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帰ってきてもファンタジー!?  作者: 月見ココア
修学旅行編 第二章「彼が行く先はこうなる」
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最初の実習



シンイチは野外の“ある場所”に腰掛け、視線だけを手元に向けていた。

彼の手には少々歪だが名刺サイズの金属板が数枚あり、パッと見でも

色や質感の違いが明白なそれらは全て種類が異なる。少々形状が歪で、

不器用な誰かさんがどこかから無理矢理はぎ取ってきたかのようだが、

真相は闇の中。誰がなんといおうと闇の中だ。それぞれ地球では

ポピュラーな金属もあればファランディア産の物も。

換金や交渉に使えるかといくらか持ち込んできていたものの一部だ。


「やはり変化なしか」


落胆も失望もなく、だが予想通りの結果に渋い顔となる少年は軽く首を

左右に振ると金属板を元々入れていた学生服のポケットに戻す。

そして黙って手甲状態のフォスタを纏う左腕を上げた。


「また抜かれたぞ!」

「おい一年っ」


誰かの危険を知らせる声は言い切られることは無く。

彼の左腕手甲(フォスタ)から発射された光弾が近寄る影を撃ち抜いた。

10歳児並の背丈を持つ猿型輝獣は額の結晶をその一発で

射抜かれて中空で霧散する。


「…マジかよ」


「わ、悪い。ちょっと数が」


猿型の立体的な動きについていけずにいた完全武装の地球人男子生徒二名。

片方が思わず謝罪をしかけたがその途中でフォスタの銃口からもう一発。

二人の間を抜くように駆けた光弾は飛び掛かる豹型輝獣の喉元(結晶)

見事撃ち抜いて撃破していた。数が多過ぎて(・・・・・・)彼らは気付いていなかったのだ。


「センターバックッ、まだ戦闘中ですよ。前を向きなさい!」


何度目かの失態と無言の射撃とその結果。行動だけで意思を

示し過ぎる少年のせいもあるが驚愕に停止していた彼らを

動かしたのは上空と耳元から同時に響く凛としつつも力強い声。


「武器を構え、前の討ち漏らしを一体一体確実に減らすのです!」

 

「は、はい!」


「了解です!」


後方中央を任されていた二名は役割を思い出し、各々武装を構え直すと

前衛や中衛の激しいフォトン光の攻撃から逃れた輝獣どもを冷静に、

確実に、撃破していく。


「全員、評価や反省は到着するまで忘れるのです!

 授業の目的はあります。採点もあります。ですがまず己が身で知りなさい!

 これがガレストで(・・・・・)輝獣と戦う(・・・・・)ということなのだと!」


爆音に轟音が響く戦場で、通信だからということ以上によく響き

耳に届く強い声を放っているのは纏う空気も髪型も豪奢な戦乙女(アリステル)

