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魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第一部・2025年、王子の立志編

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ゆっくりホラーを見る(2025年12月、年末スペシャル)

フジリナです。

意味がわかると怖い話系というのを、まじょてつシリーズで、年末スペシャルということで、やっていきたいと思います。


 年末スペシャルということで、僕たちは、ゆっくりホラーを、配信プラットフォームで見ることにしたのだ。

 その内容は、グロテスク要素が比較的なさそうなホラーで、いわば悪夢を介して、取り憑いてきた悪魔を退治する話である。僕は、主人公が出勤する日に限って、悪夢を介して、取り付いてくる悪魔を見て、平社員として働いていた頃を思い出すのだ。

 テレビに映る主人公は、都会で暮らすサラリーマンで、悪魔が取り付いた体で、はあ…とため息を付きながら、電車に乗っていく。

「おい、まだ働くんかよ?!てめえ!!お金をバンバン儲けようぜ!」と心のなかで囁いてくる悪魔。

「だから言ったじゃん!!真面目に働いて、それで家族に仕送りを送るんだから。」と平社員の男主人公。

 男主人公は、満員電車の中で揺られながら、悪魔と対話するが、独り言を言っているので、よほど仕事が辛くなって、精神を病んでいるのかと、電車に乗っている通勤客が思っていたのだ。

「やはりさ、仕事が辛くなるのって、こういうことだよね」と僕。

「たしかに。それは、明るく振る舞えというわけではない。内向的なのに、外向的に明るく振る舞えというのは、非常に精神を殺すことになりかねないのだ。」と盟主さま。

 ちなみに、この男主人公は、ブラック企業に努めていて、「会社に奉仕し、滅私奉公こそが美徳」という、極端な、旧日本軍の残滓があるところにいたのだ。で、そのブラック企業の営業マンとして働いているが、あまりに月月火水木金金みたいな社風は、次第に男主人公が適応できないことに、周囲の同僚や上司は、彼を見下すようになるのだ。

「あなたはこういうことしかできないの!?」

「営業ノルマの達成率は、あと59%だ!どうして100%までやりきれないんだ!?」

「おまえは、本当にこういうことしかできないのだから、いつやめてもいいんだぞ、ハハハハハ!!」

 上司は、その割にはゴルフに行くのが趣味で、ゴルフでご機嫌取りをしては、パワハラをしているのだ。

 その結果、主人公は…となるのだが、実際に悪魔に取り憑かれていたのは、目先の欲望に取り憑かれ、魂を売らざるを得なかった、同僚と上司だったのだ。

 それがわかるシーンは、同僚や上司は、毎回ゲーム課金や海外旅行、そしてカジノ通いをしているシーンがあり、カジノに当たらないと、怒鳴り散らしたり、ATMや通帳を見て、残額でイライラしたり、あとはクレジットカードの後払いの督促状が来ていたりと、その末路が見えてきているのだ。

「…意味がわかると怖い話系だよな。」と僕。

「まったくそのとおりだな。」と盟主。

「人の欲望は尽きないが、お金だけは尽きるものですね。」とハロルド。

 その後の男主人公はどうなったかと言うと、病的な環境から抜け出して、転職をして理解のあるところで働き始めたそうだ。


 …


「意味がわかると怖い話系というの、面白いよな。これ、年末スペシャルで、連続でお話を載せたい気がするな。」と僕。

「そうか。じゃあ、また話しておくれ。」と盟主。

 実際に、この配信プラットフォームで配信された、この意味がわかると怖い話系の映画は、レビューではかなり高評価みたいだ。

「やはり、現代社会の問題が見えてくるみたいだね。」

いかがでしたか?また後ほど、お会いしましょう!

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