと思った最高神は自ら下界に出向いて竜神を鎮めることにした。

 理性を失った竜神を前にして最高神は思った。


 ――たとえ友であろうとも私が彼を倒さなければいけない


 最高神と竜神は同じ最古の神としてとても仲が良く、友でありライバルでもあった。


 彼らの戦いは三日三晩続き辺りは一面焼け野原となり一切の生物が見えなかった。


 そして遂に決着がつく―――最高神の剣が竜神の首を切り落としたのだ。

 竜神は死の間際いったと言う。


 ――私を解放してくれて有り難う




「―――これがこの話の全てですね」


「…本当にこんなことあったの?」


「さあ、今となっては最高神本人しかわからないんじゃないですか」


 クロリアも神とはいえ世界創造のときから生きているわけではないのだ。これでも神のなかではまだ若い部類に入っている。


「でも、この話が本当だろうと嘘だろうと私達には関係のない話ですよ」


「うん、そうだね」




【武器のレア度について】


最下級(辛うじて使えなくもない)

下級(初級冒険者ならこの程度)

中級(普通くらい)

上級(まあまあいいもの)

最上級(高品質)

秘宝級(ベテラン冒険者が稀に所持している)

伝説級(国宝レベル)

幻想級(英雄とか勇者が使ってる)

創造級(現在確認されているのは仁の物のみ)

神級(神によって存在が明かされている)


世界で現在確認されている又は存在が明かされているものです。


壊れたり品質が悪くなったりすると場合によってはランクがダウンすることもあります。

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