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魔獣使い  作者: ムク文鳥
番外編
89/89

王誕祭-4

「────さて、次なる対決は、一回戦最後の対決! 出場しますはセフィーロ子爵家の次男であり、我がカノルドス王国騎士隊に所属せし騎士、コレオス・セフィーロ殿!」


 進行役の呼び出しに応え、試合場へと続く通路から見事な栗毛の軍馬に跨ったコレオスが姿を見せる。

 彼は磨き抜かれた白銀の甲冑に身を包み、騎馬にも色彩鮮やかに織られた飾り布がその馬体に巻かれている。

 コレオスは長大な馬上槍(ランス)を抱えたまま、手を上げながら進み出て観客の歓声に応えた。

 今回の馬上試合の出場者は全部で二十六名。

 一対一で試合を行い、勝ち抜け方式で優勝者を決める。つまり、出場者は都合五回勝てば優勝することになる。

 対戦者は基本くじ引きで決まり、一部には二回戦より出場できる幸運な者もいる。

 だが今回の馬上試合、一回戦の最終戦だけは国王の命の元に意図的な対戦が組まれていた。


「対しますは、先の内乱の最大の殊勲者! 幾多の魔獣を手足の如く操る魔獣使い! リョウト・グララン殿!」


 観客の歓声が一層高まる。

 嵐のような歓声の中、コレオスの対面に位置する通路から、甲冑を纏ったリョウトが騎馬と共に現れた。

 コレオス同様、実用性よりも見た目を重視した煌びやかな甲冑は、ジェイクより借り受けたものだ。

 これはジェイクが戦場に赴く時に用いるものではなく、式典などの時に着る儀礼用の甲冑であり、それをジェイクの馴染みの武具職人たちが、リョウトの身体に合わせて調整したのである。

 もちろん、リョウトが駆る黒毛の軍馬の馬体にも、鮮やかな飾り布が巻かれていた。

 対面に現れ、振り落とされることなく馬を操るリョウトを見て、コレオスは少々意外な顔をする。


「……どうやら、付け焼き刃で馬術の特訓でもしてきたようだな。どうせなら、試合場に現れてすぐに落馬でもしてくれれば、より一層の恥をかかせられたのだが……まあいい。馬上試合で片をつければいいのだからな」


 誰に聞かせるでもなく、小さく呟いたコレオスはほくそ笑む。

 貴族だけではなく、庶民も大勢詰めかけている馬上試合の会場。そこで派手にリョウトが負ければ、先の内戦の英雄という幻想も容易く壊れるだろう。そして英雄を破った自分は、更なる英雄となるに違いない。それこそが彼の狙いだった。

 短期間でどんなに特訓を重ねようが、乗馬技術は一朝一夕で身に付く浅いものでは決してない。それに馬上槍の扱いも、騎士として修行を重ねてきた自分に分があるだろう。

 どう考えても自分の勝利は揺るぎない。自身の勝利を疑いもしないコレオスは、愛馬の頭をゆっくりと巡らせて試合開始の所定の位置へと移動した。




 リョウトとコレオス。両者が所定の開始位置についた時、進行役が手に旗を持って宣言する。


「では、これよりセフィーロ卿とグララン卿の試合を開始する! 両者構えて────」


 コレオスは手綱を握り締め、馬上槍を脇に抱えるように構える。

 だが、対するリョウトは馬上槍を構えることもなく、手綱を手にすることもなく、ただ馬上に座しているのみ。

 進行役が困惑した表情でリョウトを見るが、リョウトはただ黙って頷いた。

 それを進めろという意味に取った進行役が、手にした旗を高々と掲げて一気に振り落とす。


「────始めっ!!」


 旗が振り下ろされると同時に、コレオスは馬の腹に一蹴り入れて愛馬を走らせる。

 あっと言う間に最高速に達したコレオスの馬は、真っ直ぐに対戦者であるリョウトを目指す。

 一方、リョウトが駆る黒毛の馬は、ゆっくりと前方へと歩ませるだけ。


(どうやら、歩かせるのがやっとのようだな!)


