アメリカでの警報
フジリナです。
今回のお話は、アメリカのあるある話を載せました。
ぜひとも、ご参考に。
なにかと先進国の中で、一番治安の悪いアメリカ。殺人やケンカが何より多い、超無法地帯。
僕は、ニューヨークのグランドロッジの中で、パトカーのサイレンの音が何度も響いて、日本よりかは、めちゃくちゃ治安が悪いことを噛み締めたのだ。
そんなある日の夜。
僕が盟主さまとともに眠っていると、スマホからけたたましいサイレンが鳴ったのだ。日本だと、深夜のスマホのサイレンと言えば、緊急地震速報で、その後に大きな地震が襲ってくるというものだが、アメリカだと、アンバーアラートという、子どもが誘拐されたことを知らせて、子どもを助けるために呼びかけるアラート(名前の由来は、実際に被害に遭った子どもの名前だそう)、そして凶悪犯が逃げたのと、警察官が襲われたことを知らせる、ブルーアラート(パブリック・セーフティアラート)というシステムが整っているのだ。
また、現在地付近で凶悪犯の逃走事案が発生したら、自宅待機せよというのが、鉄則なのである。
それは、やはりアンバーアラートだった。
「5歳の男の子が誘拐されたんだな。」と僕。
「えーっと、犯人の車種は…T社で、青色、ナンバープレートは…。」
日本は、犯罪に関するアラートは、比較的治安が良いため、普及していないものの、僕は街なかで犯人の車種を見かけたら、まず警察に通報しようと思ったのだ。
僕は日系人であるため、アンバーアラートが鳴ったら、絶対に外に出ないで、身の安全を確保したくなるのだ。しかし、周りは至って平気だ。
「アンバーアラートが出されても、大人は平気よ」と街の人は言う。なんて無関心なんだ。
そして、僕は念の為モバイルバッテリーを持って、散歩に出たのだ。すると…。
「あ!この車か!?」と僕。
僕はすぐに警察に通報して、通りの名前と、車種などを説明したのだ。
すると、子どもはすぐに保護されて、両親のもとに帰っていったのだ。
しかし、アンバーアラートよりも更にたちの悪いものがある。
それは、ブルーアラートと呼ばれる、凶悪事件発生情報。更に散歩をしていると、ブルーアラートが。
ビー!ビー!ビー!
「現在地付近で、凶悪事件が発生しました。すみやかに屋内に避難し、身の安全を確保してください」
「こりゃ困ったな!よし、近くのカフェに避難しよう!」
僕はカフェに避難して、そこで待機をした。すでに多くの市民が避難していて、イエローキャブで慌てて帰る人もいたのだ。
「ガラスから離れて!」と僕は呼びかけた。「銃弾が飛ぶから!」
僕はそのまま、じっとこらえた。スマホが鳴ると、盟主さまから電話が来たのだ。
「もしもし、盟主さま?」
――無事か、ロバート?いまどこにいるんだ?
「今ね、ニューヨークグランドロッジ近くのカフェにいるんだ。」と僕。
――早く帰ってきなさい。隣りにいるんだろ?
「うん」
僕は、ちょうどビルの中のカフェにいたので、そこから地下街に出て、地下からニューヨークグランドロッジへと帰っていったのだ。
「外に出ないほうがいいかもね。」と僕。
「無事に帰ってこれてよかった。」と安堵する盟主さま。
「そうだね。」
くれぐれも、アメリカに渡航するときはお気をつけて。
では、またお会いしましょう。
ブクマとコメントをよろしくお願いします。




