第四話☆正体!?
・・・てな訳であっと言う間に第四話です!><
月夜好きです!
「・・・てな訳で、お世話になりマッス!」
深々とお辞儀をする月夜。
「ルル〜?アンタ何か仕組んでないか〜?」
水樹は思いっきり小声で思いっきり睨みながら言った。
『わっ・・・私も知らないわよ!あんなイケメン!!』
水樹はルルの頭を思いっきり掴んだ。
「・・・・どうした?」
そうでした。
水樹以外ルルの姿って見えないんだった・・・。
これじゃあ俺が怪しい人物じゃねーか!!
水樹はまた、ルルの頭をさっきの二倍の力で掴んだ。
『きゃ〜〜!』
姿も見えなきゃ声も聞こえないので、ルルは思いっきりわめき散らした。
・*・*・*そんなこんなで放課後・・・。・*・*・*
「・・・・で?何で月夜が付いてきてんだ・・・・?」
・・・しかも隣で。
「いや、道に慣れてないんだ。」
・・・言い訳っぽ〜・・・。
心の中限定でそんな事を呟きながら、水樹はさっさと家に帰りたくて小走りになっていた。
「あ、まって・・・!」
月夜は必死に後を追った。
。・。・。水樹宅・・・。。・。・。
「此処がアンタの部屋ね!」
水樹の家は4DK水樹は和室を半分部屋とし、半分母親の仏間としている。
そして、月夜の部屋は、半分物置状態の部屋。ついでに五畳。
「まあちょっと片付ければすぐに綺麗になるから!」
そう言って、水樹は掃除機とごみ箱を置いて、リビングへと行ってしまった。
一方、そうやって冷たく取り残された月夜は・・・。
「全く・・・まあアッサリ住ませてもらうんだし!文句は無しかっ!」
アッサリと切り替えて、掃除に専念することにした。
そして一方、そう冷たく取り残させた水樹は・・・。
「ルル、何か違和感無いか?」
水樹はダイニングテーブルに置いてある飴をガジガジ噛んでいるルルに聞いた。
『ん〜・・・そうね。あんなイケメンが従兄弟って所がかしら?』
水樹はルルが噛んでいる飴玉を口に押し込んでやった。
『ふぁぁっ!にゃにふんのよ!!みじゅき〜!』
「お前のその口を封鎖しようと思ってね、永遠に。」
『ひょっと!いいひゃけんにひなはいひょ!?』
最早何を言ってるか理解がしがたいので、飴玉を外してやった。
『全く〜それで本当に選ばれし使者になったわね・・・。』
皮肉たっぷりにルルが言う。
「悪かったな、お前こそ本当に女王の使え魔として機能してたのかよ。」
ギリギリと睨み合う水樹とルル。
「水樹〜。」
月夜が呼ぶ。
ドッキーン!
水樹は必死に見えもしないルルを飴が入った箱に押し込んだ。
「部屋片付いたぞ?」
月夜が軽く首を傾げる。
「あっ・・・ああ!ご苦労様!そろそろ夕飯の準備だから手伝ってくれるか!?」
超動揺しながら超棒読みで水樹が言う。
「ふ〜ん。今日の夕飯は?」
月夜が聞く。
水樹には全く夕飯のメニューの事など考えていなかった。
「月夜は何がいい?今日は月夜が来たし!食べたいの言って!」
夕飯のメニューは月夜に任せる事にした。
「じゃあ・・・カレーがいい!!」
無邪気に月夜が言う。
「そう、ならルーとか買いに行かなきゃな。」
水樹が財布を取り出す。
『私も行く!』
ルルが箱から出てくる。そして、水樹の所へ飛んできた。
「ハイハイ。」
「じゃ、俺は留守番してる。」
月夜が挙手する。
「そう、ならヨロシク!」
水樹は月夜に留守番を頼み、スーパーヘと出かけて行った。
。・。・。近所のスーパー。・。・。
「さ〜カレーは今日安いっけ〜?」
水樹が辺りをキョロキョロしながら言う。
『まるで主婦ね〜。』
ルルが嫌味ったらしく言う。
「節約節約♪あ、あった!」
さっさと一番安いカレーのルーを取って、その他モロモロを買い、レジへと向かった。
「ふ〜良い買い物した〜☆」
超ご満悦の水樹。
『・・・・!水樹!!』
ルルが叫ぶ。
「ん?何だ!?」
水樹が驚きながら聞く。
『何だじゃないわよ!ダークレイディアンよ!!』
「マジで!?」
『ほら!変身よ!』
ドォォオンッ
目の前にダークレイディアンが立ちはだかる。
「えっ!?嘘だろ!?」
イキナリ出現したダークレイディアンに、水樹は戸惑いを隠せなかった。
グァァアァァァァァアアッ
ダークレイディアンの鋭い爪が、水樹に向って急降下してくる。
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
水樹は、絶叫した。
ザンッ
「・・・え?」
ダークレイディアンは、水樹に襲い掛かる体勢で、真っ二つになっていた。
「・・・大丈夫か?水樹。」
水樹の頭の上から声がする。
この声は―――――――・・・!
「月夜・・・・!?」
ダークレイディアンを斬ったのは、月夜だった。
作者:こんにちわ!作者照々です!
月夜:月夜だ。
作者:なんかノリが水樹だな〜!
月夜:そうか?
作者:突然ですが、好きな音楽のジャンルは?
月夜:ロック。
作者:ふ〜ん・・・。何かイメージとかと違う〜。
月夜:じゃあどんなのを想像してたんだよ(汗)
作者:演歌で男泣き!とか・・・。
月夜:花畑に行きたいか?
作者:いっ・・・!いいえ!!
終わり・・・☆