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第一話☆突然の出来事!

初投稿です!連載モノですが付き合って見て下さい!!

「――――うらぁっ!!」

ドカッ

バキッ

惨い音と共に、数人の男子が倒れる。

中心には一人の少女が立っていた。

「全く・・・他校が私立に侵入するなんて・・・・。」

―――私立音羽オトワ中学校・・・

中学、高校と共にエスカレーター式の凄い学校。

―――衣雲水樹イグモ ミズキ

たった今推定8人をコテンパンにした女である。

「このヤロッ・・・!覚えてろよ――――――!!」

白目を向いて吐血している男子を5人程担いで、残り(軽傷)の男達が逃げて行く。

「覚えてろって言われて覚えるかバ―――――カ!!」

水樹が大声で男子たちに言う。

ケガレれがっ!ハッ!」

――――――ついでだが、此処は裏庭だった。(結構立派。)

。・。・。・。・。衣雲家・・・。。・。・。・。

父親は単身赴任、母親は幼い頃に死んだ。

水樹は、独りでアパートに住んでいた。

「あれ・・・・?郵便だ・・・箱なんて珍しっ。」

鞄を乱暴に投げ、箱を開けようと自分の部屋へと走ってゆく。

「さ〜何が入ってるかな〜?」

カサカサと箱の包みを器用に剥がし、箱が現れた。

「さ〜出てきなさっ・・・・」

箱をパカリと開いた。

水樹の視線の先には・・・・。

『貴方が選ばれしカラーガーディアンの使者?』

――――――――――ハイッ?

何コイツ・・・・。

髪の毛水色・・・・

ショートカット・・・・

めちゃくちゃ小さい・・・・

羽生えてる―――――――――!!!

これって・・・・

「虫――――――――――――――――――――!!!」

水樹、どこからかハエ叩き持ってきていた。

「きゃ――――――――!!死ね死ね死ね――――――――ェ!虫―――!!」

バチバチバチッ!!

連続で水樹曰く(イワク)虫にハエ叩きで叩きまくる。

『キャアキャアキャ――――――――!!?何すんのよ!』

「喋った―――――――――!!」

いや、さっきも話してたよ?

完全にパニックに陥っている水樹だった・・・・。




・*・*・*・*・*・数分後・・・・♪・*・*・*・*・*・




「で・・・・・?要するに、オレがカラーナントカの使者で、世界を救う・・・・と?」

※普段から水樹は男口調です。

『世界って言っても私達が住んでいる、王国ね?それと・・・・。』

すぅ・・・・と目を瞑り(ツムリ)、神経を集中させる水樹以下略虫。

『私は虫じゃないわ――――――!!列記としたカラークイーン様の元使え魔のルルよ!!』

超大声でルルが言う。

「なんだ〜虫より言い易いじゃんか〜早く言えよ〜。」

本当に私立に通ってるのかよ水樹は・・・・。

「王国を救うって事は、変身とかすんのか?」

『知りたい?』

「別に。」

『アンタ時々冷たいわね・・・・。』

ルルが言う、凄く悲しそうに。

「で?変身すんのか?」

『パレットよ!出て来い!』

ルルが言う。

「ん?」

キュゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・

何かが落ちる音がする。

ガッキ―――――――――ンッ!

固い物体の角が水樹の頭にクリーンヒットする。

「グァァァァァァァッ!!?」

水樹が獣の様に唸る。

『落ち所が悪かったわね〜?』

超皮肉入りでルルが言う。

「・・・・テメェ・・・・。」

水樹がその固い以下略がめり込んだのを強制的に痛みを堪えながら外す。

「何コレ・・・星?」

固い以下略は星の形をしていた。

水樹の掌より一回り大きい。

黄色の星型の真ん中には、その星型とは二回り位小さいオレンジ色の星があった。

『それが変身道具のパレットよ!』

「はぁ!?この星がパレットだと?」

『その真ん中の星が、変身する時に聖なる光が出る場所よ!壊したら終わりだからね!』

「ふ〜ん・・・。何かよく分かんねーけど、これで変身すんのか?」

『あと、それは――――――――・・・・。』

ルルが言いかけたその時―――――――・・・・!

―――――――グアァァァアァアァァアァァァァァァア!!!

先程の水樹より凄まじい声がする。

「なっ・・・・何だよ!?」

『ダークレイディアンね・・・・!水樹!行くわよ!!』

「えっ!?行くって?ダークナントカって何!?」

『説明は後よ!早く!走るわよ!』

そう言って、ルルは飛んだ。

水樹は、混乱した。

初めまして!作者照々と申します。

初投稿です!

まじかる☆パレット!

どうか連載ですが読んでって下さい!

評価などでメッセージをくれると嬉しいです!

・・・というわけで!宜しくお願いします!><。。

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