※18「案内と変態」
俺達は家を出た。
それから何処に向かっているかも定かではなくただ単に普通の散歩をしていた。
しばらくすると、
「そうだ、アヤ兄~町案内してよ!」
ふむ。連華はまだここに来て3日経っていないからな。
「ん。いいだろう」
まず何処に行ったらいいのか…
「おぉ文夏、ちゃおー!」
ん。ほんとに迷うなー何処に行こう…
「…あれ?文夏の後ろにいる子だれ?」
ん?連華が俺の後ろに…いつの間に…
「ねぇーってば!」ドゴォ!
溝に入れられた…
「ぐっ…痛ったいなー何すんだよ!!」
「ごめんごめん。やっと気づいた♪」
「元から気付いてるよ!」
「…アヤ兄、紹介…」
連華が小声で言った
「あぁそうだったな。この人は赤の他人の知らない…」
ゴォォォォ…
なんだ?なんか言ってはいけない気がする…
「初めまして!私は文夏の幼なじみの神之新羅だよ~よろしくね♪」
うん。普通は新羅かわいいのに…
「は、初めまして…私は尚井連華といいます。」
弟は挨拶をしてた。でも離れない…うん。正解だ。そのまま離れるなよ。
「連華ちゃんって何で、こんな人にくっついてるの?お姉さんと危険な遊びでもしない?ハァハァ…」
「…新羅キモイよ…」
やっと主な登場人物が3人www