地下へ
フジリナです。
いよいよ、終盤に近づいてきました。あと2編か3編で、この長編シリーズは完結です。
僕は、覚悟を決めて、盟主さまとレディ・クラリスを助けるために、意を決して、殺人鬼の男を解放して、地下へと向かった。
地下にはどんなものがあるのか。マシューと、ティムとともに、地下へと向かう。
僕が地下に向かうと、そこはなにかの研究施設みたいなところだったのだ。中はとても入り組んでいて、それかつ、ある部屋に向かうと、2000年代のデスクトップPCがそのままあったのだ。今の子にはわからないとおもうが、あの大きな箱のような、ブラウン管型のデスクトップPCに、フロッピーディスクという、板のようなディスクを入れないといけない大きな箱のような、ディスクを入れる箇所があったのだ。
僕は、そのブラウン管型のデスクトップPCの電源を入れると、
「NO DISC」(ディスクが入っていません)
と書かれていたのだ。
「ディスクはどこかにあるかもしれないな」と僕。
「これは、なんでしょう…。かつてのiMacですか?」と、かつてのガジェットを知る、36歳のマシュー。
「そうかもね。でもさ、これ…。ディスクを見つけないといけないかもな。」
僕は、レディ・クラリスから受け継がれた、空間と物の記憶を読み取る能力を活かして、ディスクのありかを探した。
ディスクのありかを見つけた僕は、フロッピーディスクに書かれていた、「システム・オペレーション」という文字を見かけて、そのフロッピーディスク自体が、この研究施設の本質と、事件の真相に結びつく鍵になるのだと、ゾクゾクしていたのだ。
僕は、ディスクをコンピューターに差し込んでいくと、コンピューターが作動した。
フロッピーディスクに記録されていた、真相というのは…。
アメリカ連邦政府の国防総省が隠蔽せよと、命令した研究施設の使用目的について
この文書はのちに破棄される予定であることを、念頭に置く。
当研究施設は、フリーメイソンの盟主こと、ロバート・マイケル・セシル公爵と、マーガレット・クラリス王女の勢力に反して、独自の宗教的概念において、人間を再教育し、理想とする管理社会を作り上げることを目的とする。
フリーメイソンは、従来のキリスト教とは全く異なる、秘教的なもので、グノーシス主義という異端を擁護するような勢力にほかならない。アメリカ連邦政府においては、この勢力は非常に目障りである。本来のガーディアン精神は、やはりフリーメイソンに毒されていたのかと、我々はそう思い、ケンタッキー州のとある田舎町を使い、住民たちを被験者として、キリスト教的なカルト宗教を使い、ジム・ジョーンズに浸水する神父を協力者として、この実験を行うことにしたのだ。
ロバート・マイケル・セシル公爵が唱える、哲人王計画なぞ、糞食らえだ。彼は、よほどのプラトン主義に取り憑かれた、理想主義者なのか?
我々は、アメリカを解放するために、この研究を続けていくことにする。
1960年4月24日
「でもね、この施設は、CIAのアーカイブによれば、ジム・ジョーンズの自殺後に使われなくなったみたいだね。それで、様々な悪事が露呈されているから、近々、僕達の命令で、取り壊されるみたいだけど…。盟主さまと、おばあちゃんをこのように貶めるなんて、許さない…!もしかすると、使われなくなったと言われてるだけで、研究員が逃げ出して、その首謀者の研究員のリーダーが未だいるかもしれないもんな…。」
僕は、その後も、地下の探索を行うことにしたのだ…。
また、お会いしましょう!




