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黒歴詞 2

作者: 葱間涼

全方向に広がる雑居 曖昧な基準で建つ家々

いえいえコイツは計算上の。 建築家がそう語る

様々な思惑が絡まった街 蒙昧な基準で住む人々

ひとひと鳴る足音は。 雑多な街によく響いた


廃墟と化した この街に 人の陰影ありゃしない

呆然溶かした その顔に 笑顔の栄華は消えていた


ここはおもちゃ箱 大人の箱庭 腐りきった 欲の詰め物

あれよそれよと 詰め込んだ庭には 2羽の鶏もいやしない

そこに住まうは 多種多な人人 人人 人人 前人類

長く流れた 正統血統 既に彼らは 新人類



悪方向へ向かう民衆 呆れた教えが広がってった

飽きれた人人一本釣り 教祖様はほくそ笑む

様々な思惑が流れ込んだ街 生きる意味も捨てた民

スタスタと向かう先には。 お似合いな程に黒い死を


廃れ始めた この街には 人の陰影ありゃしない

崩れ始めた マキシドには 人なんてものいやしなかった


そこは空想だけを 詰め込んだ土地 捨て去られた 灰汁のたまり場

あれよそれよと 適当な言葉にさ 踊らされて 飛び降りていく

そこに流るは 異種異郷の教 自身を崇める 神の代行

永く流れる 悪意伝承 既に彼らは 人を病んだ



止めようのない 崩壊の音 ガラガラと 鳴り響いている

止めようとしない 教祖の念 伽藍道の 道を説く

さぁ 今こそ始めよう 新人類覚醒 人は人を捨てるとき

神は死んだ 我らが神を 代行セヨ 代行セヨ


終わろうとしない 崩壊の曲 グルリグルリと 目を回している

終えようとしない 覚醒の儀 グチャリ音を立て 芽を摘んでいる

さぁ これから始まる 新時代創世 雑多な街は終わるんだ

縋りきった偶像などは あの世に持たずに トビオリロ カケオリロ カケノボル ヒマモナク アノヨヘト カケヌケロ


それは幻想紛い 狂った人の言 神を騙った 語り部の狂気

誰も彼もが 疑わないほど この街に誇りは 潰えたのだろうか

いやそんなことは 無いはずだ 今立ち上がれ マキシドの民

我ら蝕む 妄言の癖 高い壁こそ 破るためにある


これは再起の歌 誇る人の剣 人を語ろう 我らのために

有象無象よ さぁ手をたたけ 今が立ち上がるための その時だ

ここに流るは 正統血統 誇り高き 旧人類の血

悪意伝承 今後断ち切れ 我らの血を地に 流す事を絶て

こちらはより黒歴史。

何だかどっかで見たような話。

元は小説だったみたいです。

こちらも何か一言頂けると、私が喜べます。

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