 内心で勝利を確信したコレオスは、愛馬の速度をそのままに疾駆する。

 瞬く間に縮まっていく二騎の距離。

 そして遂にその距離が馬上槍の間合いにまで到達した。

 必殺の気合いと共に、コレオスが馬上槍を繰り出す。

 だが、その時だった。

 彼の視界がいきなり回転したのは。




── 一体何が起きたのだ?


 コレオスは、自分の身に何が起きたのか全く理解できなかった。

 だが、時間が経つにつれて、徐々に自分が置かれている状況が分かってくる。

 今、自分は地面に転がっているようだ。どうやら馬から放り出されたらしい。


(馬から放り出された……? で、では、試合に負けたのかっ!? い、一体どうして……っ!?)


 慌てて身を起こすコレオス。地面に叩きつけられた激痛が全身を襲うが、それらは一切無視する。

 ようやく上半身を起こした彼の目に、信じられない光景が飛び込んできた。

 どうやらそれはコレオスだけではなく、詰めかけた観客たちも同様らしい。先程まで煩いぐらいだった歓声が、いまはぴたりと止んでいた。

 コレオスの──いや、全ての観客たちの目の前で、コレオスの愛馬が黒い泥のようなものに包み込まれて、懸命にもがいている。

 しかもその黒い泥のようなものは、リョウトが跨る黒毛の馬から伸びていた。いや、リョウトが乗る馬の前半分がどろりと溶けたように崩れて、粘塊となって広がっていたのだ。

 そのあまりに異様な光景に、見ている者は誰一人として口を開くことも忘れて見つめるばかり。

 そんな中、試合の審判であるジェイクの声が高々と響く。


「勝者! リョウト・グララン!」


 だが、勝者の名が告げられても、それに続く歓声はなかなか上がることはなかった。




「ま、待てっ!! 待っていただきたい、キルガス伯爵っ!! こんなのは決して馬上試合ではありませんっ!! グララン子爵は反則負けに致すべきですっ!!」


 何とか立ち上がったコレオスは、必死にジェイクに食い下がる。

 だが、ジェイクはそんなコレオスに涼しい顔できっぱりと告げた。


「反則だぁ? だがよ、コレオス。こいつはおまえも承知した上でのことじゃねぇのか?」

「わ、私が……っ!?」

「おう。俺は……いや、俺だけじゃなくユイシーク陛下もはっきりと聞いたぜ? おまえがグララン子爵に試合で魔獣を使ってもいいと言ったのをな?」

「ま、魔……獣……」


 コレオスは改めてリョウトと彼の馬──いや、魔獣を見る。

 今や魔獣は馬の姿をしてはおらず、黒い粘塊のようなものがリョウトの隣でぶるぶると蠢いていた。


「あれも、グララン子爵が使役する魔獣で(くろ)(ねん)(かい)とか言う。なんでもあの魔獣は「姿写し」という異能を持っているらしくてな」


 してやったりといった笑みを浮かべるジェイクを前に、コレオスはがくりと膝を着いた。

 考えに考えた謀略。だが、結局は自分の企てた謀略に足元を掬われるとは。

 自分の計画が崩れ去ったことを悟り、コレオスは力なく大地に両手を着く。

 この時になって、ようやく観客から割れんばかりの歓声が上がったのだった。




 馬上試合は、その後も大変な盛り上がりを見せて終了した。

 なぜならば、今回の馬上試合は貴族でもなければ騎士でもない者が優勝したからだ。

 その優勝者は最近、王都でも名の知れ出した魔獣狩り(ハンター)であるものの、(れっき)とした庶民の出であり、しかも試合では馬上槍より不利な普通の(スピア)を用いて優勝まで登り詰めたのだ。

