第三十話☆赤面ッ!!
記念すべき第三十話です!!
でもそう言う事を全く意識しないで書いていました((えー
でもでも!記念です!!
「・・・・・・・え・・・・・・・・?」
絢芽は驚愕の表情を隠せない様子だ。
晶冶は何時もの様に微笑んでいた。
―――――――まさか!晶冶は水樹LOVEなはずだ!多分・・・・・いや絶対夢だ!!
「絢芽?」
「はいぃっ!!」
絢芽にしてはかなり珍しい動揺。
「大丈夫?」
「平気だ・・・・・・」
絢芽、かなり赤面してます。
「・・・・・・何で私なんだ?」
「はぁ?」
晶冶は呆気に取られた。
いやいや〜
そんなの〜
「・・・・・好きだから?」
絢芽は爆発した。(イメージ)
そして、
ふらり
ボッチャ――――――――ンッ
海へ転落
「あっ・・・・・絢芽!!?」
晶冶は慌てて言った。
「・・・・・・・!!」
絢芽も落ちるとは思わなかった。
ので、かなりもがいてる。
「絢芽っ!」
晶冶は海へ飛び込んだ。
「大丈夫か?!」
晶冶は絢芽を抱き抱えながら言った。
絢芽は激しく咳き込んで。
「平気・・・・・・・」
「じゃない!」
「え?」
ひょいっ
晶冶は絢芽を肩に担いだ。
「わぁぁ!?」
絢芽、予想外の事ばかりでかなり正気を失っている御様子。
「月夜!」
「何やってんだ、お前等。」
缶を持って歩いている月夜、意外と冷静だ。
「先に帰ってるから!」
そう言って晶冶(+絢芽)は走り去った。
「行っちゃった〜」
月夜はあっさりと二人を見送ったのだった。
。・。・。・。・。晶冶宅・・・・・。・。・。・。
「濡れた」
「気付かなかったの?!」
絢芽のキャラ、完全に崩れています。
「ハイ、タオル。」
ばさっ
絢芽の顔にタオルが被さる。
「わっ・・・・!」
絢芽はそれで髪の毛を拭いた。
「まさか落ちるとはな」
晶冶がにやりとして言う。
絢芽は赤面して
「五月蠅い!」
晶冶の顔面に向ってタオルを投げつけた。
「うわっ!」
晶冶は顔に張り付いたタオルを剥がして
「風呂入る?」
と言った。
――――――――――――――――!!
絢芽は赤面した。
「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
聞き返した。
「だから、風呂に入るかって・・・・・・風邪引くし・・・・・・」
どっかーん
※注意・イメージです。
「絢芽?!」
絢芽は倒れた。
一度に沢山の衝撃を受けたため、思考停止状態。
「あらら〜熱出してるし。」
・・・・・・というかマジで風邪を引いてしました。
「大丈夫か?」
薄っすらと目を開くと、晶冶が見えた。
ガバッ
「あ・・・・・・・」
そっか、風邪引いてたんだっけ?
それで・・・・・・それで・・・・・・
ぼむっ
「絢芽!?」
「あああああ・・・・・・・・」
今って、朝?
つーか着替え変わってるし!
「しょしょしょしょしょしょ・・・・・・・・」
「・・・・・?」
晶冶は理解不能と言わんばかりに疑問符を頭上に浮遊させている。
「晶冶の変態―――――――――――――――――――――――!!!」
絢芽は赤面して叫んだのだった・・・・・・。
絢芽のキャラ・・・・・・完全に壊れています・・・・
でもそういうのもまた良しと・・・・・・・。