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第三十六話☆居場所

遅れました、ハイ、物凄く!

これから・・・・・・って何回も言ってますね。

ははは・・・・==;;

「オハヨー」

水樹はむくりと眠い目を擦りながら言った。

「おっはー♪」

晶冶のテンションの高い声が真っ先に水樹の耳に入ってきた。

「・・・・・おはよ」

続いて、何時もと言ったら何時もだが、少し低くなって唸ってる様に聞こえるような、そうでない様な。

「く――――――」

ハイ、お約束の月夜君。

全員の眼が光りました。


その刹那―――――――・・・・☆



どかばきどかばきどかばき・・・・・・



惨い音のオンパレードー♪


数秒後には返り血が三人を染めていました。

「色んな意味で寝かせるな!!」

月夜の生命は健全でした。

そりゃあ何体ものダークレイディアンと戦っていたからでしょうからね。

「わお、ツッコんだー、月夜おはー♪」

晶冶が返り血を拭きながら言った。

「起きろ、朝だ」

麗は何時もの口調で何時もの様に言った。

「ハーイ、月代つきよ月花げっかはー?」

「寝てる」

水樹即答。

「ズルイ!子供だけズルイー!!」

月夜、だだこねてますよ。

「――――――――」

水樹の眼が光りました、赤黒くです。

「ごめん、もう言わないと思うよ、多分」

月夜は眼を見た瞬間に言ったのでした。

僅か0.002秒でした。

「はあ、まあ良いや。」

麗が言った。

良いのか!

月夜は双子の兄として・・・・・とは欠片も思わず、思った。


『水樹!』

ルルが水樹の肩へ飛んでくる。

「あ、虫・・・・・じゃなくて、ルル」

『虫じゃねーぇ!!』

「悪い悪いってー」

水樹達は森の中を進んでいた。

落ちた所が森のど真ん中、まあ麗は絢芽の位置が分かると言っているから安心なのだが。

「麗ー」

晶冶が言う。

「何だ、晶冶」

麗は晶冶を見ずに言う。

「何処に居るのー?絢芽ー」

晶冶が麗に聞く。

「この森を抜ければすぐなはず―――――――」



ドスンッ



「―――――――――!!?」

水樹は顔を腕で覆った。

突然の土煙。

土煙りが晴れてゆく。

「――――――来たな」

月夜が呟く。


ゴゥオオオオォォオォォ


轟音。

「ダークレイディアンか・・・・・!」

麗が言う。

緊張が走る。


バチバチバチィ・・・・・


電撃がダークレイディアンを覆っている。

虎の様な形相

身体は触ったら手から血が噴き出すんじゃないかと思わせる様にトゲトゲしている。

「痛そうな格好――――――」

晶冶の頬に一筋、汗が伝う。

「ルル!」

水樹がルルに言う。

『変身よ!』

ルルは叫んだ。

叫んだと同時に、水樹の手にパレットが現れた。

「目覚めよ、パレット!輝け!ガーディアン!!」


パアアァッ


水樹を光が包んだ。


「―――――――――終了!」

水樹は変身した。


「じゃあ行くよ――――ん?」

晶冶が魔法円を描く。


「「了解!」」

麗と月夜の手元には剣が握られていた。

月夜は大太刀

麗は二刀流


「行くぞ―――――!」


水樹達はダークレイディアンに向って走り出した。



「フフッ・・・・案外単純な奴等だ・・・・」

薄桃色の長い髪がなびく

「そうみたいね、まあ助かるって言うか・・・・」

同じ薄桃色のしかし、短い髪がなびく。

「まあ私達は此処では出る幕じゃあないから――――――」


しゅっ


蒼い光

それと共に

少女達は消えた。



あと四話で四十話です!

嘘でしょ!!?

本当ですよー

四十話、いけますかねー・・・==;

頑張るよ!

頑張りますよぉ!!

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