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魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第二部・王子と世界編

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ゴールドラッシュの成れの果てに

フジリナです。

今日のお話は、アメリカ史ではとても有名な、ゴールドラッシュについてです。

 僕は、19世紀に一時的に爆発的に大流行した、ゴールドラッシュについて、調査を行うことにしたのだ。アメリカの何処かに金鉱脈があって、その金鉱脈をうまく引き当てた者たちは、莫大な富を手に入れることができたのだ。

 ところが、その金鉱脈でラッキーを得た人たちの子孫は、僕は知らないのだ。

 人々を狂わせた、ゴールドラッシュというのを、調査しに行ったのだ。


 なんと、僕の故郷であるカリフォルニアにて、ゴールドラッシュが盛んに行われたという歴史があったのだ。というのも、どこかの川で、砂金が取れたという、なんともどこでもあるような、現象が肥大化したというのと、ちょうど19世紀アメリカということで、西部開拓時代という時代背景だったのだ。19世紀アメリカの西部開拓時代をよく描いているのは、僕の父方の祖母がよく読んでいる、ローラ・インガルス・ワイルダーさんの著書の「大草原の小さな家」シリーズだ。

 大草原の小さな家では、白人入植者と、ネイティブアメリカンとの確執が描かれ、以下にしてコロンブス以降に、ネイティブアメリカンの人たちが、どんどんと故郷を追いやられてしまったかがわかるのだ。

 そう、ゴールドラッシュというのは、悲しい歴史でもあるのだ。


 僕は、ふたたび川に入ることに。すると、

「お兄ちゃん!何してるんだい!?」と、地元のおじさんがやってきた。

「あ、ごめんなさい!」と僕。

「あ〜!あんた、アルバート・マイケルさんのお孫さんじゃないか!」

 そう、僕の祖父のアルバート・マイケルは、上院議員だ。それゆえに、地元ではちょっとした有名人だ。

「そうです!いつも祖父がお世話になってます。――おじさん、どうしました?」

「これはこっちのセリフだよ!」

「――ええっと、ゴールドラッシュの調査で、砂金が採れるかなって」

「砂金なんか採れないよ。もうさ、オレの曾祖父さんの代で取り尽くされたって聞いたよ」

「そうだったんですか。なるほど…。ごめんなさい。」

「あと、この川は、結構細菌感染とか起こしやすいから気を付けて!」

 アメリカでは、川というのは結構汚くて、日本ほど下水道の処理の整備が進んでいないため、細菌感染を起こしやすいとか。

 なので、傷口があるときは、川遊びはダメみたいだ。

 僕は、一度川に入ったため、お風呂に入ることに。


 ゴールドラッシュの調査でわかったのは、日本の石川県の金沢と同じものだが、それが当時重工業化が進んで、なおかつ西部開拓が盛んだったことから、砂金ごときで、大騒ぎをしていただけということがわかったというのが、僕の見解なのだ。

 というのも、地元のおじさんによると、かつて人々を狂わせていた、砂金はもう取り尽くされていたとされているのだが、僕が再び地元の、郊外の川へと向かうと、少しばかり輝くものが。

「砂金っぽいな。…ハハ、まさか。こんなちいさい金ごときで、大騒ぎするだなんて、やはり人間の性というのは、脆いものなんだねぇ…。」と僕。

「金の密輸だとかはするものじゃないよ。これは、あとで自然に返しておこうか。」

 砂金の粒は、川に返して、あとで金沢の金細工のお土産を眺めようと、砂金の粒があった、川を立ち去るときに、そう思えたのだった。

またお会いしましょう!

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