第十五話☆共通点!?
お久し振りですね!作者照々です!
マジ☆パレ!あっという間に第十五話です!
私的に好きなキャラクターは晶冶です!!
カッコ可愛いというか・・・・♪
そんなこんなで四人目が見つかった。
「水樹――――――っ!!」
朝、水樹は本当にごく普通に登校してきた。
「ひぃっ!」
どっさ―――――ぁ
「オハヨ☆水樹♪」
「晶冶・・・・・。」
水樹は低血圧だ。
朝には弱い。
朝っぱらこんなにもテンションの高い人と会うとブルーになるのはもう事実に近いだろう。
「テンション低いぞ?水樹〜」
晶冶は全く気にしない様子。
「本当に・・・・。」
コイツが四人目か?
水樹は疑った。
「本当に何?」
晶冶はキョトンとした様子で聞く。
「――――――・・・・・・」
水樹は黙って、
「ぐはぁっ・・・・。」
晶冶をお構いなしに殴った。
「水樹。」
「・・・・ん?」
後ろから声がした。
水樹は振り向く。
「おはよう。」
絢芽が立っていた。
「あ、絢芽。おはよう。」
「朝から元気だな、お前は〜。」
ひょこりと麗が絢芽の後ろから出てきた。
「晶冶が悪い。」
「まあまあ。」
麗の後ろから月夜が出てきた。
「さ、早く行かないと。」
絢芽が走る。
「そうだな。」
水樹達(晶冶は気絶中)は、校門から教室へと走って行った。
。・。・。・。休み時間。・。・。・。
「月夜!」
「ん?何だ?水樹〜。」
「晶冶が呼んでるぞ?」
「ん?何でだ?」
「さぁ。」
「まあいいや、早く行かないとっ。」
月夜は教室の入り口へと早歩きで行った。
入り口では、いつもの能天気な顔の晶冶が待っていた。
「ん?何?」
「いや、大した話じゃないんだけど〜ちょっと来て〜?」
「別に良いけど・・・。」
「じゃ、来て♪」
晶冶は強引に月夜の腕を掴み、引っ張って行った。
。・。・。・。・。屋上。・。・。・。・。
「で?何話って。」
月夜と晶冶は誰も居ない屋上で、対面する形で立っていた。
「月夜って、俺の正体知ってるだろ?」
「・・・・ダークレイディアンだろ・・・・。」
「ふふ〜んっ♪正解。」
「それだけ?」
「俺だけじゃないだろ?」
晶冶は少しうつむいて言った。
「俺はダークレイディアンとして生まれた、だけどカラーの戦士でもある。」
「・・・だから何だ。」
「惚けんなよ。」
晶冶は顔を上げた。
真顔だった。
「お前もだろ?」
晶冶は真顔でそう言った。
「――――っ!」
月夜は驚愕した。
「お前は特に危ないんじゃないの?」
晶冶は真顔のまま続けた。
「俺は冷太から見離されたけど、お前は違う。」
「何が?」
月夜は動揺する心を表に出さない為にあくまでも冷静を装っていた。
「お前はまだ追われているんだろ?」
「――――――・・・・・ッ!」
「俺の眼はダークレイディアンの紋章代わりの色だ。大体のダークレイディアンは冷太によって操られる、だけど俺は違う。」
晶冶は自分の紅い眼を指差した。
「俺の場合、自分の意思でダークレイディアンに成った訳じゃない。」
「どういう事だ?」
月夜は聞いた。
晶冶は少し笑いながら答えた。
「俺は良性、だから冷太に操られて暴走する事は無い。だけど、月夜は悪性と良性の間に居る。そうすると、いつ冷太に操られても可笑しくない状態に陥っている。」
そして晶冶は月夜の詰襟をめくった。
「―――――やめろっ!」
月夜は晶冶の腕を掴む。
「この学校が詰襟で良かったね。」
晶冶は月夜の首を見て言った。
月夜の首には黒い十字架などが描かれていた。
「ヤバイね、此処までくると。」
「何だとっ・・・・?」
「俺はダークレイディアンとして生まれてきた、それは俺の意思じゃない、俺はダークレイディアンとしても有るし、カラーの戦士としても能力を発揮し出した。」
「――――だから?」
「俺はダークレイディアンとして生きる理由は特に無い、見離されているしね。」
「どうして?」
「紋章が無いから。」
「眼じゃないのか?」
晶冶は壁にもたれかかった。
「眼が紋章代わりなのは下級のダークレイディアンだから、月夜のは紋章が付いているだろ?」
「――――ああ・・・・。」
月夜は詰襟を直しながら言った。
「紋章が有る=冷太に操られ易い。俺は別に才能的なモノが無いから姿をくらましても追われる事は無い。」
「俺は――――・・・・死んでいた。」
月夜が話し始めた。
「死んでいた?」
晶冶が聞く。
「ダークレイディアンに殺された。」
そうして、月夜は話し始めた。
「まだ俺が六歳の頃、町にデカいダークレイディアンが出てきた。」
月夜は、俯いて話した。
青空の日、俺の視界は、紅に染まった。
こんにちわ〜!今回の話はちょっと重い感じです!
だけど次回の方が多分2〜3倍重いと思います><
でも面白く仕上げます!頑張りますです!!
新しい小説を書きました♪
見て下さいね!