第三十九話☆紋章!?
お久し振りです!
夏休み突入なので結構更新できると思います!
年中暇人なんですがね・・・・ハハッ
月明かりが寝息を立てている麗達を映し出す。
だが、一人眠れずにいるのが居た。
月夜だった――――――――
「起きねーなー」
そう言って水樹の寝顔を見ていた。
眠れない
何故?
「さっさと寝たいのになー」
ちゃんと寝とかないと戦闘に影響あるからな。
少し目を閉じてみる。
目が冴えている。
「月明かりの所為か・・・・・?」
まさか
俺は何なんだ。
ドクゥッ
「!!!」
鼓動が一気に高まる。
苦しい
苦しい
首筋が赤黒く光る。
「何だ・・・・・?」
紋・・・・章・・・・?
何のだ?
俺は何の貴族でもない・・・・
家紋では・・・・・な・・・・い・・・・?
じゃあ何だ?
こんな魔方陣みたいな紋章見た事が無い・・・・・。
―――――――――――!
月夜はふと思い出した。
そのキーワード・・・・・
――――――――――――――ダークレイディアン・・・・・・
嘘だ
嘘だろ
鼓動の高まりは長かった。
苦しさが増す
時間が経つにつれ
フッ
力が抜ける
「――――――――何だったんだ・・・・・?」
苦しくない
元に戻ったんだ。
ことっ
「?」
月夜の手に水樹の手が重なる。
「―――――どうした?」
月夜が水樹の顔を覗く。
水樹は無返答だった。
月明かりが水樹と月夜を映し出す。
不思議な光景だった。
「――――――――――・・・・・水樹?」
月明かりが映し出す。
水樹の――――――涙。
「泣いてる・・・・・の・・・か・・・・?」
拭えない
何故だろう
拭うのが怖い
どうしてだ?
月夜は思った。
「―――――――――ん・・・・・?」
小鳥の鳴き声と共に、水樹は目覚めた。
「くはぁーっ」
大きい欠伸を一発
そして、上半身を起こした。
「何時から寝てたんだろ、・・・・月夜?」
水樹の真隣りで、月夜が寝息を立てていた。
「平和だなー本当にダークレイディアンが居る世界かよ」
ぽむっ
「――――――――――・・・・・?」
水樹が下を向く。
其処には、月夜が・・・・
抱き付いていた
ブィスィィッ
あえてスローで怒りを表現してます。
「へんたぁぁぁああぁぁああぁあああぁあぁいぃぃぃぃ!!!!!」
本当に泣いていたんでしょうかね、この人。
次回で四十話です!
嬉しいですねッ^^
しかし・・・・
四十話にもなって話が本格化しないって・・・・
ドンマイドンマイドンマイドンマイ・・・
泣けないよーッ=△=