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4姉妹の日常  作者: Dimension Girl
日常編
2/28

美咲が語る「朝の日常」

語り手が毎回違います。

今回は、長女美咲!

 AM5:30。目覚ましが鳴ると同時に、ぱっと目が覚める。カーテンを開けて、日差しを確認。夏なので、もう日はとっくに昇っていますが。

 間違いなく、朝ですね。

 そろそろ着慣れた制服を身にまとい、颯爽と1階に降りる。家族中寝静まっている中、私はキッチンに向かう。

 花の女子高生が、朝っぱらから何をやってるかって?

 朝ごはん、作らなきゃいけないでしょ?それに、雪奈以外はお弁当もいるんですから。

 家は、訳あってお母さんがいない。私は中学生のころからずっと、こうして毎朝早起きして家事をしている。

 私以外誰も出来ないからね、困ったことに。


 AM7:00。お父さんが、洗濯物を干してから、1階に降りてくる。と同時に、末っ子の雪奈も。

 毎度のことながら、陽向と胡桃は自力じゃ起きられない。

 「雪奈~。陽向と胡桃起こしてきて?」

 雪奈は素直に起こしに行く。小学生に起こされる中学生。情けないったらありゃしない、全く。

 お父さんは、にっこり笑って言った。

 「洗濯物、干したぞ。悪いな、いつもやらせて。」

 これが、お父さんの口癖。私をねぎらってくれてるんだろう。

 「大丈夫。さすがに4年もやってちゃ、慣れるって。」

 お父さんは、ありがとう、と残して新聞を取りに行った。

 

 AM7:15。やっと中学生2人組が起きてきて、ようやく朝ごはんスタート。

 「おねぇ、今日部活ないから、早く帰って来る。」

 陽向が米をかき込みながら言った。

 「じゃ、今日の買い物陽向ね。リスト作ってあるから、買っといて。」

 いつもは、暇そうな胡桃に頼むんだけど(あの子は帰宅部だから)今日は久々に陽向に頼もう。

 「そんじゃ、今日あたし行かなくていいの?やった!ひなちゃんナイス!」

 胡桃の嬉しそうな顔。そんなに嫌なの?

 「ほら、遅刻するよ!さっさと食べて!」

 私が一括し、みんな慌てて食事再開。


 北原家の朝は、こんな感じ。にぎやかでしょ?

 まぁ、毎日うるさいくらいだけどね…。

 

次は陽向が語り手です!!

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