装備紹介
以前、滅茶苦茶大変だった装備紹介です。
解説だけだとかなり楽です。
寸法まで細かくやるとマジで大変ですよ。
照射型レーザー
攻撃用エネルギーをそのまま放出する方式の装備。
携帯式装備から艦載砲まで、あらゆる規格が存在する最もオーソドックスな武装。
弾速は光速である為、基本的に回避不可能。
威力は出力に依存し、鹵獲や拘束を目的とする場合に備えて威力を落とした低出力モードが標準搭載されている。
射程距離は銃身長に依存し、連続照射時間は銃身の耐久性に依存する。
一点集中型の攻撃である為、貫通力に優れる反面、攻撃範囲が狭い。
口径によって照射可能範囲が変わる為、用途に応じた多彩なタイプが開発されている。
実弾と異なり、照射しながら照準を移動させると、線を描く様に薙ぎ払いが可能。
また、照射と停止を繰り返す事で機関銃の様に連射した攻撃も出来る。
連射型レーザー
攻撃用エネルギーを圧縮し、弾丸の様に塊として撃ち出す方式の装備。
照射型と比較して大掛かりになり易く、最も小型の物でさえ無反動砲と同程度のサイズとなっている。
撃ち出されたエネルギーは着弾と同時に拡散し、火薬の爆発の様に広範囲にダメージを与える。
時限式によって破裂するモードも存在し、対空用途で利用される。
圧縮可能なエネルギー量は口径に比例し、連射力は反比例する。
対策として多銃身型も存在する。
また、貫通力と弾速に劣り、対地攻撃と対空攻撃では有効ながら対艦攻撃には不向きな榴弾的扱いとなる。
レールガン
電磁力を利用した実弾兵器。
光学兵器を圧倒する威力があり、主に主砲として利用されている。
砲弾は10~30tにもなる質量兵器であると同時に、弾芯に超硬度合金を組み込んだ徹甲弾でもある。
主砲以外に個人で利用可能なタレットや一部攻撃機にも配備されており、その威力は誰もが信頼する所である。
反面、実弾故の補給の手間や装弾数の少なさが問題点として挙げられている。
ミサイル
誘導能力を持つ実弾兵器。
手の平サイズの超小型から、艦載用の大型まで様々なタイプがある。
ミサイルは二種類に大別され、単弾頭式と多弾頭式がある。
単弾頭式は対艦用途以外では使い道が限られるが、誤射が許されない状況では使用される事が多い。
多弾頭式は投下型爆弾を多数搭載したクラスター弾と、小型誘導弾を多数搭載したクラスターミサイルに分けられる。
前者は効率的な面制圧を目的としており、後者は少数で多数の目標を精密攻撃する為に利用される。
また、対空対地対艦と言った分類は無く、マルチミサイルとなっている。
ミサイルは見た目の威圧効果が高く、階層の低い文明に対して多用される。
坂田式戦闘機
坂田が独自に開発した戦闘機。
正式名称が決まっておらず、取り敢えず頭に坂田式と名付けている。
AIを組み込んだ無人機であり、主翼を除いたX-47の様な見た目をしている。
単独での大気圏突入と突破が可能であり、全領域戦闘機と呼称される分類に入る。
大気圏内での最高速度はマッハ30であり、巡航速度は最大マッハ6となる。
装備は、照射型レーザー クラスターミサイルか単弾頭ミサイル
坂田式攻撃機
坂田が独自に開発した攻撃機。
正式名称が決まっておらず、取り敢えず頭に坂田式と名付けられている。
AIを組み込んだ無人機であり、全体の輪郭は戦闘機と大差無いが、全体的に寸胴な印象を受ける。
攻撃ヘリとしての側面も持ち、ホバリング時の安定性が極めて高く、防御性能も重視されている。
全領域攻撃機に分類される。
大気圏内での最高速度はマッハ11であり、巡航速度は最大マッハ3.5となる。
装備は、連射型レーザーかレールガン 各種ミサイル
