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魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第二部・王子と世界編

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ゾディアックの謎、さらに深まる

フジリナです。

ゾディアック事件編です。ここからは、長編としてまとめていきたいと思います。それで、ゾディアック事件のことですが、まだ犯人は捕まっていません。被疑者については諸説があります。

 前回までのあらすじ

 僕は、アメリカきっての未解決事件である、ゾディアック事件に関して、定年退職して余生を送っている、ジョン・ホプキンスさんの話を聞いていたのだ。

「当初は、人間の仕業だと思われていました。」とジョン。「手配書を出しても、該当する人物が、データベースにいないというのも、やはり謎でした。」

 普通なら、CIAやNSA、そしてFBIのデータベースにも、普通なら、この手の重大な殺人事件には、必ず、被疑者の名前と顔写真だとか、あとはさまざまな個人情報が載るのだが、ゾディアックの事件には、あまり該当する人物が見当たらないのだ。当時は、DNA鑑定の技術が進んでいなかったため、指紋だとかの解析だとかもあまりできなかったのだ。

「やはりさ、当時の技術だとそんなに進んでいなかったんだな。」と僕。

 そこで、僕が見かけたのは、当時の捜査資料だ。そこに書かれていたのは、予想外のものだったのだ。


 恐るべきものだ。そう、これは人間の仕業ではない。あの正体不明の殺人鬼でもある、ジャック・ザ・リッパーのようなものだ。

 もしかすると、悪魔の仕業なのかも知れないのだ。

 (補足;最近になって、ジャック・ザ・リッパーの正体がわかったのだ。そう、ポーランド人の移民系の理容師、医師であることがわかったのだ。19世紀当時は、理容師と医師が兼任している場合があったのだ。)

 そこに、あったのは、あのケルト十字のそばに、ヘブライ文字か何かが書かれていたのだ。

 ヘブライ文字の解析については、ユダヤ系の捜査官によって解析を依頼したところ、

 旧約聖書の雅歌をもじった、少し逆さまの文字であることがわかったのだ。

 そして


「そこで、捜査資料が途切れている。写真には、ヘブライ文字の数字が刻まれた手の甲の、被害者の写真が見られるな。」と僕。

 これはさすがに、悪魔族の仕業と見て、僕はカンタベリー大聖堂へと向かったのだ。


 カンタベリー大聖堂は、イギリス国教会において、人間に危害を加える、下位や中位の悪魔を討伐して、なおかつその悪魔の遺体を安置するところなのだ。

 カトリックなら、サン・ピエトロ大聖堂で、東方正教会系は、イスタンブールの総本山にあるのだ。かつて、ビザンツ帝国の帝都だった、コンスタンティノープルが、今のイスタンブールだ。

 僕は、イングランドの魔女の里に住む、曾祖母で若くて美しい魔女の、レディ・クラリスを呼んで、正体不明の殺人鬼である、ゾディアックについて、話をした。

「この捜査資料からして、これは中位の悪魔ができることね。」とレディ・クラリス。

「おばあちゃん、これはどういうこと?」

「下位の悪魔であれば、実体化はおろか、人間を依り代にするしか、人語を話すことはできないのよ。」とレディ・クラリス。

「そういうことなのね。」と僕。

「それで、僕は何をすればいいかな。」

 レディ・クラリスは、少し呆れながら僕を見ていたのだ。

「まずは、捜査資料とCIAの影のデータベースを調べていきなさい。」とレディ・クラリス。


 僕は、CIAの影のデータベースを見に、カンタベリー大聖堂から、アメリカのペンシルベニア州のラングレーへと向かったのだ。そこにある、データベースでは、信じがたいものが書かれていたのだ。

(続く)

またお会いしましょう!

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