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エピソード・2 四班

魔女がとうとう姿を現した。

それと同時に、山内に突如として魔物が出現した。

出現した魔物が、第50普通科連隊 小銃小隊を苦しめる。


「こちら2小隊6班!

敵の攻撃を受けている、大至急応援を要請!」


 すでに隊員3人負傷、1人戦死している…!

敵の数からしてもう一個小隊来ないと、確実に全滅する。

小隊長は89式小銃の単連射で抵抗しつつ、負傷した部下を引っ張りながら後退した。


「お前らも下がれ!

いつまでもここで撃ち続けても無駄だ!

各自なんかの陰に隠れろ!応戦する」


 6班が少し下がったときとしたとき


「了解。

6班の救援要請を受け、ここの戦闘を任された。

君たちは下がれ。」


 増援…?

にしては4人しかいないが


「あんたたち…は?」


 小隊長は聞く


「下がれといった。

直ちに撤退せよ、ここは我々がやる。」


 小隊長は4人のうち、ひとりの隊員に言われ


「・・・了解。これより6班は撤退する」


 小隊長は、負傷した部下と共に下がった。

第50普通科連隊の小銃小隊が居なくなったところで


「数、およそ30。射撃・・・開始!」


パタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ


 四班の隊員達は、魔物に向かって射撃する。


「グレネード!」


 隊員一人が手榴弾を投げた


ズドォォォォォォォォォン・・・


 魔物は消滅、隊員たちは銃を下ろした。


「目標・・・消滅を確認。戦闘態勢解除・・・ん?」


 リーダーは何かを発見した。


「これ・・・は?」


 リーダーが拾ったものは石版だった。

石版にはある 絵 があった。それは、鳩が二羽、内一羽が茶色の球体を持って飛んでいて、もう一羽が真っ黒い球体を持ち飛んでいた。さらにオオワシが人をさらっている絵や、狼に食われている人の絵もある。

 リーダーはこの石版をしまい


「こんな絵に気を取られている場合じゃない、直ちに魔女のところに向かう!」


 四班は一班が向かった17の方へ、急いだ。


 この石版は何を意味してるのだろう?

四班の隊員達は全く知る由もなかった。






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