坂田式輸送機
坂田が独自に開発した機体。
正式名称は決まっておらず、取り敢えず坂田式と名付けられている。
AIを組み込んだ無人機であるが、万が一に備えて操縦席が設置されている。
全領域輸送機に分類される。
惑星の重力圏内であれば、重量物の吊り下げも可能となる。
大気圏内での最高速度はマッハ4であり、巡航速度は最大マッハ2となる。
装備は、照射型レーザー
坂田式管制機
坂田が独自に開発した機体。
正式名称は決まっておらず、取り敢えず坂田式と名付けられている。
戦闘機から輸送機は、一部の隊長機を除いて通常AIが搭載されており、全体を統制する目的で開発された。
見た目は重厚で大型の円盤そのものであり、全方位へ移動出来る。
管制機には権限の高い複数の指揮AIが組み込まれており、それぞれが特定の戦域内の編隊を指揮し、最も権限の高いAIが全体を統括する。
また、内部は搭乗可能となっており、レジェンドアンドロイドが搭乗して管制機と接続する事で、高度AIによる統制も可能となっている。
装備は、照射型レーザー
坂田式強襲機
坂田が独自に開発した機体。
正式名称は決まっておらず、取り敢えず坂田式と名付けられている。
単独での大気圏突入や突破は出来ず、艦に搭載するか基地で運用される。
二つの直方体を平行に並べ、エンジンを取り付けた見た目をしている。
内部は兵員の搭乗スペースとなっており、直方体の外側が開いて出入りする。
強襲の名の通り、敵勢力圏内へ強行突入し、ヘリボーンに似た要領で兵員を送り出す。
急加速、急停止、急上昇、急降下が可能であり、ヘリを圧倒する機動力を持っている為、強襲と言いつつ大抵は奇襲攻撃となる。
固定装備は持たないが、空中で格納扉を開き、兵員の装備で攻撃は出来る。
坂田式連絡機
坂田が独自に開発した機体。
正式名称は決まっておらず、取り敢えず坂田式と名付けられている。
坂田が簡単な用事で長距離移動する際に利用する為に開発された。
ティルトローター機である為、大気圏内でのみ利用出来る。
装備は、照射型レーザー
ソルジャーアンドロイド
一般AIを搭載したアンドロイド兵。
標準的な陸戦兵だが、その能力は人間を遥かに超える。
関節に当たる部位が無い事で体を360度捻る事が可能であり、あらゆる方向からの攻撃に対応可能。
毎時20kmでの連続走行が可能であり、最大で毎時80kmで走行可能。
二階建ての家の屋根への跳躍が可能。
様々な魔法の行使が可能。
腐食耐性が高く、海中での行動も可能。
表面は特殊合金によって装甲化されており、12.7mm弾を受けてもダメージを受けない。
視覚情報に頼らず半径50m以内の生物を感知出来、その中で攻撃意図を持っている個体を識別可能。
半径200m以内の地形情報を観測出来、不自然な地点を算出して罠を事前回避可能。
データリンク機能を有しており、全てのアンドロイドとの情報共有が可能。
稼働率の観点から武器は別途用意されており、構造の単純化に貢献している。
武器は主に、照射型レーザーと連射型レーザーが用意されており、登録されている味方以外には使えない安全装置が搭載されている。
また、一部特別仕様の機体があり、特殊任務に活用される。
コマンドアンドロイド
指揮AIを搭載したアンドロイドの総称だが、軍用でもそのまま使用されている。
基本的な性能はソルジャーと変わらず、立場は基本的に小、中、大、連隊長となる。
ソルジャーと同じく特別仕様の機体があり、それ等は特殊任務や旅団以上の指揮等を行う。
戦闘用ワーカー
低空を飛行する小型機。
平時は勢力圏内の哨戒を主に行い、戦闘では陸上戦力の真上から援護射撃や先行偵察を行う。