彼女の専用外骨格「蒼炎Ⅱ型」は戦闘装備というには士気高揚や

旗印としての役割を求めた鋼で形作られたドレスのようであった。

それを纏って空を舞う姿は一瞬戦いの最中ということを忘れさせる程、

彼女の優雅さと美しさを際立たせるが当人がこの場で誰よりも戦場に

意識を置いていた。上方・下方も含めた全方位に意識を向けて必要な場所に

攻撃スキルやガトリング砲搭載型自立浮遊兵器(ビット)を放っている。

彼女が持つ絶大なフォトン放出量で成り立つ火力と広い視野は生半可な

数的劣勢を跳ね返せるだろう───あくまで、生半可であればだが。


「なるほど、これはしょうがない」


ある意味で彼女の言葉を最も実感しているのはシンイチであった。

戦いには自衛以外で参加していない彼であるが光景は見えている。

故あってシールドタイプのサングラス越しではあるが少年はただ納得していた。


「ゲームなら画面を埋め尽くすシンボルエンカウントとか炎上案件だろ」


嘆く気も起きないと苦笑する。何せ、周囲は輝獣だらけだ。

地形としては草木が微塵もなく大地や岩が無秩序に隆起した荒野が

広がってるのだが、そこを様々な形やサイズの輝獣が占拠していた。

空には翼を持つナニカが視界を覆い、大地では四肢を持つナニカが駆け回る。

そして空にも陸にも、どちらでもないモノがいて、牙や爪を光らせながら

生命の息吹をまるで感じない唸りを上げていた。学園の野外フィールドとは、

それも誰かが意図的に増加させた状態とすら比べても数とその密集度合いは段違い。

それが常の話というのだからアリステルの言葉は、その裏にある意味と現実は重い。

さすがに空や大地を埋め尽くす、ほどではないのが不幸中の幸いか。

だがフォスタのレーダーによれば自分達を示す光点の周囲は輝獣を

示す光点で塗り潰されていた。そして戦闘音に惹かれてか外周からさらに

集まってもきているのが見て取れ、そのために彼らを覆う光点の数は

大きく変化していない。進行方向に偏っているとはいえアリステルが

ずっとその火力で輝獣を駆逐し続けているというのに、だ。


「そんな場所を二十人程度で進めとは、なかなかどうして」


到着後最初の実習授業としては「妥当」と彼は評価する。

初めての一年生は知識や映像でしか知らない場所を実感でき、

既に知る上級生たちは修学旅行前半の遊び気分をいい意味で忘れる。

ガレスト人にとっても地球の空気に慣れて若干緩んだ気持ちを

引き締め、元に戻すにちょうどいいと考えるシンイチだ。

しかもただ進む訳ではない。


「ほら、ちゃんと前の連中についていけ」


前方で起こる激しい爆音に怯んでか歩みが遅れる“ソレ”の背を

軽く指で弾く。それはせいぜい小石を転がす程度の威力であったが

まるで鉄でも叩いたような音が出た。感触も指の方に衝撃が強く

返ってきているのだが相手はまるで銃撃でも受けたかのような

悲愴な声をあげた。


「ブオォゥ!? ブオオッ!」


正確には鳴き声であるが。

ソレは全身を震わせながら「分かりました!」とばかりに頭部を

上下させて気持ち急ぐように四本脚を進ませた。その進行に伴って

カレが引いていた巨大な箱も僅かに遅れる形で進み出す。

それは荒野踏破用キャンピングトレーラーといったもので、

全員の休憩所であり、運搬対象であり、守護対象である───つまり

これは護衛任務体験だ。ただ敵の群れを突き切るより要求される技能と

意識を割く対象が多い。ましてやそれが今回急遽作られた学年・クラスを

度外視した即席チームとなれば中々に難易度の高い実習授業であろう。

などと分析するシンイチは訳あって御者もどきの馬上の人。

正確には「ゴラド上の人」だが。


──ゴラド

それはガレストでは数少ない野生動物の一種で、様々な事情から

ガレスト人が家畜化に成功した唯一の生物である。四足歩行で全身が

ごつごつとした形状に硬化した外皮を持ち、そのメタリックブラックの

色合いも合わさってかなり凶悪な外見をしている。が、地球人の感覚で

いえば「全身を鋼鉄の鎧で覆ったサイ」といった風な外見やサイズである。

ただその鈍重そうな太い脚ながら力強く大地を蹴って時速50キロ以上の

スピードを出していた。しかも交代要員を乗せた大型トレーラーを、

一頭で、しかも未整備の道なき道を走って、である。その脚力や

パワーは恐るべきものだろう。外皮も見た目通りの頑丈さで小さな岩なら

気にした風もなく体当たりで粉砕して進んでいた。輝獣の方が圧倒的に

多いこの世界ではそれほどの身体能力が無ければ輝獣に絶滅させられる。

現在、種として残っているだけでゴラドがたいていの輝獣に当たり負けしない

ポテンシャルを持っている証明であった。


「おおっ、走る、走る! けど、前の奴は追い抜くなよ」


「ブオオッ!」


そして彼が乗る個体は言葉を理解したように頭部を上下させた。

実際、絶妙に速度を調整している辺り素で賢いのだろう。

どういう形でシンイチの意図を理解しているかは謎であるが、

胴体から突き出た頭部その左右にあるつぶらな瞳は潤んでいる。

表情、といっていいのか分からないその顔は今にも泣きそうだった。

他の者なら庇護欲を誘うそれもシンイチの嗜虐心を刺激するだけ。

だが彼は動物愛護の精神で耐えた。自分にそんなものがあるのかと

甚だ疑問に思いながら。


「オブッ!?」


進行先で一際大きな閃光と爆音が広がった。

驚き、びくつくゴラドの背を「俺が乗ってること忘れるなよ」とばかりに

撫でて脅かしながら(・・・・・・)速度を維持させるシンイチ。ゴーグル越しの若干

