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魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第二部・王子と世界編

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57/75

哲人王子の執行

フジリナです。

みなさん、お待ちかねのスカッとストーリーをあげました。ぜひ、御覧ください。

 僕はこの日、哲人王子の正装に着替えた。

 黒のスーツに、黒の革靴、儀式用エプロン、そして白の手袋姿。まさしく、王子の姿としてふさわしい装いだ。今回、執行するのは、不正に手に入れた財産を持ち続ける、セレブ夫人だ。

「ホーッホッホッホ!!指輪も、象牙も、そして最高級ワインもわたしのものよ!」

 と、セレブ夫人は高をくくっていた。僕が正装姿でいて、覗き見をしていることを、彼女はまだ知らないのだ。

 僕はセレブ夫人の住む、高級タワーマンションの玄関を開けた。

 なにせ、僕はCIA副長官、ニューヨーク中央銀行の総裁を兼ねていて、不正に手に入れた財産を持つセレブ夫人なぞ、取り締まるべき対象なのだ。

 なぜ彼女を取り締まろうとしたのかと言うと、CIAのデータベースに、彼女の不正に手に入れた財産のほとんどが、象牙というワシントン条約違反の取引物であるのと、あとは、麻薬や、アメリカでは事実上の合法化されているオンラインカジノで儲けたものだ。(ただ、日本だとオンラインカジノは厳禁である)

「では、彼女に死の宣告をするために、突撃をする。ではいいかね?」と僕は王子らしく、側近に命令した。

「御意にございます、王子殿下」


 そして、僕が来ると、女は顔面蒼白になった。

「お会いできて光栄です、御婦人。こんにちは。我らはフリーメイソン。真理と秩序を司る王国である。」と僕。

「今回、貴方の不正に得た財産を、我らの管理下へと回収しに参りました。では、執行いたします。―――ミスター・ターキー。差し押さえを。」

「はい」

 ターキー氏は、僕の友人の一人で、ニューヨーク州の税務署のベテラン取締官だ。

「では、差し押さえを開始いたします」

「やめて!これは私の大切なものなのよ!」

「いいえ。大切なものとは言えども、上手に手放すことも、貴方には必要なものですから。」

 やがて、見つかったのは、1000万ドルぐらいの現金。日本円にして、15億円の単位だ。

「それぐらい隠しているということは、マネーロンダリングも疑われますね。マネーロンダリングの記録がないかも、私の方で調査いたします。」と僕。

 すると、タブレットで調べると、あの女の口座の履歴には、使用用途不明の現金の引き出しが。

「すみません。これ、何でしょうか?」と僕は尋ねた。

「これは…交際費よ!?ラスベガスで遊んだのよ!?ただそれだけ聞くだなんて!?」

「いいえ。これは、詳細な調査の結果、明らかになったのは、あなたが不正に得たお金を、メキシコの犯罪組織に流していたことがわかったのです。さあ、脱税だけではなく、マネーロンダリングの調査にご協力をお願いします。」と僕は彼女に非情な宣告をする。

「なんでよおおおおお!!」と女は崩れ落ちてしまった。


 詳細な家宅捜索の結果、彼女は象牙の不正取引だけではなく、数多くの犯罪に加担していることが判明したのだ。それは、マリファナやコカインと言った麻薬の取引、そして希少価値の高い宝石の密輸などの、数多くの前科があり、ターキー氏は、

「これは、ニューヨーク市警の捜査官の出番だし、あとはCIAの管轄だもんな。だが、税務署も協力するからね」と完全協力することに。

 その後、女には厳しい処罰がくだされたのだった。

また、お会いしましょう。

ぜひ、ブクマとコメントをお願いします。

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