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魔女と哲人王子  作者: フジリナ


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スマホゲームイベ風のストーリー?

フジリナです。

建具が倒れて不具合を起こして、一悶着を起こしても、書き上げることができました。

偶然であってほしい…。

2025年8月19日

 僕は、スマホゲームのイベント風の物語である、「美術館の展覧会を守れ」というのを、書き出した。

かねてから、父方のいとこのリチャードが、スマホゲーム風のイベントを、楽しんで、それを手帳の予定にわざわざ入れていたのを見て、僕はいいなと思ったのだ。

「じゃあ、これでやってみる。」


 メトロポリタン美術館、時刻は21:00。3人のメイソンたちが、集っている。

盟主:「ナショナル・ギャラリーで、吸血鬼と契約している魔術師が、展覧会を荒らしているようだ。それで、君に守ってほしいことがあるんだよ。そう、彼ら―――クリーチャーたちを守れと。」

ロバート:「クリーチャーですか?そんな。」

盟主:「クリーチャーたちを、この世の邪悪から護りなさい、ロバート。」

レディ・クラリス:「あと、吸血鬼は、もとから人間だったのがなっていて、しかも彼らは純血種ではないとのこと。純血種なら、太陽の光も克服しているはずね。」

盟主:「ならば、行こう。討伐へ。」


 クエスト1

 ロバートたちは、次々と襲いかかってくる敵たちを払い除けた。

 ロバートは、炎の魔法で吸血鬼を追い払い、レディ・クラリスは、氷の魔法で、凍らせる。そして、盟主は「真理の太陽」という光を、吸血鬼に当てたのだ…。

 悲鳴を上げる吸血鬼たち。もとは人間だったのかも知れないが、邪悪な魔術師によって、吸血鬼化されてしまって、それで道具にされて食い物にされる…。そんな事があるものか。


盟主:「どうやら、絵画のクリーチャーたちも、被害にあっているようだね。――話を聞いてみるか。」

 盟主は、絵画の中の美少女に声を掛ける。

美少女:「あたしは、ただ、ここで安心して暮らせる場所だったの。けれど、にこやかに美術品を見ていただけなのに、大人も、子どもも、みんな吸血鬼にされてしまって、私、こんなところが、本当に自分の住処なのって、思ってしまって…。」

ロバート:「大丈夫ですよ、お嬢さん。――わたしが護りますから。」

美少女:「本当に?」

ロバート:「うん」

 隣りにいる、紳士と老人が話しかけた。

紳士:「この青年は極めて優しい男で、信頼できる。そして、この世界の汚れを浄化できる存在でもある…。」

老人:「こんなに聡明な男は見たことがない。はたまた、そんなにあろうことか、王の素質まである。」

盟主:「私の後継者なのですから」

ロバート:「おじいさん、約束しますから」


 クエスト2

 最終より直前の、邪悪な魔術師の手下との戦い

 盟主は、「真理のいかずち」で、手下たちを余裕で、討伐し、ロバートは、覚えたての炎のボムを操り、連弾で倒す。

 邪悪な魔術師たちの、悪の雷の魔法もあったが、ロバートの炎との相性がいい、「大地の轟」で雷を倒す。

 また、氷の魔法のみならず、レディ・クラリスは、雪魔法で凍らせることもできたのだ。


 クエスト3

 会話イベント。

盟主:「あろうことか、お前、裏切り者だな。」

邪悪な魔術師:「この世に真理と秩序はいらない。そう、欺瞞と混沌のみが、この世の全てなのだ。」

盟主:「それは神に反する道ではないかね?」

邪悪な魔術師:「マスターメイソンと、その兄弟よ。しからば、お前たちを消してやる―――!!」

 クエストが始まった。

 盟主は、惑星のピンボールという魔法で、邪悪な魔術師をこてんぱんにする。しかし、諦めきれずに反撃。悪の花びらという毒魔法を使ったが、すぐに、ロバートの炎の魔法で打ち消されてしまう。

 そして、レディ・クラリスの「新たなる花」というので、金の花びらが出て、光が放たれた。

邪悪な魔術師:「うっ、世界支配の計画…がっ…」


 エンディング…。

 晴れ渡る朝の空。3人のメイソンが、ニューヨークのグランドロッジで朝を迎えた。

盟主:「あの男は実は、世界平和のために魔術を研究してたのだが、それが、現実の重圧に耐えきれなくなって、欲望に忠実であった結果、吸血鬼術で、隷属化させて、支配させるしかなかった。あまりにお粗末だな。」

ロバート:「やはり、世界平和もいいのですが、大義を間違えると、あんな感じになってしまうなんて。」

レディ・クラリス:「あまりにお粗末だわ。じゃあ、朝ごはんにしましょ。」

 こうして、3人は、朝ごはんに。


 僕は出来上がったストーリーに、あまり自信がなかったが、なんとか書き上げることができたのだった。

いかがでしたか?

お話、次回も更新します。またね。

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