暗めの視界の中で前方にあった輝獣の壁が開けたのを確認する。


「全速前進、ゴー」


「ブオオォッ!?!」


小さく呟きながらゴラドの背をこつんと優しく叩く。

途端にカレは雄叫びをあげた。悲鳴、かもしれないがどちらにしろ

速度を上げたゴラドは進路上に残る数体の輝獣や岩を弾き飛ばしながら

開けた進路に割り込んで突破する。これに一瞬呆けたのは大型兵装の

火力集中で何とかその道を切り開いた最前衛組(センターフォワード)である。

しかしさすがは学園から外骨格を貸与されている生徒たちか。

即座に追飛行して、時速60キロ以上は軽く出ているゴラドの

疾走(突進)に並ぶと巨大槌を担ぐ一人が気炎を上げた。


「中村信一! 勝手に速度あげるなんて何考えてるのよ!?」


「っ……」


ひどく聞き慣れたような語感と声が、どこか慣れない口調で

呼びつけ怒鳴りつけてくる違和感は転入して一月半経つ今でも彼を

戸惑わせて反応を鈍らせ、狼狽えさせる。その偉業を無視されていると

解釈する声の主が一番分かっていないのだからどこまでもすれ違う兄()である。


「なんとか言いなさい!」


疲労から来る苛立ちも混ざって不機嫌さを隠そうともしない陽子は

同ポジションの生徒達からの驚きと戸惑いの視線に気付かぬまま怒気を

シンイチにぶつけていた。真っ黒なゴーグルレンズに隠された目がそれで

情けなく右往左往しているのが見えないのはどちらにとって(・・・・・・・)

不運な話だろうか。


「………いや、こいつが勝手に走り出しただけだし」


「ブオブオ!」


結局彼は内心の動揺を隠してしれっと嘘をついて誤魔化す。

ゴラド当人ならぬ当獣は頷きでもって肯定を示していた。

人の手で育てられたゴラドは人語を理解するという。この個体の

出自を考えれば不自然な反応ではないのだが、どうしてか彼女は

納得できないでいた。本人は認めないだろうが妹としての直感とでも

いうべきもので誤魔化されているのを無意識に見抜いていたのだ。

じつに間の悪いことに。


「センバさん、いくらなんでもちょっと無理が…」


「突然だったけど結果的に振り切れたし」


「それにいま交代指示が…」


それゆえの未だ攻撃的な空気を感じてか。

同ポジション担当の生徒達に彼女は宥められたのだがそれすらも

陽子の苛立ちを募らせる要因になっていた。そしてそれ以上に本人を

含めたその場の全員が彼女がナニに苛立っているのかを理解していなかった。


「わかっています……けどっ……だいたい何よそのサングラスは!?

 似合ってないし実習中なのにふざけてるのっ!? 外しなさい!!」


「あ、ぅっ!」


だからただ感情的に、ただ乱暴に、彼女は()のサングラスを奪い取る。

白日の下にさらされた双眸に常との差はない。が、突然の暴挙に

彼が呆けた声を漏らしたのも一瞬。それは苦痛を訴える声となる。

視界が痛いほどの金色に支配されて目を開けていられない。

シンイチは目元を片手で覆いながら俯くしかできなかった。

様子に誰よりも顔を青くした陽子だが何かをすることも、

声を出すこともできずに狼狽えるだけ。ゆえに。


「何を、しているのですかあなたたちは?」


近々の上空から抑揚の無い、されど叱責の色が強い声を落とされた。


「パデュエール先輩!?」


ゴラドの速度に並行飛行しながらも音もなくふわりと降りてきた彼女は

バイザー越しのその美貌を厳しく引き締めながら最前衛組(センターフォワード)を睨んだ。


『交代指示は既に出したはずです。返事もしなければ従いもしない。

 そればかりかこのチーム唯一の騎手(ライダー)に何をしているのです!?』


雷が落ちるとはまさにこのことか。されどゴラドの近くで大声を

あげるべきではないと考え、思念通信で最前衛組だけにその怒号を届けた。

びくついた彼女からサングラスを取り上げたアリステルはそっと

シンイチの肩に手を置く。


「これを」


「あ、ああ」


接触で自分の存在を認知させながらサングラスを手に触れさせる。

彼も感触で気付いて受け取ると目を閉じたままかけ直すと瞬き。


「目は大丈夫ですか?」


「……残像はあるがすぐに消える程度だ。問題ない。ふふ、けど

 まさか『世界が眩しい』なんてことを体験する羽目になるとはね」


気遣いの深い声に、されど少年はそう茶化して笑う。

これに安堵したようにクスリと微笑むアリステルだが、すぐ

少し不満げに小さく「お優しいことで」と呟く。

あまり大事にするなという意思が感じられたからだ。


最前衛組(センターフォワード)はわたくしと共に後退。

 これ以上まごついてはB班への引き継ぎが滞ります。急ぎなさい」


「りょ、了解です!」


慌てながらも返事をした彼、彼女らは周囲を警戒しながらも

既に外に出ていたB班メンバーと情報(データ)交換するとトレーラー上部より

開かれたハッチに順次内部に入り降り立った。外骨格を一部解除し

軽装にも見える待機モードへと移行すると各々で休憩に入る。

このトレーラーは元は軍務用で御下がりの型落ち品ではあるが

マッサージチェアのような仮眠装置が数台に簡易的な整備装置。

フォスタ以上の精度と出力を誇るレーダーや通信設備もありつつ

ゆったりとした談話・休憩スペースを設けてあるなど設備や居住性に

配慮された造りになっており外観以上に広く感じさせる内装だ。

十名前後のA班がそれぞれでくつろいでもスペースが余るほど。

そこで、だがまだ一人全く気を緩ませていない貴女(きじょ)が一人。


「オペレータ、周囲の敵性反応の変化は?

