第四十七話☆侵入!名前
そう言えば、そろそろ五十話行きそうです!
嘘でしょ!?←
「・・・・邪魔なんだけど、通して?」
晶冶の前に立ちはだかる奴に言った。
<嫌よ、私には此処を通さない指名がアルンダ>
少女は言った。
「じゃあ俺には此処を通らなきゃならない使命があるんだよ」
晶冶の腕に包帯の様な光の帯が巻き付く。
「――――――攻撃結界!」
晶冶が叫ぶ。
<・・・・・・駄目かしら、戦わないと。>
「俺も嫌だよ、でも此処は――――」
<避けられぬ運命って訳ね・・・・>
「その通り!」
晶冶が言う。
「束縛の髪、拘束の腕、救いの術は無し・・・・・!」
<ふふふっ・・・・そんな技通用しないわよ?>
「それはどうかなー?」
晶冶が笑う。
<!>
目が動揺を見せる。
<かっ・・・体が・・・・っ!>
「束縛の髪。」
晶冶が呟く。
<クッ・・・・・ぁぁあぁあああぁあぁぁぁぁっ!!!>
叫び声が響き渡る。
「拘束の腕。」
<・・・・これ位っ・・・・!>
「そういえば。」
晶冶が歩み寄る。
薄笑いしながら。
<何よ・・・・!>
「ん?名前聞いてないなーって思って。」
<そんなに知りたいの?>
少女も薄笑いをする。
「そうかもね、知りたいな。」
少女は、解っていた。
これで、最期だと。
<いいわ、教えてあげる。>
私の名前ハ―――――――
晶冶の眼が微かに細まる。
微笑む。
少女も微笑んだ。
私の名前ハ、ティエール・マエリー・・・・・
「綺麗な名前だね。」
晶冶の声は、マエリーに届く事は無のだった。
前書きでも書いた様に、五十話行きそうです!
何時五十話達成するかは未定ですが。^^;
わーすっげーなー(他人事の様に。