表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/21

「怖い?」「……」

「怖い?」


そう、私[雨森弥太郎]は大変危惧していた。

ここ最近出番の無かった、社長[八王寺芽衣]の事を皆さん覚えているだろうか。

自称16歳の彼女は外見からして16歳と言われても不思議でなく、実年齢は誰も知らない。

その彼女が今、目前の机(社長室)に腰掛けている。


「怖い・・・とは―――何の事でしょうか」

「私の事だ」

「いえ、失礼を承知で私の正直な気持ちを言わせて貰おうと思いますが、

 怖いとは程遠い、可愛いにあてはまるかと」

「それは子供に見えると言う事か?」

「いえ、タヌキの様な可愛さではなく、キツネの様な可愛さです」


入社当時では全く想像もできない肝の据わった発言。

どこか自棄っぽさも感じるが、少しは男前が増したと考えるのは、彼女の反応を見てまず無いだろう。


「……」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