 特にフォスタの圏外範囲で何か目につくものはありますか?」


「いえ、どこにでもいる、のは相変わらずですが先程の集団が

 結果的にデコイになっているようで集まりはそちらへの方が多いです。

 進路上にも今の所レーダー圏内ではこれといった反応の塊はありません」


「そう、では引き続きレーダー管制を頼みます」


「はい、お任せを」


B班への引き継ぎを終え、レーダーに厄介な質か数の反応がないのを

確認したアリステルはそこで初めて自らを休ませるように息を吐いた。


「ふぅ」


「あ、あの先輩これを」


そこへ見計らったかのように差し出されたタオルと飲料水(ボトル)

差し出したのは長い黒髪を後ろにまとめている陽子だ。

申し訳なさそうな声と表情をしているのを見たアリステルは

思わず笑みをこぼしそうになったが引き締める。


「ありがとう」


受け取って初めて彼女は自分が思っていた以上に汗をかいていたのに気付く。

ある程度は外骨格の装着者保護機能で気にならない程度に抑えてくれるが

機能以上に熱が入ってしまったか。まだまだです、と自らを戒めながら

タオルで汗を拭き、身体の渇きを潤すようにボトルを傾けた。


「ん、んく、はぁ……」


「……………」


思わずその姿に目を瞠ったのは陽子だけではない。

グラマラスなスタイルの肢体、その白い肌に浮かぶ玉のような汗。

それを散らしながらおしとやかに喉を鳴らして吐息を漏らす美少女。

待機状態の外骨格は殆ど無いも同然の装甲しか展開しておらず、

体のラインが出るアンダースーツがほぼ丸見え。年頃の男女の視線を

否が応でも集めてしまう。学園生徒として特別おかしな格好を

見せているわけではない。種類としては全員その格好をしているのに

彼女にだけ淫靡さを覚える罪悪感と目が離せない艶やかさが

周囲の者達を戸惑わせながら魅了していく。

当人にまるで自覚はないが。


「どうかしましたか?」


「……い、いえ、その……先程はすいませんでした」


同性ながら見惚れてしまった気恥ずかしさか。

この感覚を当人に説明するという羞恥に負けたか。

それらが無かったわけではないが陽子は本当にまずはそれだろうと頭を下げた。


「私一人が感情的になって集団の和を乱してしまいました。

 いかなる叱責や罰、勿論減点も受ける所存です。

 申し訳ありませんでした!」

 

「……そういう配慮はできますのに…」


「え、なんですか?」


「いえ、いいでしょう。とにかく話があります。あちらへ」


アリステルは一番奥の誰も使っていない談話スペースに誘う。

背を向け、先を歩く。その動作・所作だけでも一般庶民には

優雅と感じさせるそれに再度見惚れかけた陽子は慌てて続く。

だから背後のこんなやり取りを聞くことはなかった。


「ああ、そういえば……あの噂の一年坊主、噂以上にとんでもないな」


ようやく我に返った他の生徒達の一人がそんな話題を投げたのだ。

それは直前まで魅了されていたことをどこか気恥ずかしく思い、

雰囲気を変えようとしたものだが、彼の正直な感想でもあった。


「何がよ?」


「休憩なしでずっと外にいるのってあいつだけだぜ。

 しかも輝獣がうようよいるってのに顔色一つ変えやしねえ」


「言われてみれば、確かに。唯我独尊を地で行ってる、なんて

 聞いてたけど度胸があるのか単に呑気なのか」


「肝は据わってるだろ。戦線抜かれた輝獣を平然とした顔で、

 しかも一発で仕留めてたしな。あいつ初参加で落ち着き過ぎだろ」


「帰還者なのは伊達じゃねえ、ってわけか」


「少なくとも胆力と射撃の腕は一年レベルじゃないわね」


「その上ああいう与えられた役割をきちんとこなせる人材って

 下手な高ランク者よりも重宝されるって聞くし……もしかしたら

 数年後には私達の上司にでもなってるかもよ?」


冗談めかして誰がいえば、それは持ち上げ過ぎだろう、と誰かが笑う。

それから二言、三言で自然と話は終わって各々休憩や整備を行い、

次第にこんな会話をしたことさえ忘れるのだった。

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