 この事実に、観戦していた庶民たちが沸きに沸き、いつも以上の盛り上がりとなったのだった。

 そして、そんな馬上試合の終了した王誕祭最後の日の夜。

 王城では今、馬上試合の上位入賞者が揃って玉座の前に跪き、国王から祝福の言葉を与えられている。

 その光景をリョウトは、愛する妻たちと共にジェイクやケイルたちと一緒に眺めていた。

 結局、リョウトは二回戦以降を棄権した。

 一回戦はコレオスの言を裏手に取った形で勝利したものの、二回戦以降に黒粘塊(ルルード)を使うわけにはいかない。となれば、まともに馬に乗れないリョウトに勝ち目はなく、あっさりと二回戦以降を棄権したのだった。


「……しかし、まさかあいつが馬上試合に出場して、更には優勝までかっさらうとはな……」

「ええ。最初にその話を聞いた時は、自分の耳を疑ってしまったわ」

「いつの間にか、そんなに強くなっていたんだなぁ」


 関心半分呆れ半分といった様子のリョウトとアリシア、そしてルベッタ。

 三人の隣で会話を聞いたジェイクが、ここ最近の彼の様子をリョウトたちに説明する。


「実はあいつ、いつの間にかラバルドのおっさんに見込まれてなぁ。ここ最近はおっさんからずっと槍の指南を受けていて、今ではすっかりおっさんの弟子だよ」

「ラバルド……カノルドス王国軍のラバルド・カークライト将軍と言えば、確かに無双の槍の使い手として有名ですが……なるほど。そのカークライト将軍に師事していたのならば、あいつのこの上達ぶりも納得ですね」


 リョウトたちがそんな会話をしていることを知ることもなく、噂の人物は国王であるユイシークにその名を呼ばれて下げていた頭を上げた。

 なぜか、その人物の左手には包帯がきっちりと巻き付けられていたが。

 よく見れば玉座のユイシークも、今にも吹き出しそうなのを必死に我慢しているのが見て取れる。

 ちなみに、本日も王妃であるミフィシーリアは姿を見せず、その代役として第二側妃のサリナ・アーザミルドが玉座の後ろに控えていた。


「さて、馬上試合の優勝者、リークス・カルナンドよ。馬上試合の優勝者には、賞金の他に何か望みを叶えるのが恒例となっておる。何か望みはあるか? 無論、聞ける望みと聞けない望みがあるぞ? 例えば余が座る玉座を望まれたとしても、その望みは叶えてやれんな」