この他、占領地の警戒や警備の薄い要人暗殺にも多用される。
小型である事から戦闘力が限られており、基本的に単体運用には向かない。
装備は、照射型レーザー 単弾頭ミサイル
グレネードランチャー
歩兵用の連射型レーザーと共に使用される範囲攻撃兵器。
歩兵用の照射型レーザーと一体化した物と、タレットとして独立した物がある。
連射型レーザーと比較して構造が単純であるお陰で小型化が容易であり、コストも安い。
また、威力が連射型レーザーよりも低い事で過度な破壊を心配せずに済む事から、むしろ此方の方が多用される。
反面、実弾兵器故の弾数の問題が付き纏う。
ウォーカータンク
二足歩行戦車
巨大な二本足の上に直方体が付いている見た目をしている。
アンドロイドの様に自在に体を曲げる事は出来ないが、全方位に対応したセンサーと武装を持つ。
また、アンドロイドを遥かに上回る跳躍が可能であり、障害物を飛び越える事が出来る他、上空からの降下作戦も可能。
装備は、照射型レーザー 連射型レーザーかレールガン 単弾頭ミサイル
タンクシリーズ
装軌式戦闘車両シリーズ
砲塔を搭載した戦車型
機関砲(連射型レーザー)と搭載スペースを装備した歩兵戦闘車型
輸送をメインとした装甲車型
ミサイルを搭載した自走砲型
前線の情報処理を行う指揮通信型
古くからノウハウが積み上がっている事で低コストで量産が出来る他、二足歩行よりも安定性が高いお陰で未だに主力の一角を担っている。
ファミリー化によって全ての車両の基本形が共通している。
旗艦
坂田座乗艦
全長600mの大型艦であり、人間用の居住スペースが完備されている。
武装は、380mmレールガン 250mm連射型レーザー 127mm照射型レーザー 512連装VLS
坂田かレジェンドアンドロイドにのみ起動が許される艦であり、武装も強力だがそれ以上に防御が重視されている。
戦闘機と輸送機も搭載されている。
戦艦
主力艦
全長400mの大型艦であり、万が一に備えて人間用の居住スペースが存在する。
武装は、380mmレールガン 250mm連射型レーザー 127mm照射型レーザー 386連装VLS
旗艦がいない状況では事実上の旗艦として行動する前提で運用されており、一部の艦にはレジェンドアンドロイドが搭乗している。
攻防力が高いレベルでバランスされており、戦闘機と輸送機が搭載されている。
空母
又は航宙母艦とも言う。
全長500mの大型艦であり、航空機運用を主とする。
武装は、127mm連射型レーザー 76mm照射型レーザー 64連装VLS
各艦には、航空機運用を統括する専用のコマンドアンドロイドが搭乗している。
艦載機は全てVTOL機である為、専用の着艦装備は存在しないが、発艦では急速発進の目的で専用の発艦スペースが設置されている。
巡洋艦
戦隊旗艦
全長200mの中型間であり、多数の小型艦を統制する。
武装は、203mmレールガン 155mm連射型レーザー 127mm照射型レーザー 32連装VLS
小型艦は機動性を重視した遊撃戦を主としており、その小型艦を運用する遊撃隊の旗艦として高い機動性を持つ巡洋艦が建造された。
遊撃隊の指揮は基本的に指揮AIが担当するが、レジェンドアンドロイドが搭乗する事もある。
駆逐艦
汎用戦闘艦
全長120mの小型艦であり、遊撃戦や非戦闘艦の護衛も行う。
武装は、155mmレールガン 127mm連射型レーザー 76mm照射型レーザー 32連装VLS
完全な無人艦であり、搭乗スペースは存在しない。
低脅威度下の領域では単艦運用も行われる。
中世文明に対してオーバースペックどころじゃねぇな・・・