同期の女の子がめちゃくちゃ頼もしい件について
説明しよう!!タルとは日本円のきっちり10分の1!
果たして、主人公は外出券をゲットできるのか!?!?
すんません。
カランカラン…っ音をたて冒険者協会の施設に入る。
「いらっしゃ〜い♪ここはぁ、国立冒険者協会、アートラですよ〜♪あら、新入りさん?」
そう言って出迎えてくれたのはおしとやかなお姉さん。なにとは言わないが身長が高い。騙されたなお前ら胸もデカいぞ!!
こほんこほん、さておき国立とな…てことは民営の協会とどちらの方が多いんだろう?。とか考えながら
「あ〜ええっと冒険者手帳を発行しに…」
そう、誰でもかれでもボードの依頼をこなせる訳ではなく、冒険者手帳というものも発行される。これは全大陸で結ばれたTMT冒険者協定と呼ばれるもので、加盟した冒険者協定、国立冒険者協定などは冒険者手帳によって管理される。TMTとは?TMTの訳らしい、知らんけど。つーかぶっちゃけ
忘れた。
が、非公式の冒険者協定ならすぐに依頼を受けれる。
値段もピンキリだし違法性がある依頼もある。
命が欲しくないなら非公式だな、
あともう一つ、まあほとんどデメリットにならないが
冒険者手帳は初期費用がかかる。まあローンが組めるし薬草採取を何回かこなせば払えるレベルだ。
(日本円にして一万程度、薬草採取は平均2000円程)
「はーい!手帳の発行ですねぇ〜10万タルになりまぁ〜す♪」
「今手持ちがないのでローンでお願いします。」
「ええっとローンにも種類がありまして…私のオススメは月々貴方の指定した額を払う物が決められるものでして、無理なく返済が……」
「普通に月末払いで。」
「…………かしこまりました〜。」
ええ…分からんけどリボ払いか…?
怖い怖い…
次は門の所にあった簡易的な物じゃなくしっかりした
鑑定所で行う。
正直転生で事細かにステータスを知っているからまあ無意味かな。
身分証をとる箱の機械的なのに入る。
「あまり動かないでくださいね〜3.2.1.は〜い終わりましたよ〜♪」
なんかお姉さんの優しい口調といい小児科でレントゲン撮った記憶を思い出した。
「じゃあ鑑定が終わるまで受付で待っていてください〜♪」
そのまま数分後……
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「あの………貴方が混血だというのはしっておられましたか?」
急に来るとびっくりするが知らない体で。
「え…?両親は人間で……」
「てなると元からのタイプかしら?まあ数値でも以上無しと…。じゃあ、お名前を伺いますよぉ〜♪」
おお、戻った。
名前、名前かぁ〜…うん、フォルテナにしよう。
なんかしっくりくるし。
「フォルテナです。」
「フォルテナちゃんねぇ〜、筋力、魔力ともに平均値以上だし、なかなかの逸材ね!これなら推薦を受けられるかもしれないわ♪!」
推薦とな…どんなものなんだろう。
「推薦ってどんな内容なんですか?」
「毎年秋に開催される冒険者協会推薦選考テストって物でいい点を取ると…まあ噛み砕いて言えば是非私達の学校に来て〜ってお便りが来るのよ〜」
まあドラフト会議のようなものか。
(ドラフト会議とは簡単に言えば新しい野球選手ほしいから君の学校の優秀な生徒頂戴って会議。詳しくないけど。)
「それに学費免除や飛び級入学が出来るのよ♪!それに!試験費用は無料!冒険者協会の資金によって賄われているわ!」
是非受けよう!と思ったが、
「今って季節は?」
「ええっと…夏の7月29日ね。だから今年受けるならお早めに〜、6月から10月31までエントリー受け中よ?なんなら今エントリーするのもいいんじゃないかしら?期日は11月7日、この国の建国記念日に行われるわ。」
なんだか高校も受験したのに…まあ大学受験だと思えばいっか。
そんな事考えてると後ろからデカい声で
「あら!!貴方も受けるのか!し!ら!!?ならライバルね!どこの指名を貰いたいのかしら?やはり国立アビルス魔天学校かしら??!!!!」
余りの出来事にフリーズしかけたがまあ同期は居たほうがいい、それに一番デカい学校に入れば問題ないっしょ、通ればだけど、
「あ、あぁなら俺もそこに行こうかな…?」
「あら〜自分で決めるものよ〜?まあ私もオススメしていたけど、?」
俺は答える
「そもそも推薦で入れるなら一番デカい学校に入りますですしね。」
「そうなのね!!!ならお友達になりましょう!私の名前はフェルよ!よろしく!!」
そうして猛スピードで抱きついてきたおそらく同級生は、満ちあふれる明るさで、なんだか凄く頼もしい存在なのかもしれません。
はああああああああああミスって900文字消えたがなんとか復帰できた…
二万文字とか消えたらショックで弾けるわ、