※16「昼食と手作り」
弟は笑顔で言った。
(やっぱり我が弟の笑顔には耐えられないな…)
~それから1時間後~
「そろそろお昼にする?」
そういうと、弟は返事をした。
「じゃあ降りるか」
「ん」
俺達は降りてリビングに行った。
「あれ?おばちゃんは?」
「おばちゃんは、少し出かけてくるって」
「ほぅ」
「アヤ兄気付いてなかったの?!」
「あぁ、気付いてなかったよ」
勉強に集中してたみたいだ…
「何か適当に作っておいてって言ってたよー」
「そっか」
何作るか…
「何が食べたい?」
「何でもい…アヤ兄の手料理なら」
思ってたより凄い申し出だった。カップ麺はOUTみたい…
にしても俺の手料理な~
何か作れたっけ?あ、うどんは?ゆでるだけだし。いや、待て。ここはあえて、焼き飯というのはどうだ?よし。
「連華。焼き飯、好きか?」
「うん。好きだよ♪」
「じゃあ決まりだな」
俺は早速作り始めた。
卵はあまりかき混ぜず、白身が少し残るぐらいで、フライパンに油をひき、火にかけ熱が通ったら、卵を入れすぐに白飯を投入!
空気を入れる様に混ぜる。
それから、焼き飯の元を入れる。
それから混ぜれば出来上がり!
「連華。出来たよー」
焼き飯の元使ったけど…