表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第二部・王子と世界編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/76

ロッジの地下に向かう

フジリナです。

少しだるかったのですが、なんとか、原稿を書き上げていきました。

ぜひ、お楽しみください。

 僕は、いつも思っていたのだが、立入禁止のロッジの地下に、何かあるんじゃないかと思い、早速入ってみることに。というのも、巷では、「イルミナティ」と関連して、悪魔崇拝の団体として、世界征服を狙っているという都市伝説があるのだ。その秘密の領域には、何があるというのか。

 世界各地のフリーメイソン会員は、

「世界征服は狙っていない」

「とんでもない。わたしたちは、博愛団体だ」

 と否認している。

 否認はほぼ認めているということだ。やはり、ただの博愛団体なのなら、「神の存在を認める」という条件はあまりにおかしい。

 僕は、もしかすると…と思い、地下の探検を行うことにしたのだ。


 その地下なのだが、本棚がたくさんあり、そこには、世界の真実らしきものが書かれていた本があったのだ。

「この本は何?」と僕。


 僕が見た本は、関東大震災や江戸時代以前の日本の地震の歴史が詰まっていたのだ。東日本大震災の詳細な記録や、元禄地震の前の地震は、やはり、東日本大震災のマグニチュード9.0より大きな地震が起きていたのがわかったのだ。

「地震が多いんだよな、日本って」と僕。

 関東大震災といえば、僕の曽祖父の伝次郎さんが、妻の真知子さんを亡くした出来事でもある。東京より離れた人の証言によれば、

「東京の方が、火の海になっているのを見た」

 という証言だ。

 また、平安時代にも大きな地震が相次いでいたのだ。鴨長明が記録した地震のみならず、平安時代の前期には、東日本大震災と同程度の大きな揺れが襲っていたのと、南海トラフ地震が起きていたという記録があったのだ。

 南海トラフ地震は、いつ起こるかはわからない。

 また、伝次郎さんの日記によれば、関東大震災のみならず、新潟地震も記録されていたのだ。

「新潟の方から、強い揺れが来た。妻の令子と、寛治(ロバートの大叔父)に『机の下に潜れ!』と言い、また、関東大震災で真知子を亡くした覚えから、『火を消せ!!』と強く叫んだ。」


 そりゃそうだ。火事の遠因になったのは、調理中の火からだったのだ。


 さらに、さらなる真実が。

「地球には裏世界がある」

 裏世界?あの地球空洞説のことか?地球空洞説というのは、あまりにも荒唐無稽すぎる。北極のあたりに、穴があるという、噂なのだが、それはあまりに現実離れしている。

「それはやはり、嘘っぽいんじゃ?神様の世界が住んでいるとか、そんなのはないでしょ。」

 そう、学校で習ったのは、地球の地下には、マントルがあり、それで、地震活動が起きて、火山活動がある。そうじゃなければ、地震活動とか、火山活動ができるわけがない。

「ロバート」

 と、つややかな声がした。

「盟主さま!?」

「たしかに、火山活動や地震活動ができるわけがない。それは常識だろう。しかし…。これは、大森房吉だとかが、作り上げた科学的知見に基づく、常識だろう。」

「非科学的なものを信じろと!?」

「そういうわけではない。常識を疑えって言いたかったのだ。」


 常識を疑え。その言葉が刺さったのだ。しかし…。あまりに非科学的なものを信じろというのは、現代の知見とは合わないのでは?

「そうじゃないのだ。常識を常に疑い、自分の頭で考えなさいということだ。たとえ、非科学的なもの、科学的知見に基づくものでさえもな。」

 要は、科学的知見に基づくものでも、SNS上の不確かな情報でも、両方疑えということか。

いかがでしたか。

ブクマとコメントをよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