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第四十五話☆侵入!早まり

気を取り直して結界に乗った水樹達。


「・・・・・痛い〜」

「・・・・当然の結果だな。」

「綺麗な曲線だったぞ?」

「慰めてるの?けなしてるの?」

晶冶が涙目で言う。

「水樹ー?」

「・・・・・・・」

つーん

口もきいてくれない。

「息してるのかなー?」

「「KY!!」」

月夜と麗が青ざめた顔で言う。


水樹の邪気が20上がった!


「上がっちまったじゃねーかぁぁぁッ!!!」


麗がキレる。


「おおー感情的ー」

珍しげに月夜が言う。




【―――――――私の声が聞こえる?】





「!?」


水樹が振り向く。


「・・・・どうした?」




【中心の力を持つ者よ・・・・・。】




―――何だ!



水樹は心の中で言った。



【絢芽が死ぬわよ、貴女の仲間でしょ?】



―――――んだ・・・・と・・・・・?



死ぬって・・・・・!



声が途切れる。


「絢芽が・・・・・」


「え?」


晶冶が聞く。









「絢芽が死ぬ!!!」









絶叫した。



「え・・・・・?何言って―――――」

晶冶が動揺する

「急げ!!」

口だけが動く

「絢芽が・・・・死ぬ!!」

口だけが

「死ぬんだぁっ!!」

勝手に


「止めて。」



晶冶は悲しそうに言った



「憶測なんか何の役にも立たないよ。」



冷たく言った。



「じゃ、先行くね」



飛び立つ


絢芽を追う


そんな感じに



「――――怖くないのか・・・・・?」


水樹が言う


「怖くないだろ。」

「アイツだし?」


「独りで行くなっ」


足に力を入れて結界で跳ぶ。



「―――――え。」


バツンッ


何処か裂ける感触。


バババババンッ


全てが壊れる音。



「月夜!!」




<うっひゃぁー、ムザンーッ>



若い男の声


<大丈夫なのー?もう少しで死ぬんじゃない?程々にしとけばよかった>


少女の声。



「・・・・・誰だ。」



にぃっ


口角が釣り上がる。



<ナノルホドノモノじゃないよー?だーくれいでぃあんー。>


<お前たちをぎったぎたにしたくて来ましたー♪>


「ふざけやがって・・・・・!」


<フザケテナイヨー遊んでるだけー?>



血が滴る


「動くなよ!」


麗が言う



ワイヤーがキラリと光る。


透明で、鋭い。




「月夜・・・・・!」


「平気だ。」


<しぶとーイ。どーする?>


<割とラッキーだったんじゃないの?死なずにとれそうだし?>


<ふふふっ大丈夫ダヨ・・・・・アレ、片付けてくるー>


<行ってらっしゃい>


「アレってなんだ・・・・!?」

月夜が聞く


<アレはアレよ、あの金髪と少し赤い髪の少年>



少女は目を細めて言った。










        <晶冶―――――――――・・・・でしたっけ?>









電撃が、走った。

お久し振りですー^^

死んでませんよー(え

生きてます!

バリバリ生きてますんで!!

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