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魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第二部・王子と世界編

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占い師のうそ

フジリナです。

以前は、テロ事件だとか、本格的な陰謀モノにしたのですが、原点回帰したつもりで、ちょっぴり不思議な日常に戻っていきました。

 僕は、エマニュエル・ハロルドさんが、いつもとちがう様子でいたのだ。どうやら、占い師に夢中になっているらしい。よく見る、「高い壺を買えば、運気が上がる」という、嘘っぱちなことを平気で言う、詐欺師まがいの占い師だ。

「ねえ、どうしたの、エマニュエル?さっきから様子がおかしいよ?」と僕は、ハロルドさんに言う。

「金の亀の置物を置けば、運気が上がると言いました!!」

(ああ、この人はもう既にイッちゃってる…。)僕はとても呆れてしまったのだ。

「あと、他になんか言われた?」と僕。

「黄色いものが、頭部にあれば、金運が上がるのと、ほっぺたにほくろを書いておけば、恋愛運が上がると言いました!!」

 なんじゃそりゃ。頬にほくろ…しかも、毛をつけるなんてさ、どこのまがい物だよ。しかも、頭部に黄色いものと言えば、黄色いヘアピンをつけているし!

「ねえ、この占い師の発言は嘘だと思うよ?いい加減にしなよ。」と僕。


 占い師の発言は、更にエスカレート。

「歌手の当落の結果に当たるように、港でヨガを行います!!」とおかしなことを大真面目で言う、エマニュエル。

「港でヨガだなんて…。どこの意識高い系だよ?」

 しかも、コンテナの上で行えと、占い師はそう主張したのだ。まるっきし、言っていることがめちゃくちゃ。エマニュエルが、歌手の当落が当たるように、ニューヨーク港のコンテナの上でヨガをやろうとしたら、警察官に連れ戻されるという始末。

「危険行為をやってはダメですよ!」と警察官。

「あのさ…。そろそろ、危ないことはやめ…」

 すると、変な願掛け??の効果が現れたのか(それとも作為的なのかわからないが)、エマニュエルの推している歌手の当落が当たったのだ!

「当落が当たりました!ロバートさま!!やはり、この占い師は当たります!!」

 なぜかわからないけれど、エリートな割には、そう盟主さまの洗脳術や、あらゆる暗示にかかりやすいのが、エマニュエル・ハロルドという男である。

「ねえ、よく考えてみて。」と僕は真実を告げた。「あの占い師さ、CIAのデータベースによると、詐欺の被害を訴える人が、多発していて、その多くが高齢者なのと、若い女性みたいよ?」

 この占い師は、占い系番組に多く出演していて、テレビタレントの未来をあたかも知っているかのように、「この占い師はよく当たる!」と適当なことを言っているくせに、誇大広告をしておいて、それで多くの利用者から、お金を取っているのだ。

「あのね、エマニュエルさん。占い師は、お金を払って使うものだし、世間からの笑いものにされるような、真似を指示させるのは、どこから見ても詐欺だよ。それと、この金の亀さ、いくらぐらいした?」

 この金の亀だが、現実的に考えると、固定資産税の対象となりかねない。

「1000ドルぐらいしました。」

 現在の日本円ルートだと、15万円だ。十分ぶんどられてるじゃないか!!

「これさ、買取業者に買い取ってもらいましょう。そうすれば、お金はある程度戻ってくるはずです。」


 その、金の亀だが、占い師いわく、「純金で、有名な金職人が作った」と主張されているが、

「これ、メッキですね。なら、5000円で買い取ってもらいましょう」となり、もとを取ることができなかったのだ…。

では、ブクマとコメント、よろしくお願いします。

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