 ユイシークの冗談に、居合わせた貴族たちから笑いが起こる。

 しかし、そんな笑い声など聞こえていないほど、跪いたリークスはがちがちに緊張していた。

 もちろん、彼が緊張しているのは国王の御前にいるからなどではなく。


「お、畏れながら申し上げます」

「うむ。遠慮なく申してみよ」

「こ、この場に、王妃様であらせられるミフィシーリア様の侍女頭である、め、めめめめ、メリア・ミナセル殿をお呼びしていただきたく……っ!!」


 リークスのこの申し出に、貴族たちが(にわか)にざわめき出す。

 それは彼らのやりとりを聞いていたリョウトやジェイクたちも同じで、彼らはしきりに首を傾げる。

 そんな中、アリシアとルベッタはとあることに思い至っていた。


「まさかあいつ……ここでやる気か……?」

「だとしたら……随分と大胆ね……」


 顔を見合わせ、にんまりと微笑むアリシアとルベッタ。


「どうした? あいつの言動に何か思い当たることがあるのかい?」

「まあな。しかし、それは見ていれば分かることだ」

「そうそう。あら、どうやら来たようよ?」


 アリシアが視線で示した方──大広間の入り口に、一人の女性が姿を見せた。

 もちろん、それはリョウトたちも良く知る、王妃ミフィシーリアの侍女頭の女性だ。

 彼女は先導役の兵士に案内されて玉座の前までやって来ると、そこにいた人物の姿を確認してどきりとした表情で立ち止まる。


「さて、リークス・カルナンドよ。貴公の望み通り、メリア嬢をこの場に呼んだが……これからどうするのだ?」


 どうやらユイシークもリークスが何をしたいのか察したらしく、いつもの悪戯小僧のような笑みを浮かべてリークスとメリアを見下ろしている。


「め、めめめめめメリア殿…………っ!!」

「は、はははは、はい…………っ!!」


 真っ赤な顔のリークスと、それが移ったかのように赤くなるメリア。二人は互いに向き合うと、ずいっと一歩リークスが距離を詰めた。

 そしてその場に跪き、ユイシークに向けてそうしたよりも更に深く頭を下げる。


「め、メリア殿……っ!! 自分はしがない魔獣狩りでしかありませんが……こ、ここここれからの人生を、自分と共に歩んではいただけませんか……っ!?」


 それは間違いなく求婚の言葉。

 最初は何を言われたのか理解できなかったメリアも、リークスの言葉の意味を徐々に理解すると同時に、更に更にその顔の色を赤くしていく。

 リークスは跪いて頭を下げたまま、右手のみを掌を上にして差し出した。

 どれだけそうしていただろうか。

 はっと我に返ったメリアは、差し出された掌に微笑みながらそっと自分の掌を重ねたのだった。




「はぁ……まさかリークスにまで先を越されるとは……こりゃ俺も本気で嫁を探すっかな」


 王城の廊下を歩きながら、ジェイクがぼやくように呟いた。

 彼らが向かっているのは後宮だ。本来なら男のリョウトやジェイクは立ち入れない場所なのだが、ユイシークが許可を与えている。

 これから、大事をとって後宮で休んでいるミフィシーリアと面会するためだ。


「キルガス伯爵でしたら、花嫁候補はいくらでもいるでしょう?」

「できれば、堅苦しくない女がいいんだよなぁ。例えば、アーシィとかサリィとかミフィとか、おまえの女房たちみたいな」


 どっかにいい女が落ちていないか、なんて零すジェイクに、リョウトとアリシア、ルベッタは苦笑を浮かべる。


「おいおい。おまえの女の好みは人妻ばっかりか?」

「そんなンじゃねえ。ただ、良さそうな女はみぃんな誰かのモノになっちまってるってだけだ」

「いい女ほど早く売れてしまうのは当然ではなくて?」


 先頭を歩いていたユイシークとサリナが、振り返ってジェイクに笑いながら告げる。


「そう言えば、ミフィシーリア様の容態はよくないのですか? 本日も後宮で休まれているそうですが……?」


 リョウトの発したこの問いに、ユイシークとジェイク、そしてサリナは互いに顔を見合わせてから笑い合う。


「こいつはまだ確定情報じゃないから他言無用で頼むが……どうやら、ミフィの奴、おめでたらしくてな」


 照れ笑いを浮かべながらユイシークが告げると、最初こそぽかんとした表情だったリョウトたちも、徐々にその顔に笑みを浮かべていく。


「おめでとうございます、陛下。でもミフィシーリア様がご懐妊だったとは……さすがにびっくりですよ」

「ええ、本当。ミフィもついに母親になるのね……ちょっと感慨深いわ」


 リョウトとアリシアは口々に祝いの言葉を述べていく。

 その一方で、なぜかルベッタだけは何も言わずにただリョウトたちから視線を逸らしていた。

 どういうわけか、その顔は朱に染まっていたが。

 そして、ルベッタのその様子に気づいたのはサリナだった。


「ルベッタさん? どうかされましたの? 先程から余所ばかり見ていましてよ?」


 サリナの一言が切欠となり、一同の視線がルベッタへと集まる。

 夫や国王たちの視線に絶えかねたのか、ルベッタは顔色を更に真っ赤にしながらぽつりと告げた。


「い、いや、その……実は……な? お、俺も……らしいんだ……」


 ルベッタらしくもない、弱々しい口調。だが、その一言が含んでいた内容は、リョウトたちに大きな衝撃を与えた。


「ほ……本当なのか……ルベッタ……?」

「い、いや、だから……俺の方も確定情報じゃないが……月のものもここしばらく来てないし、ガクセンに紹介してもらって出産経験のある市井のとある夫人に尋ねてみたところ…………そ、その、そうじゃないか……と……」

