哲人王子の稽古
フジリナです。
今日のお話は、哲人王子のお稽古をサボっては、逃げるお話です。お楽しみに。
僕には、哲人王の稽古が嫌いな理由がある。
それは、盟主さまが、哲人王子の稽古をするたびに、厳格な経典やあとは質疑応答形式の授業を行うものの、その内容が、とてもつまらなすぎるので、絶好の抜け出す機会になれるので、ロッジから出て、コーヒースタンドや、あとはチェルシーマーケットで遊ぶことにするのだ。
コーヒースタンドに向かい、僕はパソコンをいじり、スマホで注文をした。
「てりやきチキンにしようか。」と僕。僕はふざけて、「ぷりじゅむ☆ぱぴぃ♡」にしようとしたが、AIを使って検証してみたところ、AI自身がツボってしまったため、やめることに。
「ぷりじゅむ☆ぱぴぃ♡なんてさ、店員さんが見たら、吹き出してしまいそうだよ。」と僕。
実際にやってみる(シュミレーション)と、店員さんが爆笑して、飲み物を飲んでいる人が吹き出してしまった…。ごめんなさい。
「それでさ、本当に嫌なんだけど」と僕。
すると、スマホでの「親が確認するアプリ」の盟主版の盟主さまが、見たのかわからないが、僕のもとにやってきたのだ。
「ロバート。てりやきチキンという名前で、お名前を出したのかい?全く持って愉快だね、フフフ…」
「盟主さま!!なんでわかったんですか!!??」
僕は驚いてしまった…。
「さあ、お仕置きだぞ、ロバート」
コーヒースタンドから、あえなくして連れ戻されてしまった僕だった…。
次は、チェルシーマーケットのタコス専門店だ。タコスと言えば、僕の故郷のサンフランシスコを想起する、思い出の品だ。
「じゃあ、昼めしの後は、思いっきり遊ぼうか。」と僕。「チェルシーマーケットで遊べる場所はないかな。」
お店の前で並んでいて、スマホでオーダーをすると、タコスの注文が届いたビーコンの音がした。
「スマホでのオーダー、ありがとうございます〜!」
僕は待っている間、スマホで小説の続きを書いていた。
「もうさ、盟主さまの目的が、お仕置きと称して、遊んでいるんだろ!」と僕は呟く。なにせ、お仕置きをしている様子の、盟主さまは少し楽しそうなのだ。そこまで過激ではないが、うれしそうなのは、完全に好きな子にあえて意地悪しちゃう男の子みたいなものだ。
「もうさ…。いい加減にしてくれよ、盟主さま」
すると、冷たい手が僕の肩に触れた。その手は、黒いレースの手袋に包まれた美しい手だったのだ。
「ロバート。こんなところで遊んでいたのか。フフフ…。お仕置きを増倍してやろう…。」
ロッジに連れ戻されてしまった僕は、お仕置きをされることに。お仕置きというのは、外出禁止、そしてお菓子抜きなのもあるし、なによりも、盟主さまとのスキンシップが増えたのだ。
「ロバート。」と盟主さまは僕の肩に身を寄せた。「フフフ…なんで、逃げ出したのかな?」
「だって、哲人王子のお稽古、あまりにつまらないもの。少しだけ面白いことをしたら、いいのかなって思ってしまって」僕は恥ずかしそうに、身を縮こまらせた。
「そうか、ロバート。お前は、なんて初々しいのだ…。」と盟主さま。盟主様のいる世界では、どれだけ欲深い人間が多かったのだろうか。
改めて、盟主さまが孤独であるかがわかったのだ。
いかがでしたか?
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