第四十六話☆電撃!
はーい、何か月ぶりでしょうか〜
もう月単位です!更新が・・・・!
おぞましい!
――――――――――晶冶・・・
ソイツの口がそう動いた時、
有り得ない感情が・・・・いや
分からない、この感情が。
何だ?
何なんだ?
何なんだ?
何―――――?
水樹の記憶が疼き出す。
オレには在るはずが無い・・・・
何だ?
「水樹・・・・。」
月夜が呼ぶ。
「何・・・・だ・・・・?」
水樹の声が掠れる。
「俺がアイツの囮になる、その隙に逃げろ。晶冶に加勢しろ。」
「・・・・・は?待てよ・・・お前大丈夫なのか?」
水樹が聞く。
大丈夫
月夜の口はそう動いた。
そして、笑って見せた。
血だらけで。
不器用に。
全然大丈夫じゃねえじゃん・・・・!
――――麗
――――何?
――――体内結界しとけ。
――――は?どういう・・・・っ
「落涙よ、電撃を通し、要因を砕け。」
――――!
麗はとっさに体内結界を張った。
バチ―――――――――ッ
電流が走る。
細いワイヤーに大量の電流が流れる。
「!!?」
水樹は困惑した。
「なっ・・・!」
少年が動揺する。
その少年の銀髪が揺れる。
少年の瞳には、電流の黄色に染められていた。
<ああぁぁあああぁぁぁあぁぁっ!!!>
少年に電流が走る、走る。
「―――――っし」
月夜が血を滴らせながら言った。
「月夜!」
麗が月夜に寄る。
「―――ん、平気だ。」
「無茶しやがって・・・・」
「悪かったな。」
月夜は笑った。
「月夜!!」
水樹が叫ぶ。
<なーんちゃって♪>
背後には、少年が立っていた。
中間テストがあります、期末がズッタボロだったんで・・・
頑張らないとな・・・・。