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魔女と哲人王子  作者: フジリナ


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夏のランニング

フジリナです。この作品を手にとって、何がウソで、何が本当なのかがわからない世の中を通して、先行きが見通せない世の中を観察し、その本質を探っていただけると幸いです。

2025年8月10日

 この日、僕のもとにスマートウォッチが届いた。ニューヨークグランドロッジの玄関の前に、荷物が置かれて、スマートウォッチが入っている荷物を受け取ったのだ。

「よし、荷物を受け取ったから、これで、なんとかやろう」と僕。僕は、荷物を受け取った後に、開けてみて、スマートウォッチを起動させて、チュートリアルを終えた後に、僕はスマートウォッチを使い始めることに。

 

 なんとか、ニューヨークのグランドロッジから抜け出して、ランニングをして、自由を得ようとした。まだ暑いので、夕方にセントラルパークの方へと、走っていって、汗を流していく。

 すると、スマートウォッチからチリンと鈴の音がしたのだ。

「ロバートよ!」と声を発したのは、なんと、スマートウォッチから盟主様のお顔が!「これこそ、真理と契約したうえ、このスマートウォッチは真理の腕輪となった!さあさ、早く、ランニングをスローペースで行い、私の指示に従え!真理からは逃れられない!私と君は一体なのだ!」

 スマートウォッチの画面に現れて、もはや、運命なのかと思ってしまったのだ…。

「はあ…はあ…」と僕は、中肉中背の文化系体型なので、周りにいる、スポーツ用のタンクトップと、あとは、ランニングウエアを身に着けた人たちが身軽にランニングをしていたのだ。

「もうさ、息が上がるんだけど…」と僕。僕はあまり走る習慣がないため、もうそこでギブアップ寸前なのだ。

「やっば」

 暑さもあり、なおかつあまりランニングの習慣がない上、ランニング上級者から笑われるんじゃないかと、心配になってしまったのだ。

「これで…」と僕。すると、スマートウォッチから声がしたのだ。盟主さまだ。

「姿勢が乱れてるぞ、ロバート!さあ、足を上げろ、よちよち歩きなのを、そのまま走っているだけなのだ!さあさあ!」

 いくらか走ると、僕はすぐに、グラウンドロッジのシャワールームに向かい、ミネラルウォーターをがぶ飲みすることに。ミネラルウォーターといえども、飲水があるとやはり助かるのだ。暑い中走るのは、まさに砂漠の中で、歩くのと同じだ。

「さあ、じゃあ。この呪いのスマートウォッチさ、お祓いするか…。」と僕はそう言うと、お水でお清めをした上で、大幣の代わりに、木の棒とたくさんのヒモで、即興の大幣を作り、お祓い。

 しかし。

「いいとも、いいとも。パワーアップしたぞ、ロバート!」人を食った笑顔で、スマートウォッチの盟主様は言う。「さあさあ。シャワールームから出たら、真理の探究の時間だぞ!」

「ああ…。」

 すると、エアコンの中のグランドロッジの居住スペースは、とても涼しくて、ちょうどスポーツドリンクの差し入れがあったので、スポーツドリンクを飲んでいったのだった。


夏のランニングは、熱中症対策をして、どうしても暑すぎる場合は、ムリをしないで、屋内で静かに過ごしてください。近年は、暑さが倍増してきて、ランニングどころじゃないですね。

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