影の司祭の陰謀
フジリナです。
いよいよ敵が来ました。そう、宿敵です。それで、彼の正体やいかに。
僕は、とある経済の国際会議に呼ばれたのだが、その運営スタッフの動きが怪しかったのだ。
打ち合わせの際に、ニューヨークのグランドロッジの会議室で、運営スタッフと話をしていたのだ。
「ロバートさま。ぜひとも、この会議でスピーチを読み上げてもらい、世界を変えてください」と運営スタッフの女性。
明らかに怪しい。あまり実績もないし、若くてただの盟主さまの操り人形であるのに、いきなりスピーチをしろと言われても困るのだ。
「僕は、あまり世界を変えるだなんて言う、誇大妄想じみたものは嫌いです。その話はすぐに白紙に戻してください」
あまりに参加したくないと思ったのか、すぐに話を終わらせようとした。しかし、
「いいえ、ロバートさまじゃないと、この会議は成り立たないんですよ」と意外としつこかったのだ。
「そうです。なにせ、中央銀行とCIA副長官を兼ねていますから、その言葉は箴言に値しますから」
箴言に値するだなんて、ふざけているにもほどがある。散々若者を利用しているくせに、何が言いたいんだ、この人たちは。
「箴言だなんて、若者を神格化して、何か良からぬことでも考えているでしょう!若者を利用して、なにか見返りとか考えてますよね?」
「滅相もないです、ロバートさま。では、会議の会場へと行きましょう。」
レセプション会場へと向かった僕。レセプション会場では、各国の要人やエリートたちが集まって、豪華なパーティーを開いていたのだ。しかし、明らかに僕の方を向いて、なにか良からぬ話をしていたのだ。
「おお、被検体が来たぞ」
「新たな被検体だ。これは、哲人王子というちょうどいい被検体が」
被検体。やはり、人体実験を考えているということなのか…!?
「スピーチをしようと思いましたが、やはり、倫理的に問題があるため、辞退いたします!」僕は勇気を出して、その場を立ち去ろうとしていたが、僕は落とし穴にハマって、地下へと落ちてしまった。
目を覚ますと、そこは研究所だった。研究所には、
「R.Nakamura計画のすべて」という論文があったのだ。研究所には、コールドスリープマシーンもあり、コールドスリープマシーンには、最新のコンピュータもあったのだ。そこを抜けると、そこは地下神殿だったのだ。
「よくきてくれた、ロバート・マイケル・ナカムラ」と男の声がした。
その男は、地下神殿の玉座に座り、余裕そうに僕を見下していたのだ。
「レセプションパーティーは、あくまでもお前を釣るための罠なのだ。まんまと引っかかったな!ハッハッハッハッ!!」
「お前は、誰だ…?」と僕。
「私は影の司祭。この世界の王座を狙う、背徳の王だ!盟主はどこだ?」
影の司祭は、黒のキリスト教の法衣と、マントを羽織り、仮面をしている男だ。
「盟主さまなら…」と僕が言おうとすると、盟主さまが来たことを知らせる、チリンという鈴の音が。
「アルフレッド・ヴォーン。お前は、私のかつての盟友だった。なぜ、裏切ったのか?」
「セシルよ、会いたかったぞ!さあ、私にひれ伏せ!清らかな心を持つロバートを、黒の王として、捧げるのだ!!」
「盟主さま!!」
果たして、どうなるのか?続く。
またお会いしましょう。
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