「どうしてもっと早く教えてくれなかったんだ?」

「て、照れ臭かったに決まっているだろっ!!」


 なぜか吐き捨てるように夫に告げる第二夫人。


「そ、それに、もしもこのことをリョウト様に教えた後で、実は間違いでしたなんてことになったら────」


 リョウトはルベッタの言葉の途中で強引に引き寄せ、その腕の中に抱き留めた。そして、耳元で小さく「でかした」と囁いてやる。

 幸せな雰囲気を全身から醸し出す二人だったが、当然それに納得いかない者もいた。

 約一名ほど。


「どういうことなのっ!? 私は全然そんな兆候はないのに、どうしてルベッタだけっ!? リョウト様っ!! 納得のいく説明を要求しますっ!!」

「納得のいく説明と言われてもなぁ。こればっかりは僕の意志でどうこうできるものではないし……」


 確かにリョウトの言う通りであり、ついでに言うならば彼らが夜にその愛を確かめ合う時は常に三人一緒に、である。

 月のものなどの関係で三人ではない時もあるにはあるが、条件的には第一夫人も第二夫人も変わらないであろう。


「うう……子供っ!! 私もリョウト様の子供が欲しいっ!!」

「いい歳をした大人が、子供みたいな我が儘を言うものではないな」


 勝ち誇った表情で、第一夫人にそう告げる第二夫人。

 そんな彼らを微笑ましげに眺めていた国王が、ふと何かを思いついたようにぽんと手を打った。


「お、そうだ! 俺の子供と兄貴の子供の性別が違ったら、あれにしようぜ、あれに」

「あれってなんだよ? どうせまた、碌でもないことを考えてやがンだろうがよ」


 ジェイクの突っ込みに、ユイシークはいつものように悪戯小僧のような笑みを浮かべた。


「あれって言ったらあれさ。「親の決めた許婚」って奴。いやー、前から一度やってみたかったんだよなー。将来子供たちが親の決めた縁談に素直に応じるかどうか……考えるだけでもわくわくしないか?」

「陛下……仮にも王国の後継者問題に密接に関わることを、そんな興味本位だけで決めるのはどうかと……」


 リョウトの実に最もな苦言。だが、サリナはふるふると頭を横に振るともう諦めたとばかりに言葉を続けた。


「無駄ですわよ、リョウトさん。シークさんの行動原理は、常に「おもしろい」か「おもしろくない」かですから。わたくしなど、もうその辺りはとうの昔に諦めておりますわ。それよりも、早くミフィさんの所に行きましょう。リョウトさんたちの嬉しい知らせを彼女にも届けませんと」


 サリナの言葉に頷いた一行は、後宮へ向けて再び歩き始めた。

 自分たちの次の世代が、自分たちより一層この国に住まう人々を笑顔にできることを願いながら。



 『魔獣使い』外伝もこれにて完結。


 長きに渡って目を通してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 連載を開始したのが2011年の8月なので、約二年も『魔獣使い』を続けていたことになります。

 我ながら、よくここまで続いたものだ。


 馬上試合の方は、いきなり某イタい人が全部かっさらっていきました(笑)。

 実は今回の「王誕祭」は、イタい人のあれが書きたくて始めたようなものでして、書きたいシーンが書けて自分的には大満足です。


 さて、少し前の活動報告にも書いたのでご存じの方もおられるでしょうが、来る7月16日にこのサイトに投稿を開始して丸二年となります。

 『魔獣使い』と『辺境令嬢』はこれにて幕となりますが、投稿開始二周年を記して新たな連載を始める予定です。

 タイトルは『居候はエルフさん』

 これも活動報告で書いたのでご存じの方もおられると思いますが、今週末の連休に合わせて投稿を始めます。

 今後は現在連載中のものに力を注ぐ次第です。よろしければ、そちらにも目を通していただけると嬉しさもひとしおです。


 では、本当に今日までありがとうございました。

 できましたら、引き続きよろしくお願いします。


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